多くの子供に高値コレステロールが判明

10歳前後の非常に若い子供達を対象にした調査で、コレステロール値が高く、将来心臓病を患うリスクのある子供達が多いことが判明した。子供の高値コレステロールは、病気の症状として表面化しないため見逃す傾向がある。従って、将来的に様々な心臓病の疾患率を増加させる可能性がある為、早期の検査と予防対策を強調している。

APによると、テキサス州の医療研究チームは、9歳から11歳までの13,000人の子供を対象に調査を実施した結果、約3分の1は既にコレステロール値が高いことを発見した。テキサス州の小児病院及びベイラー医科大学の医師トーマス.シーリィは、懸念するほど多数の子供が将来の人生で心臓病のリスクがあるため、早期に予防治療が必要であると語っている。彼は、ワシントンのアメリカ大学で今週末に開催される心臓学会でこの研究を発表すると述べている。

小学校4年生で推定10%から13%の子供はコレステロール高い。そのうち半分は将来ある時点で心臓発作、脳卒中および他の問題に直面する危険性がある。子供のコレステロール値の高さが、病状を示すことは稀である。多くの遺伝子や遺伝条件も高値コレステロールの原因になるが、肥満の原因にはならないため、痩せ型およびスポーツ志向の若者は特に潜在的な健康問題を見逃しやすいということである。

ヒューストンの全国最大規模の小児プライメリー.ケア.ネットワークによる45の病院で、2010年1月から2011年7月までに実施した日常的な健康診断の結果によると、3分の1はヒスパニック系、約3分の1は白人、18 %は黒人だった。また、全体の約3分の1は肥満の子供達であった。それらの34%の子供は不健康な総コレステロール.レベルが発見された。LDL(悪玉コレステロール)は46%の子供に境界線または高過ぎる結果を示し、また、HDL(良いコレステロール)は44パーセントの子供に境界線または低過ぎる結果が出た。別のタイプの血液中の脂肪であるトリグリセリドが正常値であった子供はわずか50%を超える程度であった。シーリィ氏は、女子より男子の方が総コレステロール、 LDL、およびトリグリセリドが高いと述べている。また、ヒスパニック系の子供は、コレステロールとトリグリセリドが他の人種より高い傾向があることも判明した。

シンシナティ小児病院医療センターの予防心臓学のディレクターであるエレイン.ウルビナ医師は「事前に気付かない病気の多くのケースがあるため、このようなデーターが一般的な小児科医の注目を集めることを望んでいる」と述べている。彼女は「家族の病歴を知っている人は非常に少ない」とし、高値コレステロールの多くの形態は肥満ではない人々に起こるため、医学検査により多くのケースを発見する必要があると語った。また、コレステロール値の高い子供は必ずしも薬に依存する必要はなく、最初の段階で食生活やライフスタイルの変化が重要であると述べている。

要するに、この新たな研究は、10歳前後の子供にコレステロール値が高い傾向があることを報告している。また、高値コレステロールは直接肥満の原因にはならない。肥満には人種的に差があり、最も多いのはヒスパニック系の子供達である。高値コレステロールを抱える子供には症状がないため、特に肥満ではない子供は検査の機会を見逃しやすい。従って、将来重大な疾病に直面するリスクを防ぐためには定期的なスクリーンが重要であることを警告している。幸い、コーペイと呼ばれる医療機関のアクセス料金も含めて無料の予防治療を提供するオバマケアは、26歳以下の子供も両親の医療保険に加入できる。オバマケアのメリットの一つである予防治療は、子供の年齢によって異なるが、総体的には25種以上の予防サービスを提供している。

 

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