特に風の季節には喉の不快感や痛みを経験する人は多いと言われていて、これは 現代病のひとつであると思われるが、専門家は喉の痛みを引き起こす原因を分かりやすく説明している。喉の痛みには、病院で治療すべき原因があるものと、自宅での簡単な自然療法で緩和するものがあると述べている。ある一定の喉の痛みには、薬局で購入する喉の痛み止めシロップより、自宅でできる簡単な自然療法に効果があることが研究で判明していると述べている。
メリーランド州の医者クリス.イリアデスによると、喉の痛みは、多くの潜在的な原因がある一般的な症状であると述べている。その最も一般的なものはウイルスや細菌からの感染である。喉の痛みを引き起こすウイルスは風邪ウイルス、インフルエンザ、及び単核球症があり、連鎖球菌は一般的な細菌の犯人である。しかし、これらは喉の痛みの全ての要因ではない。別の一般的な原因は、花粉、ダニ、動物の鱗屑、またはカビなどによる鼻アレルギーまたはアレルギー鼻炎であり、鼻づまりと鼻水を引き起こす可能性がある。鼻づまりは口から乾いた空気を吸うため喉を刺激する原因になる。特に夜、粘液が多すぎると喉の痛みを悪化する。
自然療法は、喉の痛みを癒すことができる。しかし、5日から7日間喉の痛みが続き、呼吸困難、嚥下困難、高熱、扁桃腺の腫れ、関節痛、または発疹など他の症状が伴う場合は病院で診断してもらう必要がある。連鎖球菌のような細菌によって引き起こされる喉の痛みではない限り、抗生物質の薬は役に立たない。アレルギー(又は風邪やインフルエンザ.ウイルス)によって引き起こされる一般的な喉の痛みには、医者が自然療法を勧めることがあるという。穏やかな喉の痛みには以下の方法を試してみることを勧めているが、不明な点がある場合は常に医師に確認することが重要である。
自然療法には(1) 暖かい塩水でうがいをする。8オンスのグラスに暖水を注ぎ小さじ1杯の塩を加えて良く混ぜてからうがいする。痛みを軽減し、喉の粘液の乾燥を緩和するため頻繁にうがいする。(2)水分または透明性の液体を多量飲むことで、喉の粘液を薄め、水和状態を保持することが可能である。(3)水および温かいブイヨンは効果があるが、アルコールを避けること。(4)のど飴で喉の痛みを減少させる。ユーカリが含まれている甘味入りの咳止め剤は痛みや咳を緩和するかもしれない。メントールが含まれているのど飴は、痛みや鼻づまりを助けるかもしれない。しかし、これは窒息の危険があるため、幼い子供の手の届かない場所に保管する必要がある。(5)お茶と蜂蜜をすする方法もある。ある研究では、就寝時に摂取した蜂蜜は、薬局で購入した咳止めシロップよりも効力があることが判明した。暖かいお茶は、暖かいブイヨン.スープと同じく、粘液を分裂する効果があるが、幾つかのタイプのお茶は特に喉の痛みを緩和する。それらの種類のお茶はカモミール、セージ、およびブラックベリーである。
また、イリアデス医師は、鼻詰まりや鼻水が伴う喉の痛みには(6)鼻の洗浄溶液を試してみることを勧めている。これはカップ2杯の暖かい水、ひとつまみのベーキング.ソーダ、小さじ1杯の塩を混ぜて沸かし、フィルターにかける。水道水や井戸水を使用するより、滅菌または蒸留水を使用する。シンクの上によりかかり、液体の一部をカップ入れ、非常に慎重に一度に一回ずつ、鼻孔から口を通して液体を外に流しだす。また、喉の痛みを防ぐ為(7)寝ている時、寝室に加湿器を使用する。これは乾燥した空気を呼吸することで引き起こされる喉の痛みを防ぐ。加湿器のクリーニングはマニアルの指示に従う必要がある。
以上の主な要点は、(1)喉の痛みはアレルギーが原因で発生する。(2)細菌感染によるものでない限り抗生物質は喉の痛みを緩和しない。(3)水分摂取量を増やし、喉を落ち着かせ、鼻道を開き、乾燥した粘液を緩和する自然療法は有効である。(4)喉の痛みが激しい時、喉の痛みが5日から7日間続く時、または発熱、扁桃腺の腫れ 、関節痛、または発疹などの症状が伴う喉の痛みがある時は医者に相談することなどである。
全米各地でインフルエンザが流行している季節であるが、数日前、疾病対策予防センターは、今年のインフルエンザのワクチンの効力は最悪であり、過去10年間で効力は70 %以上減少したと発表した。喉の痛みはインフルエンザの徴候である場合もあるが、薬用効果が発見されているカモミールやブラックベリー茶などでリラックスし、就寝前に蜂蜜とお茶をすするのも悪くないかもしれない。多くの患者で混雑している病院の世話になることを避けるためには、外出から帰宅したら真っ先に、暖かい塩水でうがいをするなど、自分の体に対する何気ない思いやりが予防になるかもしれない。