幾つかの残骸と複数の遺体が発見

エアアジア8501便の機体の残骸と幾つかの遺体がインドネシア海で発見された。28日の飛行機消失後の最初の発見である為、急速な展開である。インドネシア当局が主張した通り、飛行機は海底に沈んだ確率が高い為、多くの遺体はその機体周辺で発見される可能性もある。本格的な墜落原因の追求、捜索、遺体回収は開始されたばかりである。

30日のワシントン.ポストによると、ジャワ海上で幾つかの漂流物と複数の遺体が発見された。インドネシア当局は、回収された漂流物は当該航空機8501便に属していることを確認した。ダイバーを含めて、船を利用した捜索チームはボルネオ島南西約 100マイル(160Km)の近辺を捜索した。しかし、ブラック.ボックスと呼ばれる飛行機の音声及びフライト.データー.レコーダーはまだ発見されていない。当局は、ブラック.ボックスは墜落原因の重要な手がかりになるものであり、これが発見された場合「高度なデコーディング技術がある米国やオーストラリア」など先進国に分析を依頼することになる為、データーの結果が判明するのに数日かかかると伝えている。嵐が飛行機にダメージを与えたことが直接的な原因なのか、又はパイロットがコントロールを失ったのかを分析できるためブラック.ボックスの発見は急務である。

発見された遺体数について、最初40以上の遺体が回収されたとの誤情報があったと言われている。インドネシアの捜索活動の責任者は、少なくとも6つの遺体が発見されたが、回収できたのは3つの遺体でありインドネシア軍艦上に置かれたと報告した。また、残骸は航空機キャビンの内側層の一部、携帯用酸素タンク、水色のスーツ.ケースであり、これらはインドネシア港に運ばれた。捜索チームの中には、助けを求めて手を振っている人影のようなものを見たと信じている人もいれば、海底に沈んだ飛行機の影を海面上で見た人もいる。インドネシア当局は、「飛行機は海底に横たわっている」と信じているため、海底捜索に必要な高度技術の装備がある米国、イギリス、フランスに援助を促している。捜索はマレーシア、シンガポール、オーストラリアなどの援助により12 のヘリコプター、11の航空機、および32の船、幾つかの漁船を利用し、1,100人以上の人員が関与した広範な捜索が行われている。

海底が浅いと言われるジャワ海上で、幾つかの残骸と複数の遺体が発見されたことは捜索に著しく重要な手がかりを得たことになる。一方、飛行機は墜落したと発表したインドネシア当局の声明の事実を裏付けた結果となり、遺族に多大なショックと悲しみを与えている。現在ミステリーになっているマレーシア航空機370便は、果てしなく広大でしかも底知れぬ深い海底に沈んだ可能性がある為、捜索には年月を要するが、エアアジア航空機8501便の墜落は地学的にもかなりの条件が異なることを示唆していている。しかし現在、事故の原因も含めて発見されたものが何処から漂流してきたのか全て未明のままであり、生存者がいる可能性があるかどうかも不明である。

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