ACAの加入者増加傾向にあせる共和党

アフォーダブル.ケア.アクト(ACA)又はオバマケアの加入者数は昨年10月1日から現在までに500万人以上に達した。今月初旬に、連邦及び州政府のいずれかの医療保険市場を通して、約80万人が医療保険計画を購入したため、今月末までの約2週間以内に更に増加する可能性がある。今月31日の閉め切りまでに加入しない個人は、2014 年の罰金として、95ドルまたは年間収入の1%を支払うことになるため、今月末には医療保険市場の混雑が予測される。

オバマ政権は今月31日までに加入者数600万を目標にしていて、その可能性はあると予測している。新たな加入者のうち35%以上は18歳から30代前半までの若い世代で構成されている必要があり、それがオバマケア成功の鍵である。この世代の加入者が増えれば増えるほど医療費のコストは必然的に安くなるためである。しかし、若い世代には、罰金を支払っても加入しない健康な人口層が台頭する可能性もある。これらのグループは2014年中、様子を見るタイプの人達であると思われる。今回の報告で顕著な事は、初めて保険加入者全体の25%以上は健康な人口層であると言われている。過去に医療保険を保持できなかった人口層が500万人減少したと解釈すれば、その点でこの法の意義があると思われる。

オバマ政権による加入者数の目標設定は、ACAの成功、又は失敗を直接反映するものではないが、目標と結果に大差がある場合、中間選挙で共和党の攻撃の材料になりやすい。既に500万人が加入した現在でも、複数の共和党はオバマケアと交換する独自のシステムを紹介すると発表している。現在、その具体的な構想は発表されていないが、今年中に何らかの草案を提起すると述べている。しかし、中間選挙を控えている今年、共和党が新たな医療保険システムを考案する可能性はほとんどなく、下院に法案が紹介される機会はゼロであると言われている。このような発表は今回が初めてではなく、その度に法案が紹介されたことは一度もないからである。一部の共和党は単に、ACAが制定された2010年3月以前のシステムに逆戻りしたいだけである。いずれにしても、オバマケア撤廃を公然と表現できなくなった共和党のあせりが感じられる。

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