続編1: パナマ.プロジェクトに関与した逃亡者の告白

17日に公表された二つの調査報道機関による合同調査は、ドナルド.トランプが2006年に開始したパナマのホテル建設プロジェクトにロシア人の投資家、資金洗浄を行った販売業者を含む複数の犯罪者または犯罪組織が関与していたことを報告している。また、イバンカ.トランプの最初の不動産ビジネスとして、トランプが開始したこのプロジェクには資金洗浄と不正販売の容疑で逮捕され、現在も逃亡者の立場である男性がテレビ取材に応じ、驚異的な事実を告白した。トランプ.パナマ.プロジェクトは現在資金洗浄の捜査の一部である。NBCニュース及びロイターの取材は特集として記事及び放映の両方で報道された。

トランプは2005年にパナマでのホテル事業計画を考慮し始めた。地元の開発業者であるロジャー.カフィーフは ニュヨークのトランプ.タワーを訪問し、パナマのトランプ.プロジェクトで彼の名前のライセンスとホテル経営だけを提供することを提案した。2006年、パナマでのトランプ.オーシャン.クラブ国際ホテル.タワー建設プロジェクトでは、トランプはそのホテルの所有者ではなく、開発業者でもなく、販売人でもなかった。つまり、名前を貸すだけのビジネスであった為、当時トランプ組織の代表者であったトランプはホテルを所有していなかったが、売上を増やすことで利益を得るため、そのプロジェクトにトランプ名を認可した。パナマは非常に腐敗した国であり、その建設資金の投資家は誰なのか、または資金はどこから流れているのか、仲介業者の身元など一切聞かれることのない非常に杜撰なシステム下でこのホテル.タワー建設が遂行された。マンションのユニットの幾つかは、同じ物件に対して複数の顧客と契約されたケースもあり、2011年のホテル建設完了後に告訴が相次いだ。

2006年イバンカはパナマに旅行し、ブラジルの不動産販売員であるアレクサンドル.ベンチュラ.ノゲイラという名前の男性に会った。当時、小さな不動産会社のセールスマンであったノゲイラは約10年後の2017年11月13日、仮装してメディアのインタビューを受けることなど想像にも及んでいなかった。パナマでイバンカに会った時、トランプ名のライセンスがあるため、パナマで販売されている同じような部屋の値段の三倍で売ることができると彼女に語った。彼が主張したように高い値段で部屋を売却することが可能であるという理由で、イバンカは彼がプロジェクトの主な営業担当者になることに同意した。その後、イバンカとノゲイラは頻繁に会うようになった。ノゲイラはインタビューで「一週間に100ユニット販売することが合意であった。彼は「私はもっとうまくやるつもりだ。買い手に価格を伝えずに売るつもりだと言いました」と語った。事実、彼は最初の目標を達し、その後、更に数百ユニットを販売した。

ノゲイラは現在逃亡者である。2009年5月パナマで、彼は不動産詐欺の容疑で逮捕された。ノゲイラを捜査したパナマの元金融犯罪検察官マウリシオ.セバロスは、トランプ.オーシャン.クラブと他の開発の両方で、ノゲイラは詐欺行為を否定したが、二重または三重の売却マンションによる数十件の苦情により告発されたと告白した。トランプ.オーシャン.クラブに関する同報機関の合同調査は、謎めいたブローカー、顧客、投資家が麻薬密売や国際犯罪にリンクしていることを示した。このプロジェクトを調査したセバロスは、この建設プロジェクトの超高層ビルを「資金洗浄の手段」と呼んだ。トランプ組織またはトランプ家族が非合法の活動に従事したかどうか、プロジェクの関係者の犯罪歴を知っていたかどうかも不明であるが、ノゲイラはトランプが購入者または資金がどこから来ているのか、「如何なる質問も決して提起することはなかった」と述べた。二重又は三重の売却マンションにより、ドナルド.トランプは2010年度末までに7,420万ドルの利益を得た。

ロイターによると、トランプ.オーシャン.クラブ国際ホテル.タワー建設プロジェクトで、ノゲイラは後に資金洗浄の有罪判決を受け、現在米国で勾留されているコロンビア人とのビジネスにも関与した。また、トランプ.プロジェクトの投資家は、誘拐と殺人脅迫のため1990年代にイスラエルに拘束されたロシア人、及びノゲイラと仕事をしている期間に人身売買の疑いで逮捕され、その後キエフの裁判所で有罪判決を受けたウクライナ人である。ノゲイラはトランプ.オーシャン.クラブに参加した3年後に詐欺と偽造の罪でパナマ当局に逮捕された。彼はトランプ.プロジェクトのマンション契約を含めて、詐欺行為であったと主張する人々を見捨てて去った。その結果、8年後の刑事事件による複数の犯罪ケースは現在捜査中である。パナマの訴訟及びロイターの記録による別の告訴状はトランプ.プロジェクトおよびその他のパナマの建設プロジェクトで、ノゲイラによる少なくとも6件の詐欺の疑いが記録されている。ロイター が発見した2件の苦情は南ドイツ新聞と調査ジャーナリストの国際誌などに暴露された地元の法律事務所が記録したパナマ文書に掲載された。ノゲイラはトランプ.オーシャン.クラブの売却における不正行為を含むパナマでの4件の刑事事件において 2009年5月に詐欺罪で逮捕された。彼は140万ドルの保釈金を支払った直後に釈放され、2012年までパナマに住み続けた。国を離れることは禁じられていたが、再び移動する前に母国であるブラジルに逃亡した。サンパウロに拠点を置く連邦検察官のカレン.カーンは、パナマからノゲイラの口座に振り込まれた幾つかの大規模な銀行送金が精査を誘発し、彼は国際的な資金洗浄の容疑で連邦調査下に置かれていると述べた。

一部の法律専門家は、このエピソードはトランプがそこからの収入源を確認するために取った処置について疑問を投げかけているとロイターは述べている。マンハッタンの元アシスタント地区弁護士であり、JPモルガンのグローバル反汚職プログラムの元責任者であるアーサー.ミドルミスは、パナマは「非常に腐敗している」と認識されていると述べ、そこで事業に携わる人は彼らの冒険に関与する他の人々に相当な注意を行うべきである。もし彼らがそうしなかった場合「不正行為に盲目的になる責任を負う米国法律の潜在的危険性があった」と述べた。インディアナ州のノートルダム大学の教授で米国財務省執行部の元秘書官ジミー.グルュールはこの意見に同意した。彼は「良い倫理の問題」として、どのようなビジネスマンも潜在的に犯罪にリンクしている人物とのビジネスは避けるべきであると述べた。インタビューに応じたノゲイラと他の関係者は、当時のパナマの法律は所有者の身元を確認する義務さえ課さなかったと述べている。(続)

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