ハリケーン・サンディが選挙に及ぼす影響

現在、中部大西洋岸に向けて北部に進んでいるらしいハリケーン・サンディが、選挙に何らかの影響を及ぼすのではないかと懸念されている。カリブ海で少なくとも65人が死亡し、現在、9州とワシントンDCに緊急避難宣告が出ている。この大型のハリケーンは11月6日の投票日にも影響が出る可能性がある。既に、ジョー・バイデン副大統領とロムニー氏は、バージニィアでの週末のキャンペーンを中止した。また、オバマ・ロムニー両氏は、慎重なスケジュール調整の必要性に迫られている。

被害状況によっては、6日に投票できない有権者が出る可能性が懸念されている。停電などの問題で、投票会場で電子投票機などコンピューターを使用する場所で大きな問題が生じる。被害地域では、家族の安全が第一になるため投票どころではなくなる場合もある。28日の『ワシントン・ポスト』によると、連邦当局は、バージニィアからニューイングランド、更にアメリカ北海岸など広大な区域および人口密度の高い地域で洪水と台風による被害を予測している。

オバマ氏の選挙キャンペーンは、早めの投票を組織的に呼びかけているため、既に投票した有権者数は、ロムニー氏に投票を済ませた有権者数より多いと言われている。ワシントン・ポストとABCニュースの追跡調査によると、オバマ氏の支持者で早期投票を予定または既に投票した率は55%で、ロムニー氏の42%をリードしている。6日の投票日に投票する率は、ロムニー支持者の方が多く54%、一方、オバマ支持者は44%である。しかし、週末のみ早期投票が可能なフロリダなどで、早めの投票を予定していた有権者の交通に影響が出る可能性があるようだ。ニューヨークでは地下鉄も今夜閉鎖する予定である。来週から、台風、大雨などの影響を受ける多くの地域で、投票が困難になる状況が懸念されている。

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