明日は知事選の投票日である。今年知事選が行われる州はバージニアとニュージャージーの2州だけである。バージニア州は政府閉鎖の影響を受けているため 民主党候補のテリー.マコーリフ氏が優勢である。マコーリフ氏はキャンペーン最終幕の昨日から大統領および副大統領の応援演説も受けている。ニュージャージー州では、現役のクリス. クリスティ氏が圧倒的に優勢であるため当選確実であると予測されている。
バージニア州の知事選に関するPBSのインタビューによると、 お互いの候補は攻撃に集中し、政策を真摯に論議しないため、どちらを支持するべきか分からないと述べている有権者もいる。しかし、ティーパーティ議員である共和党候補の「クチュネリ氏はバージニア州には過激すぎる」と複数の人達が述べている。バージニア州は比較的リベラル傾向の州であるため民主党候補のマコーリフ氏が優勢であり、当選すると予測されている。更新のため記録は変化するが、7つの調査機関が実施した支持率の平均は45.6%である。一方、対抗者のケン.クチィネリ氏の平均支持率は38.9%である。政府閉鎖の衝撃と怒りはまだバージニア住民の記憶に新しいため、これがマコーリフ氏に有利になっている。更に、同州の知事選には、リバタリアン党からの候補であるロバート.サービス氏が 8〜9%程度の支持率があるため、共和党票はわずかながらもクチィネリ氏とサービス氏に票割れしている点でもマコーリフ氏には有利である。
3日、オバマ大統領は北バージニアのワシントンで開催されたマコーリフ氏の選挙キャンペーンに参加し、バージニアは政府関係の職員が多い州であり、ティーパーティが政府閉鎖を先導したこともあり、対抗者のケン.クチィネリ氏もティーパーティの極右派に結びついていることを指摘した。オバマ氏は「この知事選はバージニアと米国の将来を左右する選挙である」と述べ、ティーパーティは「彼らがほしいものを100%得ない場合、国と経済をハイジャックし」、進歩を完全に阻止するつもりであると批判した。オバマ氏は、共和党支持者はクチィネリ氏に投票するため、現在マコーリフ氏が優勢であるため勝利するのは当然だと思わないよう参加者に警告を促した。
バージニア州の民主党上院議員マーク.ワーナー氏はクチィネリ氏を言及して「彼は政府の閉鎖を止め、バージニアの家族を傷つけないよう、テッド.クルーズを説得することを拒否した」と批判した。マコーリフ氏は、「テッド.クルーズ、ケン.クチィネリ、ティーパーティがバージニア政府を牛耳ることを想像できますか」と問いかけた。4日、副大統領のジョー.バイデン氏もバージニアの知事選は国レベルで重要であることを強調し、対抗者のクチィネリ氏は女性の健康問題にうるさく関与し、科学技術やイノベーション、奨学金制度などに敵意を持つティーパーティの議員であることを指摘した。
ニュージャージー州の知事選は、共和党現役のクリス.クリスティ氏が最初から最後まで支持率が20ポイント以上リードしていて当選確実が予測されている。6つの調査機関が調査した平均支持率は、クリスティ氏が現時点で58.8%であり、民主党対抗者のバーバラ.ブォーノ氏は 34.7%である。クリスティ氏はキャンペーンで同州の21郡をバス.ツワーし、有権者に大事に扱われたと報告されている。現役の知事であるため知名度がある点で有利であり、昨年のハリケーン.サンディでのリーダーシップが高く評価されて支持率が上がった。しかし、同州の失業率は全米で7番目に高く、クリスティ氏は最低賃金の引き上げに反対し、富裕層に対する増税に反対している点で財政的保守派の知事である。
また、ニュージャージー州は2012年の大統領選で、共和党大統領候補であったミット.ロムニー氏よりオバマ氏の支持率が幾分高かったリベラル傾向の州である。最近からリベラル路線を打ち出すようになったクリスティ氏は 2016年の共和党の大統領候補として噂されている。 サンディの災害後、オバマ氏をかなりひいきするようになり、多くの労働者に支持されているクリスティ氏が他の共和党候補者の中では、おそらく最も穏健派であるかもしれない。そのような点で ニュージャージー州の知事選は、クリスティ氏が最も有力な2016年の共和党大統領候補として注目されている。
知事選の投票が明日に迫っている今日、ニュージャージー州の知事選は、クリスティ氏がほぼ100%確実であり競合性がないため、メディアはほとんどバージニアに注目している。CNNを含む複数のメディアは、バージニア州では民主党候補のテリー.マコーリフ氏が支持獲得にリードしていると伝えている。バージニアの知事選は、米国の将来を方向づける重要な選挙である。また、民主党とティーパーティ議員双方の攻撃は2014年の議会選挙に向けた重要な戦いの第一歩であり、来年は更に熾烈な戦いが予測される。