ロシアの虚偽広告:オバマ大統領は昨年フェイスブックに警告

フェイスブック(Facebook)は先日、同社のネットワーク上に多数の政治的虚偽の広告宣伝を掲載したロシアによる2016年大統領選の干渉関連情報のすべてを特別捜査官に提供した。オバマ大統領は昨年11月フェイスブックの創始者マーク.ザッカーバーグに対して、その事実がある事を警告していたことが昨夜判明した。ザッカーバーグはその警告を拒否し、実際に公式に認めるまで約10か月経過した今日、彼は評判を低下させる結果となったダメージ.コントロールに葛藤している。これらは何を示唆しているだろうか?

WSJは15日、フェイスブックは特別捜査官のロバート.ミュラーにロシアの広告購入に関する詳細な記録を提供した事を報告した。加えて、同社はロシア人に売却されたフェイスブック.アカウントの3,000件以上の広告内容と関連情報を議会に提供すると先週21日発表した。フェイスブックのCEOザッカーバーグはフェイスブック.ライブ.イベントを開催し、選挙妨害に対処する計画について「我々は新たな世界にいます。選挙を妨害しようとしている国に対処しなければならない事はインターネット地域社会にとって新たな挑戦ですが、それを我々がしなくてはならないのであれば、その機会を上げる事に尽くします」と説明した。最近、同社は外国のパワーによって米国の民主主義が崩壊されることには断固立ち向かう必要があるとアピールしているが、昨年11月、既にオバマ大統領に警告されていたこと公表していなかった。

昨夜報告したワシントン.ポスト(WP)によると、昨年大統領選挙後、ザッカーバーグはオバマ大統領に直接警告されていた事実があった。オバマ政権は11月8日選挙前の数ヶ月間、当時ドナルド.トランプ次期大統領の選挙に多大な影響を与えず、どのような方法でフェイスブック上のロシアによる政治的偽造ニュースに対抗するかについて水面下で多大な葛藤を続けていた。トランプの「驚異的な勝利」から数週間後、オバマの補佐官の一部は「もっと多くのことに対処しなかったことを後悔」した。トランプの就任2ヵ月前、ペルーのリマで2016年11月19日に開催された世界指導者会議で、オバマはプライベート.ルームでザッカーバーグと対面し、ロシアの「フェイク.ニュースや政治的虚偽情報の脅威を真剣に受け止めるよう個人的な訴え」を起こした。フェイスブックと政府が脅威に対処するためさらに努力しない場合、次の大統領選では悪化すると彼に警告した。この個人的な会話の詳細を共有することを匿名の条件でWPに語った第三者の証言によると、ザッカーバーはフェイク.ニュースが引き起こす問題を認識していたが、オバマ大統領に対し「そのようなメッセージは拡大しておらず、簡単な救済策はない」と対応した。ザッカーバーグは最初、彼の会社のソーシャル.ネットワーク上でフェイク.ニュースが米国の選挙に重要な役割を果たしたという考えを「狂っている」として拒否した。

ザッカーバーグはこの日から「彼が作成したソーシャル.ネットワークを悪用した劇的な外国の敵対政府による米国の選挙に対する攻撃の新たな脅威の規模を認識」しなくてはならない現実に直面した。同社は世界中の無料のユーザーに影響を与えず、独自のシステムを強化するため「一連の厳しい選択肢」に取り組んだ。その努力の1つは、先週木曜日フェイスブックが実際に操作されたことを認め、同社は「疑わしいロシア工作員に買収された約3,000件の政治的テーマの広告を議会に引き渡すことになった」ことである。最初、それらの広告はほとんど削除されたと報告されていた。いずれにしてもフェイスブックは「非常に脆い」ソーシャル.メディアであることを長い間隠していたため同社は多大な損失に直面している。幾人かの批評家は、フェイスブックは政治的な圧力の為、その足を引き今だけ行動していると述べている。ノース.キャロライナ大学の助教授でソーシャル.メディア企業の社会と政府に及ぼす影響を研究しているゼイネェープ.ツゥフェッチーは「責任の体系的な失敗がある」と述べ、世界の仕組みに対する知識、監視を避ける広範な努力、少数従業員によるビジネス.モデルなどの「過信が根底にある」と批判した。WPによると、ザッカーバーグは、同社が虚偽ニュースやライブ.ビデオの自殺、政治的スピーチを検閲していたとの主張も含めて、ソーシャル.ネットワーク上の新たな暗い側面との戦いで、より積極的な役割を果たすかどうかについて取り組んできた。同社の公共政策及びコミュニケーションの副社長エリオット.シュレェーグは「我々は民主主義の力を信じている。だからこそ、選挙の統合性を非常に真剣に受け止め、発見した事を共有する為あらゆる機会で進めてきた」と述べた。オバマのスポークスマンはこれに関するコメントを拒否した。

ビデオ公開されたザッカーバーグの声明は、彼が築いたフェイスブックは「世界人口1/3が毎月使用」している巨大なソーシャル.メディアに発展し、13年後に初めて危機に直面した事を示唆した。米国の選挙に影響を与えたロシアのフェイク.ニュースのダメージ.コントロールにおいて最初の挑戦に直面している彼は、ソーシャル.メディアに対する政府の規制に関する議会での議論も含めて、議会委員会及び特別捜査官ミュラーの調査に協力しなくてはならないプレッシャーがあるようだ。それはこの問題が国際的規模で深刻であることを示唆している。ロシア大統領ウラジミール.プーチンは長年米国及びヨーロッパの民主主義を破壊させる意図があると早くから警戒されている。最近、新書What happened の販売促進のため、インタビューの機会が増えているヒラリー.クリントンは国務長官時代、ロシアに対して厳しい政策をアピールしていた為、彼女はプーチンの政敵であり、彼にはクリントンを打破する非常に強い動機があったことを語っている。また22日、連邦政府は接戦州フロリダ、ペンシルベニア、ウィスコンシン、バージニア、オハイオを含む21州の選挙役員に2016年大統領選で、彼らの投票システムはハッキングされたことを報告した。政敵とみなす外国政府が米国の大統領選を操作した事件はウォータゲート.スキャンダルを超える前代未聞のスケールであり、今後繰り返してはならないことを多くのアメリカ人が認識し始めている。

ザッカーバーグは昨年オバマ大統領が警告したにも関わらず、即時に対処しなかった為、結果的に米国の民主主義を保護するため、可能な限り努力している事を公的に認められる義務がある多大なプレッシャーに直面している。ソーシャル.メディアに対する適切な規制がない事で巨額の利益があるこれらの一企業であるフェイスブックがどの程度の努力をするかどうか不明である。規制がない事はお金の流れにおいて不透明の問題があり、フェイスブックの例は氷山の一角に過ぎず、まだ他のソーシャル.メディアにも同様の問題が浮上する可能性がある。加えて、民主主義を保護するため規制する事に微塵の感心さえ示さず、政治的虚偽広告に対するロシア関連調査を「悪ふざけ」と表現するだけの大統領を米国民は毎日見ている情けない現実がある。

アメリカ・ウオッチ- Yuko's Blogをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む