法専門家はなぜ大統領の保安官恩赦の合法性に疑問?

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ハリケーン.ハービィのカテゴリーが上昇した夕方の25日、トランプ大統領は連邦法に違反したアリゾナ州マリコパ郡の元保安官ジョー.アルパイオを恩赦した。大統領には恩赦の権力があるものの、複数の法律専門家は幾つかの要因により、この恩赦のケースは非常に問題があると述べている。アルパイオは、オバマ大統領を米国生まれではないと主張したトランプのバーサー運動を2011年に劇的に援助した友人である。加えて、偽博士と呼ばれたホワイトハウス顧問の一人であるサバスティン.ゴルカは政策戦略家のスティーブン.バノンに約1週間遅れて、同日金曜日に解雇された。アルパイオに対する恩赦は複数の法律専門家の間でなぜ論争的なのか?

トランプは22日多数の抗議者が参加したアリゾナ州フェニックスでの集会で予定していたアルパイオの恩赦を延期した。アルパイオはオバマ大統領の就任当初から彼は米国生まれではないとする根拠のない差別的バーサー運動を展開したトランプの共感者である。彼はオバマ大統領が2011年8月に誕生証明を公開した数ヶ月後にその書類を調査すると述べ、その後その出生証明書は「コンピュータで作成された偽物」であると宣言した。つまり、反混血大統領に対する差別行為をした点で 「バーサー運動の友人」であると言われている。 25日夕方、テキサス沿岸を直撃しているハリケーン.ハービィのカテゴリーが3から4に上昇するにつれ、非常に警戒が高まっていた時、トランプはアルパイオに恩赦を与えたことが報告された。アルパイオは、ヒスパニック系の人々を不法移民であるとの疑いだけで次々に拘束したため、憲法に違反するとして、裁判所からの停止命令を受けていた。しかし、彼はその命令を無視したため、侮辱罪で起訴された。トランプは彼の友人である保安官の起訴を無効にする方法を司法省の長官ジェフ.セッションズに尋ねるなど、数カ月前からアルパイオの恩赦を熱心に計画していた。

トランプによるアルパイオの恩赦は論争的な問題に発展した。ニューヨーク.タイムスに寄稿したノース.ウェスタン憲法学の教授で「司法独立とアメリカの憲法:民主的パラドックス」の著者マーティン.レディッシュは、大統領の恩赦権力は無制限のようであるが「保安官は人種のプロファイリングを含む裁判所命令に反し、憲法上の権利を侵害したとして有罪判決を受けた」ため「アルパイオの例は異なる」と指摘した。この恩赦が裁判所での挑戦になった場合、大統領の恩赦権力には事実上限界があることを発見するかもしれない」と指摘した。また、このケースには第5条改正条項の「適正な法律手続き」に欠けるとし、トランプ大統領または他の大統領が「憲法の権利である司法上の保護を巧みに回避する恩赦権力を武器化することは職務ではない」と述べている。また、トランプが「連邦裁判所の憲法執行努力を阻止するため、憲法上の権限を使用した」ことで、法曹界の専門家は「憲法の構造を守ることを約束した役人の不法行為を免除する」ための恩赦は過去の恩赦の中で「最も厄介な側面がある」ことを明白に指摘した。ハーバード大学法学部のノア.フェルドマン教授は赦免される前に、このような動きが「大統領の憲法の侮辱を表明する」と論議した。フェルドマン教授は「アルパイオは議会通過の法律に違反しただけではなく、彼の行動は政府全体の基盤である憲法自体に反した」と述べ、トランプは「恩赦する権利の構造を脅している」と指摘した。

大統領の恩赦権に詳しい政治学者のP.S.ラックマンはトランプの決定は「間違ったメッセージ」であると述べた。また、多数の人々が恩赦に申請をしており「10人又は15人が恩赦を何年も待っていている」と述べた。しかし、トランプは過去8か月間でアルパイオが初めてであるとし、コネのある「有名な人々、豊かな人々、政治的支持者、内部者のための寛容さしかない」ことは「古典的な誤解にもっとガソリンを注ぐ」ことになると指摘した。スレイト雑に寄稿したミズーリ大学の法学教授フランク.ボウマンは、憲法第2条第2節は、弾劾罪以外の連邦犯罪について誰も(おそらく自分自身を含めて)恩赦する権限を事実上無制限に与えている。しかし、トランプは「弾劾可能な違反 」であると述べ、アルパイオを赦免したことで、最初に検証可能な弾劾罪を犯したと述べている。ニューヨーク誌の法律及び最高裁関連の記者クリスチャン.ファリアスは「ジョー.アルパイオの恩赦はドナルド.トランプの最も重篤な権力の乱用である」と述べている。アルパイオはヒスパニックの憲法上の権利を踏みにじっているとの理由で、ジョージW.ブッシュに任命され、長年民事訴訟を監督している米国地方裁判所のマレー.スノー判事による厳粛な命令を侮辱したと指摘した。また、昨年アルパイオと彼の兄弟たちは「一貫して裁判所の命令を無視し、彼らの行動を規制する法律と政策に意図的に違反した」と批判した。

複数の法律専門家はトランプの恩赦権力行使は通常の恩赦の例には適応しないと指摘した。加えて25日、反テロリズムの副安全保障顧問の一人であるセバスチャン.ゴルカは解雇された。大学教授など多数の専門家はゴルカの適格性に疑問を公的に提起していた。彼は、素早く辞職であると公表することで解雇の報道を否定し、強制的な辞職は「アメリカを再度偉大にする約束を支持しない」と述べた。また「過激なイスラムやイスラム.テロリズムに関する言及を削除したという事実は大統領選挙の重要な要素が失われていることを証明している」と主張することで解雇ではなく、辞職であるとの印象を与えた。ホワイトハウスは事情を明白にしていないが、彼の論争的な経歴に起因しているとの意見もある。驚くことに、ゴルカは2014年から2016年までブライトバート.ニュースの編集者であった。ホワイトハウスを去ったと言われている彼はCEOであるバノンの白人ナショナリストのサイトに戻ったとの噂もある。

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