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8 月 28 日の今日は 1963 年、公民権運動のリーダー、マーチン.ルーサー.キング.ジュニアがワシントンのリンカーン.メモリアルで有名な「私には夢がある」スピーチを行い、250,000人が行進した50周年記念日である。50年後の今日もまだ人種の平等と正義を求める公民権運動は続いていることを明白にしたイベントである。
1963年8月28日、リンカーン.メモリアルで開催された集会では自由と平等をテーマーに、「私には夢がある」と演説したキングは「皮膚の色で個人の価値を判断されることなく、人種隔離を終え、白人、黒人、金持ち、貧困者が共に平等の投票の機会を与えられる日がくることを切望している」と訴えた。また、1863年に奴隷が解放されてから100年後も、まだ人種の平等は確立されていないことを強調した。1964年、キングはノーベル平和賞を受賞したが、1968年4 月にはテネシー州メンフィスのモテルのバルコニーで暗殺された。
本格的な記念式典は、8月24日公民権運動の遺産として、平等と正義をテーマーにした行事が全米各地で開催された。この日は多くのグループが投票の権利、労働者の権利、女性の権利、及びゲイの権利を含む経済および社会的な平等と正義を求めてワシントンを行進した。この日、ワシントン.モニュメントの広場に集った多くの群衆を前に、公民権運動のリーダーや政治活動家らがスピーチを披露した。1963年8月28日と同じ場所に集い、行進に参加した公民権の支持者や活動家らは50年後の今日もキングの夢は完全に叶えられていないことを強調した。例えば、黒人、ヒスパニックなどの少数派に不利な有権者ID法、及び2012年2月26日に殺害された、当時17歳の黒人少年トライボァン.マーチンの死因となったスタンド.ヨォアー.グランド法の廃止など、抗議形式が目立つ記念集会であった。また、失業問題など労働者の経済向上を求める機会でもあった。人口増加や技術的変化による影響はあるものの、事実、雇用状況は1960年代より現在の方が低下している。労働省統計によると、1963年の失業率は平均5.7%であったが、2013年の7月は7.4%である。
今日28日、霧雨が降っているワシントン.モニュメントの広場には、東部時間午後2:45分から始まるオバマ大統領のスピーチを早くから待っている群衆であふれている。オバマ氏も、雇用、経済、正義、人種の平等を訴えるスピーチを披露するのではないかと推測されている。今日の50周年式典も公民権運動のリーダー、政治家、セレブの参加者が各自スピーチを披露している。また、キングの「私には夢がある」スピーチも紹介され、名誉を称える集会となっているが、このスピーチは50年後の今日も共鳴を呼んでいると言われている。
少数派、特に黒人に対する差別や人種偏見はまだ残っていると言われる理由は何か? これは、マーチン.ルーサー.キング.ジュニアが「私には夢がある」スピーチを披露した50年後も問われている課題の一つである。米国民が公民権運動の意義とその歴史を知らないことも根本的な一因であると思われる。南部貧困法律センター(SPLC)によると、米国の16州は公民権運動の歴史を教えることを要求していない。19州は最小限の内容を教えているだけである。全米教育進度査定(NAEP)によると、2010年、1954年の画期的な最高裁の判例であるブラウン対教育委員会裁判(Brown v. Board of Education)に関する簡単な質問に答えることができた高校3年生はわずか2%であった。SPLCは「ほとんどの州の教育基準は、公民権運動の歴史に関して実質的に無知である」と述べている。 ジム.クロウ法やブラック.コードの歴史が如何に間違っていたかを教育していたなら、50年後の今日はもっと違った記念日であったかもしれない。