ロシア関連の捜査チームに対する攻撃の波と新たな報告

ロシア関連の調査に苛立っているホワイトハウスの弁護士及び一部の共和党は、可能な限り早急にロシア関連の調査を終わらせる圧力をかけている。保守派メディアは特別捜査官ロバート.ミュラー.チームの一人が反トランプのメールを同僚に送ったことが判明した後、党派的であると批判し、トランプ顧問の一人は、政権移行時期に発生したトランプ陣営の多数の電子メールをミュラー.チームが不法に回収したと主張し始めた。ロシア関連の捜査を非合法化することで、ミュラーを解雇し、捜査を停止させる動きがあるとの懸念が拡大している。一方、オバマ政権は昨年、ロシアがトランプ.キャンペーンに侵入する動きがあった事をトランプに警告していたことが今日判明した。

司法省は7月解雇されたミュラー.チームの一人である捜査官が別の同僚と電子メール交換した文書を先週公開した。これらのメッセージは解雇されたメンバーの一人が反トランプでヒラリー.クリントンの支持者であり、トランプを嫌っていることをメール上で論議したことを示唆した。トランプを支持しているフォックス.ニュースのベテラン.ホスト、ショーン.ハニティは特別捜査チームが党派的であるとして、激しく攻撃した。一部の共和党は、絶好のチャンスとしてロシア関連捜査は「党派的」であると批判し、ミュラー.チームの捜査を非合法化する動きを強めている。ワシントン.ポスト(W.P)によると、トランプ陣営の元顧問マイケル.カプートは昨日「大統領に対する攻撃は益々増加しているようだ。ミュラーがクーデターのために来ているとは思っていないが、彼の周りの人々はレールから脱線していることを示していると思う。これらのテキストと電子メールは、抵抗におけるメンバーシップの宣言であった」と語った。

加えて、トランプ顧問の一部は先日、特別捜査官は不法にホワイトハウスから多数の電子メールを押収したと主張した。今月初旬トランプはFBIの信憑性について懐疑的なコメントをしたため、共和党は下院司法委員会での公聴会を先導し、トランプに指名されたFBIディレクターのクリストファー.レイ及び司法省の副長官ロッド.ローゼンスタインに対する公聴会を実施した。レイは 7日の同委員会で証言し、反トランプのメールを交換したミュラー.チームの一人及び他のメンバーの行動を調査中の現在、詳細に語ることはできないと述べたが、FBI当局者による政治的偏見を見ていないことを明確にした。先週開催された公聴会で、ローゼンスタインは「政治的意見のある従業員がいることは理解しています。これらの意見が彼らの行動に影響を与えないようにすることは、私たちの責任です。ディレクター.ミュラーはそれを理解しており、彼は彼の事務所を適切に運営していると私は信じています」と証言した。別々のスケジュールで証言した両氏はいずれもロバート.ミュラーを尊敬していると言われている。彼らは、ミュラーほど誠実で統合性のある捜査官は存在しないと述べ、一部の親トランプ派の共和党の希望に反して、特別捜査官ミュラーを解雇することに同意しない姿勢を明白にした。

ミュラーを解雇する動きがホワイトハウスにあると懸念されているため、トランプは最近ミュラーに対する解雇を考慮していないと数回公表した。トランプの発言には一貫性がないため、これも戦略であると見られている。17日、ジャーナリストは直接本人に確認した。週末をキヤンプ.ディビスで過ごし、昨夜ホワイトハウスに戻ったトランプに対して、南芝で待っていた記者らは「ミュラーを解雇する意図があるか」どうかを聞いた。彼は「いいえ、私はそのつもりはありません」と答えた。また、記者に状況は「良くないようです。それはとても悲しいことです。私の人々はそれについてとても怒っていました」と語った。またトランプは トランプ陣営とロシアとの「共謀は何もない」と記者団に語った。

ミュラーを非難した弁護士はトランプの移行チームとして代表した人物であり、彼はトランプ政権の移行時期に送信または受理した数千の電子メールをミュラー.チームが非合法に取得したと非難した。法的および広報関係者は「特別捜査官を追い出すための基礎」を築くための何らかの工夫があるとW.Pは分析している。トランプは先週、他の機会でミュラーがそのメールへのアクセスを得たことを批判した。 特別捜査官チームのスポークスマンは先週、ホワイトハウスからの電子メールの回収は同意に基づいて手渡されたものであるとの声明を公表した。一方、トランプの個人弁護士は今週ミュラーに個人的に会い、今後の予定について聞くつもりであると公表した。トランプの弁護士らはミュラーの調査は来年早々に終わると「大統領に保証している」ため、今週ミュラー.チームとルーティンの会議を行う予定である。彼らは、調査の結論を出す前に、顕著な質問または調査官が必要とする資料があるかどうかを捜査官に尋ねると述べていると報告された。

共和党のミュラーに対する攻撃が増加した先週末、民主党の間ではミュラー解雇の懸念が拡大した。15日カリフォルニア州米国下院議員のジャッキー.スピィヤは、カリフォルニア州のテレビ局で、議会は休暇で閑散状態になるため、トランプは今週末ミュラーを追い出すとの議事堂の「うわさ」があったと語った。W.Pによると、リベラルの活動家グループは、ミューラーが解雇される事態に備えて、大規模な抗議を準備した。「トランプは法上の存在ではない」ことを強調しているこの同盟は全米で400以上のデモ抗議を開催する準備があると述べた。ホワイトハウスはその噂は馬鹿げているとしてミューラーを解雇する論議はないと主張した。

捜査に対する妨害の動きは、捜査がトランプに近づいているための恐れが要因であると見られている。W.Pによると、匿名の人物はトランプが司法省の上官クラス及びFBI下の特別捜査チームに対して非常に批判的であり、捜査の段階は「 行き過ぎであると彼(トランプ)は気づいたと思います」と 語った。現時点でミュラーを解雇できる人物は、彼を雇用した司法省のローゼンスタインである。司法省の法律事務所の元局長であり、ハーバード大学法学部のジャック.ゴールドスミスは「ローゼンスタインがミュラーの解雇を拒否すれば、トランプはローゼンスタイン(左)を解雇することが可能であり、ミュラーを解雇する人物を発見するまで、全て入れ換えた人物を解雇し続けることが可能である」と述べた。トランプはここ4日間で2回ロシア大統領ウラジミール.プーチンと電話で会話しているようである。昨夜も含めて、ロシアとの「共謀はない」と言い続けている。しかし、今日NBCニュースはオバマ政権のFBIが2016年7月19日「ロシアを含む外国の敵国は、彼のキャンペーンを恐らくスパイし、侵入しようとしている」と警告した事実があったことを報道した。同様の警告は当時候補者であったクリントンにも与えられえた。この当時、FBIは既にロシアとトランプ陣営のメンバー間との接触を認識し、さらに調査を始めていた。この新たな事実の公表は、トランプがこの警告を無視したか又は最初からロシアを保護する姿勢があったことを示唆している。

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