大統領には人種差別の要素があるか?

トランプ大統領は今朝、 イギリスの極右派リーダーがツイートした反イスラム教徒をアピールするフェイク.ビデオを共有したため、国際的非難に直面している。今週幾つかの機会で、トランプの人種差別または人種偏見的な言動は制御不能であるとして注目された。トランプが人種差別者であると公的にコメントする批評家も多数いるが、彼には事実上人種差別及び人種偏見の要素があるだろうか? 

昨日ホワイトハウスでトランプは、二次世界大戦中、米国先住民の暗号発言者であったナバホ民族の英雄を讃える式典を行った。その中のリーダーはスピーチの後半で、人種の多様性が米国最大の美点であると語り始めた時、トランプの表情は曇り、顔を左に背けた様子をカメラは捉えた。トランプは過去に 20回以上、民主党上院議員で金融法律の専門家であるエリザベス.ウィーレンをポカハンタスと呼んでいる。トランプはそのスピーチが終わった後「貴方達は非常に特別な人たちなので、感謝したい。貴方達は私たちがここに来るずっと前からここにいます。しかし、議会には、貴方達よりここに長くいる代表者がいますが、彼らは彼女をポカホンタスと呼んでいます」と述べた。 その後、ウィーレンはトランプが「人種的中傷を止めることはない」と指摘した。議会は、誰一人エリザベス.ウィーレンをポカハンタスと呼んだことはない。また、彼女は招待された3人の高齢者よりずっと若いため、米国で彼らより長く住んでいないことを含めて、このトランプの短いスピーチには複数の虚偽がある。

トランプは今朝、イギリスの極右派の女性リーダーがツイートした反イスラムを促進する虚偽のビデオを再ツイートしたため、国際的批判を浴びている。最初にそのビデオをツイートした人物は、英国ファースト(British First)の副議長ジェイダ.フランセンである。彼女は3つのビデオを投稿した。トランプがリツイートしたビデオのタイトルは「イスラム教徒の移民は松葉杖のオランダの男子を倒す」であり、メディアはトランプがそのビデオを再ツイートしたと強調している。ニュースウィークによると、 オランダのメディアは「イスラム教徒が松葉杖の少年を殴っている」とイギリスの極右派リーダーが主張しているそのビデオは偽物であると伝えている。トランプは29日の朝、その最初のビデオを再ツイートすることで反イスラムのツイートを「4,360万人のトランプのフォロアーと共有した」ことが論争的になっている。

CNNが公表したそのビデオは上下白系の服装の若い白人男性が2メートル程度離れた位置から松葉杖の白人少年と対面している場面であり、しばらくお互いに静止した後、その男性は少年に近づき彼の肩に手を乗せ、肩を組み合ったような格好になった。しかし、その後虚偽の演技に見える格闘が約15秒間続いた。トランプはそのビデオの信憑性を確認せず、ビデオのタイトルに反応したと思われる。「自由な世界の大統領が、極右派の反イスラムのメッセージを共有し、促進することは単に非難されるだけではなく、無視することはできない問題である」と今日そのビデオを紹介したCNNのキャスター、ジェイク.タッパーは指摘した。そのような信憑性のないビデオを再ツイートしたため、イギリスの複数の指導者は反応した。

イギリス紙のガーディアン によるとオランダの警察とメディアは、エピソードの報道が「イスラム教徒の移民であることを示唆していないと明らかにした時、トランプが共有したその「ビデオの信憑性はすぐ疑わしいものになった」と述べている。真実を伝えるCNNを「フェイク.ニュース」呼び、フェイク.ニュースを真実であるように促進するトランプの行動は危険であると指摘している。イギリスの労働党の党首ジェラミー.コービンはそのツイートを共有したトランプの決定は「忌まわしく、危険であり、私たちの国にとっての脅威である」と述べ、他の複数の議会メンバーは(2018年初期)計画されている彼の訪問はキャンセルにするべきだ」と述べた。英国首相テレサ.メイのスポークスマンは、今日「英国ファーストは嘘を広げ、緊張を煽る嫌悪感のある物語を使って、地域社会を分裂しようとうとしています。彼らは法を守る人々に不安を引き起こします。英国の人々は圧倒的にこの国の価値観、礼儀、寛容及び尊敬の対立にある極右の偏見のある表現を拒絶します」との声明を公表した。また、オランダ大使館も事実は大事であるとツイートした。

これまでのところ、トランプのイスラム教徒に対する反応は偶然ではなさそうだ。時が経つにつれ、メディアはトランプが人種差別者であることを証明しているという。選挙キャンペーン中の最初の段階では、メキシコ人は犯罪者や強姦者であると宣言した。選挙キャンペーン後半の時期、2016年7月28日の民主党全国大会で、イスラム教徒の子息を戦地で失った彼の父カジア.カーンは、トランプがイスラム教徒を米国から一時的に禁止する政策をアピールしていたため、「憲法を読んだことがあるか」と叱責したことをメディアは数回アピールした。8月シャーロッツビルで開催された白人至上主義者の集会で、ナチスの会合に参加していた男性が車での暴動により女性が死亡した事件後、トランプはナチスを擁護しているような印象を与える発言があったため、各方面から圧倒的な非難があり、多数のホワイトハウスの複数のビジネス関連評議会メンバーはほぼ全員が辞職する多大な反響があった。

共和党上院議員のジョン.マケインは「人種差別主義者と憎悪と偏見に対抗するため立ち上がるアメリカ人との間に道徳的な同等性はありません。米国の大統領はそう言うべきです」とツイートした。他にもポール.ライアン、マルコ.ルビオ、ジェブ.ブッシュ、ミット.ロムニーを含む10人以上の共和党はトランプが人種差別に対抗していないとして、同様に批判した。これは記憶に新しいエピソードであるが、黒人に対する差別は歴史的に記録されている。1973年、トランプはニューヨークのブルックリン、クイーンズ、スタテン.アイランドで、不動産会社の社長であった彼が所有するマンションの賃貸契約を申請していた黒人に対する人種差別罪で米国司法省に告訴された有名な歴史がある。最近、幾つかのエピソードでは黒人のスポーツ関係者に対して、2回攻撃している。一部の批判者はトランプを人種偏見者(bigotry)であると公然と述べている

既にK.K.Kを含む白人至上主義者はトランプに投票したと公表しているため、トランプ台頭の背景には、人種差別があるとの説もある。保守、リベラル、及び中道派を含む多数のメディアはトランプの台頭は人種に関係があると述べている。保守系のエコノミストは「大統領の支持者を人種差別的な一団として却下するのは間違っているが、人種は彼のアピールを説明するのに役立つ」と述べている。ワシントン.ポストは1948年代からインタビューを通して、調査する伝統的な調査機関であるアメリカ全国選挙調査(ANES)が公表した2016年の世論調査に基づき、トランプに投票した人々はトランプの権威主義より人種偏見がもっと動機であったと分析している。中道系のアトランティック誌は、白人労働者階級がトランプを支持した動機は文化的なものである証拠があると述べている。同誌が発見した「証拠は、白人労働者階級で経済的に悩まされている有権者は、トランプよりヒラリー.クリントンを好む傾向があることを示唆している。党の所属以外に、移民の追放を支援し、教育投資に躊躇するアメリカ人には文化的 な不安があり、それはトランプの支持を最も良く予測した」と述べている。移民に反対する人々が必ずしも人種差別者であるとは限らないが、全ての人種に寛容である人は、移民にも寛容である傾向があることも事実である。トランプは長い米国の政治史の中で、初めて反移民、反イスラム政策を躊躇することなくアピールした候補者であったため、社会の片隅でこれらのグループに偏見を抱いていた人々がトランプを支持したことを上記以外の他多数のメディアも同様に指摘している。

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