カリフォルニア州歴史的な旱魃に直面

カリフォルニア州の冬は降雨量が多い地域があるが、ここ数ヶ月ほぼ全域でほとんど降雨がないため、専門家は「歴史的な旱魃に直面している」と述べている。17日に知事のジェリー.ブラウン氏が緊急事態宣言を発表してから 10日後の現在、緊迫した状況ではないが、専門家は記録的な乾燥が今後も続けば各地で水不足になり、悪化する可能性があると予測している。

ちょうど17日にはサンフランシスコおよびロスアンゼルスの一部の地域で山火事が発生し、乾燥が火災に拍車をかけた。現在カリフォルニア州が直面している旱魃は歴史的なパターンを示しているという。カリフォルニア大学バークレー校の古気候学者リン.イングラム氏は古い木の年輪を見て、1580以来の旱魃であると述べている。ブラウン知事はシラ.ネバダ山脈に降雪があった昨年同時期と、降雪がないため乾燥を示す茶褐色に変化した現状の写真を比較し、「おそらく約100年以来の最悪の旱魃に直面している」と述べ、市民に20%の水の節減を要請した。

現在、カリフォルニア州の最大規模の貯水池の水量は減少し、湖、川、海水の水レベルは記録的に低く、サクラメント川および他の主な水路は水の流れが著しく減少しているという。カリフォルニアの90%は厳しい旱魃地域であると報告されている。更に2ヶ月間乾燥が続けば、飲料水が不足する可能性がある。全国気象予測センターは4月までの正常な降雨量は65%以上低いと述べている。下院議長のジョン.ベイナー氏は、22日にカリフォルニア州の広大な農業地域であるベーカーズフィールドを訪問し、農民を救済するため、旱魃救済法案の通過を提案した。ベイナー氏は「この法案なしには農家は失業する」と述べたが、この法案が通過するかどうかは不明である。カリフォルニアの農業で生産される数百種の野菜や果物は全米に輸送されるため、カリフォルニアの農民が利用している灌漑用水システムは非常に重要である。旱魃のため農産物の生産に損害があった場合、当然食品の値段は高騰する。今年、農作物や乳製品の価格は上昇することが懸念されている。

州政府発行のカリフォルニアの旱魃資料によると「旱魃は徐々に起きる減少であり、いつ始まっていつ終るのか普遍的な定義はない」という。カリフォルニアは山火事、地震などの災害に加えて、過去の経験から莫大なスケールの水の保存および水供給システムのインフラが整備されている。しかし、深刻な状況はシラ.ネバダ山脈に降雪がないため貯水池が枯渇する危険性があることである。今後2ヶ月降雨がない場合、セントラル渓谷のサケの生存は危ぶまれ、飲料水は不足し、最悪の旱魃状況になる可能性があるという。

カリフォルニアの旱魃は、歴史的な視点から長期的になる可能性があると言われている。今週末あたり、一部の地域では降雨確率30%前後の予報はあるものの、山に降雪がない限り少量の降雨はさほど有益ではない。現在、水道が停止するような事態には直面していないため、まだ深刻な状況ではないが、スケールの大きい水供給システムが万全なカリフォルニアが旱魃の緊急事態宣言下にあることを深刻に受け止め、可能な限り節水する必要がありそうだ。

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