ニュータウンから100日後の今日

今日28日「全国行動要求の日 」は銃規制のキャンペーンに関する140のイベントが29州で行われている。オバマ大統領は東部時間正午から、 銃乱射事件の犠牲者の家族や副大統領ジョー.バイデンと並んで常識的な解決のための銃規制について、 ホワイトハウスから10分程度のスピーチを行った。折しも同日、ニュータウン襲撃事件の犯人アダム.ランザの新たな情報が報じられている。

ニュータウンから100日を迎えた今日、オバマ大統領は、冷静ながらも感情のこもった迫力のあるスピーチを行った。銃の犠牲になった子供達を忘れる事は恥だと述べ、銃の改革に取り組むよう緊急要請した。常識的な第一歩の銃規制は、「憲法改正法第二条に矛盾したものではなく、法に忠実な市民の銃を奪うことはない」と述べ、銃が危険な人物の手に渡らない常識的な銃規制を強調した。また、「制定しない理由は何もない」と力説し、上院は4月上旬に銃規制の投票を実施すると語った。 何もせず、次のニュータウンのような事件を待つだけ、というようなことは人間としてあるべきではない。もし、貴方が責任ある銃保持者なら、声をあげてほしい。数百万の声がこの国を安全にするとし、国民が「責任ある解決」のため、常識的な行動のために立ち上がるよう訴えた。

大統領はこの短いスピーチで、ニュータウンの事件を忘れてはならないと強調した。どのような衝撃的な事件に遭遇しても、時が経つに従って、当事者でないかぎり、 人間は忘れるかまたは関心が薄れる習性がある。CBSの世論調査はそのことを明白にしている。ニュータウンの事件直後、厳しい銃規制を支持した率は57%だったが、 最近では47%に低下している。一方、ニュータウン後、銃規制の活動家やその組織は増大している。更に「全国行動要求の日 」の今日は家族や地域の安全のための行動を訴える140のイベントが全国各地で開催されている。それは、タウンホールの集会だったり、地元の政治家に行動を促す電話作戦であったり、請願書の署名活動だったりと多岐におよぶ。全国の市長で組織されている不法銃に対抗する市長(MAIG)のメンバー、銃乱射事件での生存者、宗教指導者などが「責任ある解決」を求めるデモ活動に参加している。これは、銃の暴力を防ぐための米史上最大の組織的な運動である。

28日の『ロイター通信』によると、MAIGは、この日、法的に強制力のある道義的な銃の改革を促すため、ニュータウンのサンディ.フック小学校の犠牲者の家族が衝撃的な経験と子供の思い出を語り、他の家族の被害を防ぐ為、常識的な銃法の改革を指導者に呼びかけるテレビ広告も利用している。大統領からニュータウンの家族、多くのアメリカ人、更に全国の市長に至るまで、多くのアメリカ人が銃の暴力を防ぐため、一体となって隣人の安全を訴えている。これほど多くの人たちが銃の改革を求めてイベントに参加することはかってなかったことであり、銃の暴力には「もう、これ以上耐えられない」と行動で伝えている。これは、「米史上最大のフィールド.キャンペーン」になるようだ。

折しも今日、ニュータウン襲撃事件の犯人アダム.ランザは 12月14日、30の弾倉付き銃器を使い、5分以内で154個の銃弾を子供20名と教師6名に射撃していたことが伝えられた。今日裁判書が公開した書類から、大量銃乱射に関する新聞の切抜き、射撃場の領主書、全米ライフル協会の会員証明書がランザの寝室から発見されていた。また、ランザは、低容量弾倉の銃は自宅に残して、大容量の銃を選択していたことが判明している。コネチカット州の知事、ダネール.マローイは「これはまさに我々が高容量の弾倉銃を禁止し、厳しいアサルト銃禁止を遂行する必要がある理由です」と語った。また、ランザは多数の武器を保持し、当日の襲撃で、AR-15のアサルト.ライフルの他に、2挺の拳銃を使っている。また、侍スタイルの刀3本、複数のライフル、連発ピストル、および多数の弾薬を保持していたことで、ランザが何を考えていたかヒントになるとロイターは伝えている。

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