フロリダ州に到来したハリケーン. イルマは今朝フロリダ.キーズに上陸し、州の西海岸の方角に向かうと予測されていた。10日の夕方にはネイポーズを含む多数の地域で強風雨に見舞われ、視界が非常に悪い状態で複数のメディアの記者は集中的にネイポーズの異なるスポットで報告していた。前代未聞の巨大脱出作戦下で、避難しないことを決意した人々は想像以上に多い。避難することより、自宅に残ることを決めることの方がもっと危険な場合が多いが、生命の脅威が警告されたハリケーンから避難を拒否した人々はどのような人たちであり、なぜ彼らは自宅に居残ることを選ぶ劇的な決定をしたのだろうか?
フロリダ知事リック.スコットは頻繁に安全な場所に留まることを警告している。今朝の記者会見で、スコット知事は「生命の脅威」になるハリケーンから避難する最後のチャンスとして近辺の避難所を探し「直ちに家を出なさい」と呼びかけた。しかし、その避難命令に従わない人々がいる。彼らにはそれぞれ個人的理由がある。弁護士のカール.ロバーツは高層ビルのマンションの17階に住んでいる。ABCニュースの取材に応じたロバーツは、残ると決めた理由について「まず、私はどこにも行かない。そして、私は17階にいる。私は安全シャッターを持っているので、私はここでかなり安全であるはずだ」と語った。彼が住む南フロリダのレディントン.ショアーズは地理的に強制的な避難命令を受けた地域のひとつである。消防士は一軒毎に住民に脱出を促したため、フロリダ.キーズ全体は空になるはずだった。
避難を拒否する人々は嵐が去るまで、救済を求めても援助はできないと警告されていた。キャロル.ストロウドは、最初イルマがどこかに方向を変えると思ったと述べた。土着根性の頑固な彼女の夫はキー.ウェストから避難しないと決めたため、彼女は一人で「難破船」を運転する神経の太さはないため、夫と自宅に残ると決めた。彼女は「私は恐いです。今夜、私は発汗しています。今夜、私は死ぬほど怖いです」と語った。多くの貧しい人々には選択の余地はない。より多くの資源を持つ人々は、混雑したシェルターに滞在すること又は数百マイル北に運転するリスクを望んでいなかった。マイアミ.ビーチに住むミシェル.ポレッテは「アトランタやタラハシに向けて運転すると、ガソリンが切れ、カテゴリー4のハリケーンで車内に閉じ込められるリスクがある」と語った。
又、 移動式自宅に住む地域社会、特に内陸部や水面付近の住民も強制避難命令を受けていた。サンクトペテルブルクの移動式自宅に住むロリー.マストロパロ56歳は「私はどこにも行きません。私がマイアミに住んでいたら、そこから出るでしょう。私は最後の瞬間まで待つつもりです。私は狂った人々と道路にいるつもりはありません」と語った。800人の移動住宅共同地域ガルフストリーム.ハーバーでは退職した住人が多く、ロジャー.シュワルツ75歳は妻、彼の50歳の息子ジェフ、彼らの猫と一緒に暮らしている。シュワルツは「我々は後悔するかもしれないが、そうでないことを望む」と言った。彼は嵐が屋根を裂け始めた場合、彼らは屋根裏の狭いスペースに這うと語った。彼は「私は賭けをし、恐らくここを出て他の人たちを助けるだろう」と述べ、彼らの隣人は「とても良い人たちだ」と言った。また、娠妊のような特別な状況下で避難命令を無視する場合もある。マイアミ近郊に住むステファニー.トラビエゾ22歳は妊娠8ヶ月である。彼女の医者は快適で安全な場所にいることを提案した。1992年のハリケーン.アンドリューの嵐後、彼女の家の屋根は交換され、バックアップ発電機も準備されているため家に残ることを決意した。彼女は「私が妊娠していなければ、車で私の犬と夫と一緒に北へ向かうでしょう」と語った。
スコット知事は、家は再度建てることが可能であり所有物は再度交換できるが、貴方の生命と家族は交換できないと述べ、繰り返し避難命令を下したが、特別な執着のある家を所有する一部の人々は頑固に自宅を去ることを拒否した。10日NPRの報告によると、マナティー川のほとりのブレーデントンで、ハフシュトラーズは5日間、祖母の遺産を彼女の家から彼の家の車庫に移送した。両方の家庭は、マナティー川の端に近い強制避難ゾーン内にあるが、その一つは別の家よりも数フィート高いレベルに位置している。トミー.ハフシュトラーズは彼の父と兄弟が巨大なトレーラーから降ろした家具を屋内に運ぶのを見ながら「テキサス州の嵐を見た後、私は誰もが少し恐怖があったと思う」と土曜日に語った。また「通常、所有物を低い所から高い場所に移動することはないが、洪水が他の場所で起こっているのを見た後「物を保存するため必要なことをしなければならない」と述べた。ハフシュトラーズ家の一部を除き、彼らはまだ避難命令に従う準備ができていなかった。トミーの母親であるジャネットは避難所の選択肢を調べていた。一番近い避難所は満員だったが、中学校にはスペースがあった。彼女は夫のティムを見て「行きたい」と言った。ティム.ハフシュトラーズは「我々の隣人全ては滞在している。我々はここに居るかもしれない」と述べた。トミーはパトロール中の警察に「避難する必要がある。困った時、救済はできない」と警告されていたため「私たちは避難することになっていた」が、ハフシュトラーズは「略奪の危険を恐れている」と語った。家に住んでいれば「所有物を守る」ことができると期待したティムはピンクの2階建ての家を指差し「緊張した笑い声」で彼の母親が家を設計し、彼がその家を建てたが「保険はない」と語った。
ジュディ.ブラウンはフロリダ州ローレルに彼女の祖父母が建てた家に67年間住んでいる。その家も強制避難ゾーンにあるが、彼女はイルマを恐れていない。彼女は滞在する予定であると述べた。 60年以上避難したことがない彼女は「私は水泳を学ばなければならないかもしれないが、私たちはここに留まります。大丈夫でしょう」と述べた。彼女は多数のガソリン.スタンドには燃料が不足していたか又は道路の州間は渋滞で移動に長時間かかることを語り、避難したかったとしてもそれは遅すぎるとし、彼女は「今ここから出ることはできない」と述べた。
少数派地域社会の高齢者及び緊急事態に備えて出費する経済的ゆとりのない人々はハリケーン中の家に残る可能性が高い。また、緊急事態下で早くから計画的に準備することができず、手遅れになった人は避難所さえ探すことが不可能になり、諦めているケースもあるようだ。東部時間午後4時前後、カテゴリー3で時速110マイル前後のフロリダ州ネイポーズで複数のメディアの記者らは嵐の中で様々なスポットに立ち、揺れる自分の体を支えながら取材報告をしている。フロリダ州の人口は2,000万人を超えるが、昨日までに少なくとも600万人が避難命令を受けた。10日夕方までに、主にマイアミ.デイド、ブロワード、パーム.ビーチ郡で230万人以上が停電に直面したと報告された。