銃規制提案の概要とNRAの拒絶表明

10日バイデン氏は、銃規制提案の一部概要を数日中にオバマ氏に提供する予定であると述べた。一方、会議に参加したNRAは拒絶宣言を発表した。

主要点は、銃購入者に対して徹底した身元確認を義務づけることである。バイデン氏はこれを「ユニバーサル.バックグラウンド.チエック」と紹介した。 銃乱射事件のほとんどは、多かれ少なかれ精神異常者による犯行であること、また銃の展示場では、規制外の銃が販売されていること、 銃購入者の身元確認がずさんであるなどの抜け穴があることが判明しているため、 厳格なチエック.プロセスは当然要求されるべき性質のものである。提案の一部には、高容量の弾倉銃の制限も含まれている。更にバイデン氏は、 犯罪に使用される銃の種類および密輸銃の種類を連邦政府が研究する必要性を提案した。

銃規制論議が盛んに行われている今日、カリフォルニア州のベーカズフイルド市近辺の高校で銃襲撃事件が発生。これも含めて、 24時間以内に3件の襲撃事件が発生するという異常な現状に直面している。本日バイデン氏は、NRAの代表者、最大手の銃小売業者ウォルマート、および射撃財団のメンバーらと会談した。NRAは、会議後にその感想を公開した。その内容によると「どのような方法で我々の子供達の安全を維持できるか、また憲法改正第二条の議題とはほとんど無関係の会議であった。このプロジェクト.チームは、正直に納税し、勤勉であるアメリカ人の合法的銃所有者の銃器を制限する提案にほとんどの時間を費やしている。オバマ政権は国が最も差し迫った問題に機能しない解決策を主張し続けている事は残念である」とのコメントを発表した。

NRAは、全米の学校に訓練された警察官または警備員を配置し教育者も武装する事を提案しているが、オバマ氏とバイデン氏はこの提案には同意していない。 コネチカット州ニュータウンでの悲劇後、 ウォルマートに対して、アサルト銃の販売を禁止することを要請した銃暴力の生存者同盟と消費者ウオッチドッグによる請願署名は250,000に達したと複数のメディアは報じた。銃規制提唱者には、「20人の幼い命を無駄にしない」という思いがあるようだ。銃規制問題は、双方にとって感情的な側面が多分にあるため最も難しい問題である。

また、バイデン氏の銃規制提案の内容が、すべて法制定に結ぶつく保証もない。NRAは会議終了後、「我々は、犯罪者や狂人の行為を遵法の銃所有者に向けて批難するようなことは許さない」と強烈な表現で拒絶宣言した。犯罪者の手に銃が渡らないような厳密な身元確認を強調している銃規制提案は、 銃犯罪の矛先を一般の銃保持者に向けることを目的にしているわけではないが、NRAの解釈は異なっていて本質的に相容れないものが双方にある。銃規制のためのプロセスは会議の初期段階ですでに前途多難を暗示しているのだろうか。

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