フィリピンでは記録的な台風ハイヤンの被害で、最悪の状況下にいる市民を救済するため、オバマ大統領が救援を準備中であることを昨日発表した。その後、国防長官チャック.ヘーゲル氏は救援物資の運搬や捜索活動の支援を行うため普天間基地の軍隊を含むレスキュー.チームを配備することを指示した。
被災地を支援するアメリカ軍のヘリコプターは昨日フィリピン向い、今日約100人の海兵隊はタクロバンに到着したと伝えられている。また、普天間基地からも物資の運搬が行われているため、最初の援助物資である飲料水、食糧、医療品、ジェネレーターなどが到着したようだ。海兵隊は最も壊滅的な被害を受けたタクロバンに到着すると、木や電柱は倒れ、道路は決壊し、ほとんどの建物は崩壊しているひどい光景を目撃し、国防省はもっと多くの海兵隊を派遣する必要があると報告している。
11日のロイター によると、フィリピンの大統領ベニグノ.アキノ氏は、国家災難である事、盗難および略奪行為を抑制するためタクロバンの湾岸都市に数百万の兵士を配備することを宣言した。従って、国家災難の宣告は救援および復興の努力を早急に行う必要があることを意味する。アキノ政府は州の復興資金を利用できるため、187億ペソ(約4億3千万ドル)を確保したという。死者数に関するメディアの情報には一貫性がないが、地元当局の報告によると、少なくとも推定10,000人に達し、サマール州だけで約2,000人が行方不明である。また、少なくとも600,000人が水、食糧、医薬品がない状態で避難していると国連は報告している。被害規模はこの国にとって前代未聞のスケールであり、復興には多くの時間と多額の資金を要すると思われる。