FBIディレクターのジェイムス.コミは25日、イスラム国(ISIS、ISIL)に参加または参加を企てる米国市民または住民は全州に存在すると述べた。シリアとイラクでの内戦でISISのテロリスト.グループに参加している外国人の数は、特に西洋諸国で増え続けている。しかし、大半のISIS戦士はアラブ諸国に集中している。
過激化研究国際センター(ICSR)の最新の調査によると、スンニ派過激組織として知られているISISに参加している外国人は現在推定20,000人を超過し、そのうちの1/5は西洋諸国の住民または国民である。この調査は十分なデータがあるか又は、政府が信頼性の高い推定値を提供可能な 50カ国を対象にしている。東南アジアは不明であり、5件以下のケースは省略されている。幾つかの中東諸国を除いて、全ての数値は2014年後半からのデータに基づいており、全体的な紛争過程でシリアとイラクに旅行した人達の合計数に言及している。またICSRは、信頼できるデータが入手可能な14カ国に基づき、 西欧諸国からの外国人の数はほぼ4,000人に上昇していると推定している。これは、2013年12月に提示された数値の約2倍であり、欧州連合当局による最新の推定値を超過している。
表1:西洋諸国:14カ国
| 国名 | 推定 | 100万人当たり |
| オーストリア | 100-150 | 17 |
| ベルギー | 440 | 40 |
| デンマーク | 100-150 | 27 |
| フィンランド | 50-70 | 13 |
| フランス | 1,200 | 18 |
| ドイツ | 500-600 | 7.5 |
| アイルランド | 30 | 7 |
| イタリア | 80 | 1.5 |
| オランダ | 200-250 | 14.5 |
| ノルウェー | 60 | 12 |
| スペイン | 50-100 | 2 |
| スウェーデン | 150-180 | 19 |
| スイス | 40 | 5 |
| イギリス | 500-600 | 9.5 |
表2:他の国:36カ国
| 国名 | 推定 |
| アフガニスタン | 50 |
| アルバニア | 90 |
| アルジェリア | 200 |
| オーストラリア | 100-250 |
| バーレーン | 12 |
| ボスニア | 330 |
| カナダ | 100 |
| 中国 | 300 |
| エジプト | 360 |
| イスラエル | 120 |
| ヨルダン | 1,500 |
| カザフスタン | 250 |
| コソボ | 100-150 |
| クウェート | 70 |
| キルギスタン | 100 |
| レバノン | 900 |
| リビア | 600 |
| マケドニア | 12 |
| モロッコ | 1,500 |
| ニュージーランド | 6 |
| パキスタン | 500 |
| カタール | 15 |
| ロシア | 800-1,500 |
| サウジアラビア | 1,500-2,500 |
| セルビア | 50-70 |
| ソマリア | 70 |
| スーダン | 100 |
| タジキスタン | 190 |
| トルコ | 600 |
| トルクメニスタン | 360 |
| チュニジア | 1,500〜3,000 |
| ウクライナ | 50 |
| アラブ首長国連邦 | 15 |
| アメリカ合衆国 | 100 |
| ウズベキスタン | 500 |
| イエメン | 110 |
ICSRは、紛争に参加しているこれらの外国人のうち、推定5%から10%は死亡したと想定している。更に10%〜30%は紛争地域に残っているか、帰国しているか、または通過国で立ち往生していると推定している。結果的に、シリアとイラクの地に残っている外国人の数は、提供された数値より大幅に少ない可能性がある。
西洋諸国の中でISISに参加する国民または住民が最も多い国は 1. フランス、2.ドイツとイギリス、3.ベルギーの順である。この3カ国に共通していることは、最近の米国の傾向と同様、一部の国民はISISを好意的に思っている過激な傾向がある。ニュース.ウィークによると、フランス市民の16%はISISに肯定的な意見を持っている。特に、18〜24歳までの若い世代にISISの支持者が多い。また、ドイツとイギリスにもISISを好意的に思っている国民がいる。イギリス市民の7%はISISを支持し、ドイツでは全ての年齢層の3%〜4%は肯定的な態度である。 また、中東を含む他の諸国でISISに参加している国民または住民が多い国は1.チュニジア、2.サウジアラビア、3.ヨルダンおよびモロッコ、4.ロシア、5.レバノンの順である。ICSRは、主にスンニ派とシーア派の紛争であるシリアとイラクでの内戦に参加している外国人戦士は1980年代のアフガニスタン戦争より遥かに超過したと伝えている。またISISに参加する戦士は、ヨーロッパからのメンバーが増えているものの、圧倒的にアラブ諸国およびイスラム教国の人達で構成されている事を明白にした。