オープン.キャリー過激派に挑戦した勇敢な署名運動

米国最大の小売店の一つで有名なターゲットは、オープン.キャリーを許可するテキサス州で、店内に銃を持ち込むことを禁止する方針を公表した。これは、無免許銃を含むライフル.サイズの拳銃を公的場所に持ち込むことを拡大する過激派グループが推進しているキャンペーンに対抗した動きであるが、昨年から次々に同じような禁止を公表するビジネス経営者が増えている。その背景には2012年12月のサンディ.フック小学生殺戮事件後、立ち上がった女性達による地道な銃規制キャンペーンの努力があるからだ。彼女たちは、銃保持権利を主張する一部の過激グループの標的になりやすい危険性もあるため勇敢な行動である。

2日のロイターによるとターゲットの最高経営責任者(CEO)ジョン·マリガンは、「たとえ法律で許可されている地域社会でもターゲットの店内に来客が銃を持ち込まないよう丁寧に要請することを今日から始める」と自社のウェブサイトに掲載した。しかし、無免許銃も含めてオープン.キャリーによる拳銃を公的場所で保持することを奨励するグループは、銃保持権利を拡大するデモ活動でレストランや小売店などに多種の銃を持ち込んでいる。テキサス州は自宅外での銃器オープン.キャリーだけでなく、無免許のライフルやショットガンなど長い銃も許可しているという。マリガンは「これは複雑な問題ですが、簡単な信念に基づくもので、ターゲットに銃器を携帯し来店することを許可することは、私達が努力して築いてきた家族フレンドリーなショッピングやビジネスの経験に反する環境を生み出すことになります」と述べている。

公的場所での銃保持権利のキャンペーンが拡大する反面、店内に銃を持ち込むことを禁止する業界は増えている。昨年9月にはコーヒー.ショップの全国チェーンのスターバックスが店内オープン.キャリーを禁止した。メキシカン.レストランのチポレは今年5月、顧客に同じような要請をした。また、オクラホマ州オクラホマ市にあるファーストフード.レストランのソニック.ドライブ.インおよびジャック.イン.ザ.ボックス、アトランタに本社があるチリーズ.グリル.アンド.バー、更にフェイスブックなどが店内銃器持ち込み禁止を宣言した。

コネチカット州のサンディ.フックで20人の小学生と6人の教師が銃乱射事件で殺害された直後に設立された銃規制グループMoms Demand Action(MDA)の創立者であるシャノン.ワッツは「お母さん達がおむつや玩具を買っている同じ通路に弾丸をつめたアサルト.ライフルを運んでいる人達のイメージを見てぞっとした」と述べている。一方、キャンペーンの背後にいるオープン.キャリー.タラント.カウンティと呼ぶこの銃保持権利グループは今日、「メンバーは、公共の場所で武器を携帯する権利を行使し続ける」と宣言したという。このようなグループによる銃保持権利を主張する動きは活発化し、いたるところで拳銃を携帯するオープン.キャリーの風潮は顕著である為、MDAはこれに対抗した請願書の署名運動を展開している。

従って、ターゲットの決定は1ヶ月前に請願書を提出したMDA の努力の成果である。この組織は、約400,000人の請願書の署名を集め、各地の活動家らが地元のターゲット店に署名を持参し、銃の持ち込みを禁止するよう要請していた為、その要請を受け入れたターゲットを称賛した。ターゲットは1962年にミネソタ州に設立して以来、2013年までには全国127の地域に約1,800の店舗を構える大手の小売店であるが、銃を販売していない為、極右派のグループがアサルト.ライフルを持ち頻繁に各地のターゲット店に集まり、オープン.キャリー法の支持運動を展開していた。これに懸念を示したMDAは署名キャンペーンを実施し、この過激な動きに対抗した。

MDA代表者のワッツは「約40万人のアメリカ人に素早く反応し、武器は自宅に保存するよう顧客に依頼したターゲットにお母さん達は感謝している」とコメントを表明している。また、「米国一部の大手小売業者によるこのような安全性の肯定的変化は、女性や母親が影響を与えているという証拠です」と述べた。更に、「選挙の季節に向けて女性と母親である我々は集団的に声を上げ、まもなく投票し、我々がインパクトを与える決意をする時、我々の議員は注目してほしいです」と語り、安全な銃法を促進しない議員に対する投票の影響は女性が証明すると警告した。

MDAによると、公共場所で銃保持を主張する過激派は過去数ヶ月、テキサス、アラバマ、ノースキャロライナ、ワシントン、ウスコンシン、バージニア州の各地のターゲット店でオープン.キャリー法拡大のデモを行っていた。また、最近、顧客の安全を懸念したチリーズとソニックの両店のマネジャーは、複数の過激派に店を出るよう依頼したことがあると言う。ターゲット店に対する署名活動はこのような状況が背景にあるが、昨年のスターバックス、フェィスブック、インスタグラムに加えて、最近は5月にチポレ、ジャック.イン.ザ.ボックスなどが次々に店内での銃保持禁止を発表した。これも全てMDA女性活動家の署名運動による地道な努力の賜物である。

銃保持の権利を主張する人達には、責任ある銃保持の行動が要求されているが、そうではない現実が多数報告されている。CNNによると 5月 1 日ケンタッキー州で誕生日のプレゼントとして5歳の子供に銃を与えた家族がいる。母親が目を離した数分間、その幼い男児は2歳の妹を事故で射殺した事件がある。ジョージア州では62歳の男性がある店で銃を保持していた為、免許書を提示するよう店主に要求されたところ拒否したため、再度催促した時、その男は銃を抜き出し床に向けて銃を握り威嚇した為、別の男性が静かに店を出て警察に通報し、まもなく逮捕されたという報道もある。銃保持の権利を執拗に主張する人達は過激である印象を与える例は多数ある。

2004年に見知らぬ人物に車を射撃されて以来、包括的なバックグラウンド.チェックと銃改革の積極的な提唱者になった車椅子の活動家ジェニファー.ロングドンは、4月25日インディアナポリスの空港で飛行機の搭乗を待っていた時、男性が背後から自分を見ていることを感じた。間もなく彼女に近づいたその男は彼女の顔に唾をかけ、素早く逃げ去った。マザー.ジョーンズによると過激派の銃保持権利グループには、女性に唾をかけたり、尾行したり、レイプするなど女性を攻撃している男性達がいるという。無免許銃を含め、公共での銃保持を奨励する過激派オープン.キャリー. テキサスのグループの男性40人は昨年11月、4人のMDA活動家がテキサス州アーリントンにあるレストランでランチを取っていた時、アサルト.ライフルで武装し、そのレストランの外側に出現したため、全国ニュースに放映された。銃保持権利の拡大に対抗しているMDAやその主な活動家である女性はロングドンと同様、過激派の標的にされる可能性が懸念されている。地道な署名活動を展開している彼女達は画期的な成果を達成しているばかりでなく、驚くほど勇敢である。

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