下院はライアン.モォリー両氏の予算法案を通過

下院共和党予算委員長のポール.ライアン氏および上院予算委員会議長のパティ.モォリー氏は10日、予算交渉は合意に達したことを発表した。下院は昨夜、投票を開始し圧倒的票差で通過した。下院議長ジョン.ベイナー氏は初めて、複数の保守派ティーパーティのロビー.グループと一線を隔てる発言をし、ライアン.モォリー両氏の業績を称えた。ホワイトハウスはこの法案を支持しているため、来週上院での投票と通過が期待されている。

ライアン.モォリー両氏の予算交渉は今後10年間で850億ドルの赤字を削減し、自動支出削減であるセクエスターを緩和するため630億ドルを抹消した。従って、共和党が希望した予算であった約9,700億ドルを超過し、2014年の連邦支出は1.012兆ドル、2015年の支出予算は1.014兆ドルである。増税とエンタイトルメント削減はいずれも含まれていないため、歳入の努力は寄せ集めの工夫が見られる。共和党の分析による上院予算委員会の報告書によると、運輸保安局(TSA)による空港での安全料金は片道現行の$2.50から$5.60に値上げされるため、今後10年間で推定126億ドルの歳入が見込まれている。CNNニュースによると、2012年の旅行者は736,600,000人であったという。これはバカにならない歳入源になると思われる。また、政府労働者および契約労働者の受益が削減される。例えば、将来の連邦政府の労働者およぶ軍隊の退職年金ファンドへの支払いは1.3%上昇するため10年間で$5,000万の歳入があるという。更に、将来の連邦政府の契約労働者の給与も幾分減少するようだ。これらは非常に少ないグループが対象であると思われる。

下院での投票は通過することが予測されていた通り、12日夜半の投票で332対94の圧倒的な票差で通過した。賛成票の169票は共和党、163票は民主党の投票である、また反対票に投じた共和党は62人、民主党は 32人であった。 上院での投票は来週予定されていて、ホワイトハウスは両氏の交渉結果を支持しているため上院でも通過する可能性が高い。上院で通過した場合、議会は過去3年間 、特に予算の問題で行き詰まりを経験していたため、 ライアン.モォリー両氏は、二人の真剣な協議を通して、譲歩は可能であることを証明したことになる。議会は政府閉鎖に陥るほど機能不全であったその突破口を脱したことになり、大きな前進である。モォリー氏との交渉によるライアン氏の変化は、保守派の意向に反して、幾分寛大な支出に合意し、セクエスターを緩和したことであるが、ライアン氏は、「我々は幾つかの選挙に勝利しなくてはならない」とコメントした。

複数の保守派ティーパーティのロビー.グループはライアン.モォリー法案に反対していたが、ベイナー氏は初めて、オバマケアの融資を停止するために政府を閉鎖したことは自分が意図していたことではなかったと述べ、「率直に言って、彼ら(ロビー.グループ)は党員を誤解していると思う。彼らは彼らが望んでいないことを私たちのメンバー(党員)に(拒絶するよう)押し付けていると思う。彼らは全て信頼性を失ったと思う」と記者団に語った。また、ベイナー氏は投票前に、ライアン.モォリー法案は 「望んでいたものが全て含まれていない」ため完璧ではないが、「正しい方向での巨大なステップである」と肯定的に支持し、超党派の合意に達した二人の業績を称えた。下院民主党少数派のリーダーであるナンシー.ペロシ氏は、失業保険受益の拡大が含まれていないことを指摘したが、民主党は他の大事な議題に進むため支持するよう促した。CNNニュースによると、ホワイトハウスは、 オバマ大統領が望んでいたものが全て含まれている訳ではないが、「重要な超党派の協力」により、「ワシントンは政府の危機を停止する」こと、および、「物事を達成するため共に取り組むことが可能である」ことを示唆していると評価した。

アメリカ・ウオッチ- Yuko's Blogをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む