オバマ大統領は今日、上院の全民主党議員および 下院の共和党議員を別々にホワイトハウスに招待し会談を行った。ホワイトハウスに向かう前に下院議長のジョン.ベイナー氏は、先日オバマ氏が提案した短期の債務限度の引き上げについて、6週間の短期を考慮していると記者団に語った。しかし、今日の会合では、政府再開の約束も6週間の債務限度引き上げの提案についても一切合意がなかったようである。8日と9日は、微かながら意外な動きがあった。
下院予算委員長のポール.ライアン氏は、8日ウオール.ストリート.ジャーナルに声明文を発表し、政府閉鎖と債務不履行の危機を打開するため、赤字を減少させる常識的な対談をする必要があるとコメントした。これにはオバアケアのオの文字さえ記載されていなかったとして、一部の共和党は反発している。また、ティーパーティの背後にいるといわれる富豪者のコーク兄弟は、彼らはオバマケア騒動とは関係ないとする手紙を上院に送ったことが判明した。大半のメディアは最近の共和党の動きから、オマバケア攻撃を諦めたとの印象を抱いている。昨日9日は、アフガニスタンから4人の兵士の遺体が米国に移送された。 ホワイトハウス当局は、遺族に支払われる軍隊遺族年金は、政府が再開するまで民間の財団が支払う契約をしたと発表した。また、昨日は下院の全民主党がホワイトハウスに招待されたが、どのような会談が行われたのか不明である。
また、オバマ氏は政府閉鎖10日目の今日、 別々のスケジュールで上院の全民主党議員と下院の全共和党議員を招待した。しかし、ベイナー氏は、この日を交渉の機会であると捉え、19名の選定された議員だけに限定し、午後からオバマ氏と会談した。 ベイナー氏を含む下院共和党20名の代表者は、 ホワイトハウスで90分の会談を行ったが、政府再開の決定に至るような特定の結論は何もなかったようである。しかし、オバア氏は「良い会合であった」と述べ、共和党側は「最初の良い一歩であった」との感想を伝えている。共和党は、オバマ氏が提案した短期的な債務限度引き上げに応じる代償として、予算の交渉を期待していたようである。一方、オバマ氏は、詳細な協議をする前に政府の再開を主張したが、共和党側の肯定的な返事はなかったようである。両党の代表者らが同じテープルで交渉する機会があるとしたら、それはまず共和党が政府再開を実現してからであると民主党のリーダー達は述べている。
この状況が何を示唆しているのか明確なことは不明であるが、両党は債務不履行を回避するため、短期の債務限度引き上げに同意する可能性はあるものの、政府の一部を閉鎖させたままの現状で、その緊迫感を利用して、 継続融資(CR)法案の交渉を進める考えがあるようだ。あくまでも条件をつけないクリーン法案を通過させる意志はなさそうである。政府を再開させた後に、時間をかけて山積する問題を慎重に協議することを要請したオバア氏の意志に反している。今度は一部政府閉鎖で犠牲になっている特定の国民が人質になっている印象を受けるため本質的に不誠実である。共和党は、彼らが削減、撤廃、及び改革したい何らかの譲歩が得られない限り、政府の一部閉鎖を維持させるつもりであるようだ。しかし、オバマ氏と共和党の会談は今後も続くものと思われる。