カリフォルニア州のジェリー.ブラウン知事は、全米で最も早かった幾つかの州に次いで、スーパーマーケットで提供しているプラスチック.バッグを廃棄するSB270法案に署名した。来年7月1日から施行されるこの法律は画期的であり、環境保護に非常に重要であるが、これに対する挑戦の動きもある。罰金を科す最も厳しい法律を制定している州から、亀の生息地域のみ使い捨てバッグの使用を禁じる州に至まで、プラスチック.バッグの廃止傾向は高まっている。
1日のワシントン.ポストによると、カリフォルニア州は全てのプラスチック.バッグを禁止し、すべての紙袋や大型ビニール袋の使用に対して、買い物客に10セント課金することになる。昨日の記者会見で、ブラウン知事は「この法案は正しい方向への一歩です。私たちのビーチ、公園、さらには広大な海そのものを汚染するプラスチックの急流を低減します」と述べた。しかし、ビニール袋製造とその産業を促進し、ビニール袋の禁止に対抗するアメリカン.プログレッシブ.バッグ.アライアンス(APBA)は、2016年の大統領選挙でこの法案を撤廃する為、州民投票に必要な署名を充分集める事が可能であると述べている。この署名集めは来年の7月1日から開始され、90日間で有効な署名を505,000集める必要がある。充分有効な署名であることを明確にするためには700,000集める必要がある。
知事サイトによると、このSB270は翌年からコンビニや酒屋にも適用され、再利用可能なバッグを製造する企業の移行期間に200万ドルの貸付金を提供することになる。プラスチック.バッグ禁止には地域社会、環境グループ、ビジネス、労働組合からの広範な支持があり、同州では120の地方自治体が同じような法律を制定した。使い捨てプラスチック.バッグの製造およぶ使用禁止は、数十億のバッグが海水に流れることを激減させるため、環境保護の為および政府のコストを削減するため、持続可能な法律であると同州の複数の議員はこの制定を評価している。また、州議長のトニア.トキンスは、「カリフォルニアの海岸は世界中の観光客やビジネスを引きつける国宝です。特に、私たちの海岸線や水路に沿って有害な使い捨てビニール袋を削除することは、我々が強い経済と明るい未来を保持する必要がある清潔で健康的な環境を明確にすることに役立ちます」と述べた。カリフォルニア州の浪費対策の責任者は、「1,000万人の州民は既にプラスチック製バッグがない生活を現実のものにしている」と法律制定に至った理由を述べている。
州立法府全国会議(NCSL) によると、複数の州が食料品店や他の小売店からプラスチック.バッグを減少させる戦略を検討し続けている。一部の州は紙の袋を減少するこ とも目指している。バッグの規制は、海、川、湖、それらに生息する野生生物に有害な影響を緩和し、バッグ使用の削減は埋立地や廃棄物管理へのプレッシャー を緩和することが可能である。カリフォルニア州に加えて、ハワイ州全体は、カウアイ郡、マウイ郡、ハワイ郡、ホノルル 郡の4郡の全てがストアで提供される非分解性のビニール袋だけでなく、リサイクル材40%未満の紙袋も禁止している。ホノルルを除くこれらの3郡では 2011年と2013年の間に施行された。ホノルル郡の小売業者は2015年7月1日までに変更する予定である。2009年にワシントンD.C.は、リサイクル不可能な使い捨てプラスチック.バッグの配布を禁止し、他全ての使い捨てバッグの配布1 枚に5セントの料金を課す法律を制定した。
デラウェア州では店の顧客にきれいなビニール袋を返却する機会を提供し、消費者や小売業者が再利用可能な袋を使用することを奨励する為、店内リサイクル.プログラムを2009年に制定し、2014年に改正した。再資源化のメッセージを表示し、ビニール袋のリサイクル記録を維持し、ビニール袋の料金請求を禁止し、必要に応じて罰金や罰則を与える法律である。メイン州は環境上および財政上のメリットを考慮し、ストア外側の一定の場所に使用済みビニール袋を収集するシステムがある場合に限り、リサイクル用プラスチック.バッグを許可する法律を2009年5月に制定した。
ニューヨーク州でも、清潔なバッグを返却するシステムを採用し、店舗内のリサイクル.プログラムを確立する法律を2008年に制定した。ノース.キャロライナ州は、亀が生息する海岸沿いの地域で、プラスチック.バッグを減少し、非リサイクル紙バッグを使用する法律を2009年6月に制定した。ロード.アイランド州は小売業者がプラスチック.バッグを減少し、紙袋の使用を促進するための法律を2008年に制定した。小売店は基本的に消費者に紙袋を提供し、ビニール袋を提供する全ての小売店は、リサイクルの為、顧客が清潔で乾燥したビニール袋を返却できる便利な場所を設置することを義務づけ、違反した場合500ドルまでの罰金を科している。
食料品の購入は、少なくとも1週間か10日毎にまとめてするのが一般的なライフスタイルである為、7〜8年前、布製のリサイクル.バッグを6枚購入し、車のトランクに常備している。カリフォルニア州の幾つかのストアではレジで支払いをする際、個人専用のショッピング.バッグを持参する顧客に1枚当たり5 ~6セント差し引いてくれる。これは、使い捨てのプラスチック.バッグにも小売店でコストがかかる為リサイクルを目指している事を意味している。食料品店のプラスチック.バッグ再利用はゴミを入れることくらいであるが、これは更にゴミを増やすことになる。ほとんどの一軒家には、キッチンの流しに極度に硬い物以外の食材くずを流水しながら砕く電気式ディスポーザブルが装備されている為、悪臭が発生する生ゴミを回収日に集める必要がないため清潔で便利である。そのような点からもプラスチック.バッグは不要である為、個人用のリサイクル.バッグを利用する人も多い。環境保護の意識が高まっている現在、同州では既に120の地方自治体がプラスチック.バッグを廃棄し、上記の他にもシアトル、ポートランド、シカゴ、ダラスなどの都市が廃止運動を推進している。昨日ブラウン知事が署名した法律を撤廃するAPBAの動きは、確実な署名を集めるため多大な資金を支出するばかりでなく、潮流に逆行する発想である。