イギリスは昨夜、急遽投票を行ったが、272対285の圧倒的な票差で英国議会は シリア攻撃を拒否した。この投票結果により敗北を味わったデビッド.キャメロン首相はシリア攻撃を断念せざるをえない結果となった。米国は最も頼りにしていた同盟国の協力を失ったと伝えられている。一方、ロシアは英国議会がシリア攻撃を拒否したことを歓迎し、その決断を高く評価した。
オバマ氏は、シリア攻撃についてはまだ決定していないと言われているが、大統領の一部周辺では、攻撃を積極的に考慮している動きもあり、国連査察団の調査結果が報告される前から何かとせわしいようである。特に、大半の米国民はシリア攻撃に反対しているため、国民の意識を変えるプロパガンダ作戦の準備をしているようである。また、 98人の共和党と18人の民主党議員は、大統領が決定する前に議会の認可を要請しているにも関わらず、大統領には単独で決定する権力があると主張する人達がいる。30日のガーディアン紙は、オバマ氏は「親しい友人国である英国に引き続き相談する」意志があるとし、「オバマ大統領の決定は、米国にとって何が最大の関心であるかでその方向性は決まる」と伝えている。