大統領の驚異的なプライバシーを暴露した論争的な新書

ハリウッド.ジャーナリスであるマイケル.ウォルフの著作Fire and Fury はドナルド.トランプのプライバシー及びホワイトハウスの内幕を暴露した新書である。著者の主張によると、その書籍の内容はトランプの内輪も含めて200人以上のインタビューに基づくものであり、驚異的でショッキングな取材記事である。昨夜トランプ大統領の弁護士は出版社に販売の停止を求めていると報告されたが、その可能性はない。加えて、ホワイトハウスの元政策戦略家ステーィブン.バノンが述べている幾つかの内容が暴露された後、トランプは多大な怒りを表明し、彼との関係を絶つことを暗示した。ホワイトハウス対ウォルフ及びトランプ対バノンの対決を思わせる法的紛争になることを示唆している。

この新書Fire and Fury : Inside the Trump White House(炎と怒り:トランプ.ホワイトハウスの内側)の公式な販売は来週であるが、トランプの弁護士が訴訟を脅した後、出版社は、その予定を急遽変更し、明日になると発表した。既に本は分配されているため、多数のメディアはその内容を既に把握しているようである。この本はトランプのホワイトハウス内での行動、一般の国民が知らなかった事実、会話、その他、最も「爆発的」な内容を抜粋で紹介している。例えば、ニュースウィークは20の驚くべき情報をリストしている。BBCニュースは11の「爆発的主張」をリストし、ビジネス.インサーダーは5つの野生的な主張を詳細に紹介している。他多数の主要メディアも解説を加えて紹介しているが、それらはいずれも書籍の一部に過ぎない。

最も目立っている驚きの記事はトランプと彼の妻メラニアは勝利を望んでいなかったということである。Fire and Furyによると「予期しなかった状況になっていた選挙の夜午後8時過ぎ、ドン.ジュニア(トランプの長男に対する愛称)は実際に勝利するかもしれないことを確認した。ジュニアは彼の父の様子を観察しながら、彼はトランプが幽霊を見たかのように見えると語った。メラニアは「涙を浮かべ、喜んではいなかった」という。バノンの無味乾燥な観察では、一時間の空間があり、少し恥らっていたトランプは信じられないほど麻痺した状態になり、恐怖に慄くトランプに変身した。しかし、最終的に変化があった。突然、ドナルド.トランプは「彼が米国合衆国の大統領になることに値し、大統領になれると全面的に信じる男性」に豹変した。トランプは「メラニアに勝利しないと約束していた」ため、実際にはトランプ及びメラニアは大統領選の勝利を望んでいなかったことを示唆している。

この暴露は、1月20日の就任式のテレビ画面を通した一部の印象を回想させる。宣誓を行う頃、トランプは彼の斜め後部に立っていたメラニアに数秒話しかけた時、彼女は笑顔を見せたが、トランプが再度彼女に対して背中を向けた途端、下向きの暗い表情になった時の瞬間をカメラが捉えたことを思い出す。就任の祝賀パレードには有名な芸術家または「Aレベルのスター」が全て参加を却下したため「トランプは就任式を楽しんでいなかった」と著者は述べている。ウォルフはニューヨーク誌の投稿記事で、トランプのキャンペーンに参加した人々及び彼の側近は誰一人、トランプが勝利するとは予測していなかったと述べている。キャンペーン当時から安全保障顧問として援助したマイケル.フリンはロシアからスピーチ料を受理しているため、それは「私たちが勝利すると問題になる」と語り、フリンもトランプが勝利するとは予期していなかったことを示唆する会話が引用されている。トランプは「勝利したくはなかったし、彼のキャンペーンの誰も彼が勝利するとは思っていなかった」ため、フリンは「ロシアの演説で45,000ドルを受け取るという彼の決定」について彼の友人に問題はないと語った。皮肉にも、フリンは予想に反してトランプが勝利したためFBIに逮捕される結果になった。米国諜報機関は早くから、トランプの勝利は民主党の選挙をハッキングし、盗んだメールの一部をウキリークスに暴露したロシアに援助されたと報告している。当時、トランプ.キャンペーンの内部の統計も含めて、米国全ての世論調査機関はクリントンの勝利を予測していたが、2016年11月9日の早朝、全ての予測が外れるという前代未聞の事態が発生した。

バノンは2016年6月9日にロシアの女性弁護士を含む複数のロシア人とトランプ.タワーで会ったトランプ.ジュニアを「反逆的」と呼んだことはほぼ全てのメディアが注目している。その書籍でのバノンの会話による引用は「キャンペーン上級者3人は、トランプ.タワー内の25階の会議室で弁護士が立ち会わない状況でも、外国政府と会うことは良い考えだと思っていました。彼らには弁護士がいませんでした。彼らが、これは反反逆者でも、非国家主義者でも、悪人でもないと思ったとしても、私は偶然その全てを考えていました。すぐにFBIに電話すべきでした」と語った。また、この本の中で現在話題になっている課題は、イバンカとクシュナーの権力への執着である。その引用は「報酬に対するリスクのバランスを保っているジャレッドとイバンカ両氏は、彼らが知っていたほとんどの人の助言をウェスト.ウィングで受け入れることを決めた。それは夫婦の共同決定であり、ある意味では共同作業だった。両者は両者間で正直な取り決めをしていた。将来、ある時に機会があった場合、大統領に立候補することになるのは彼女である。イバンカが楽しむ最初の女性大統領はヒラリー.クリントンではなく、それはイバンカ.トランプである。現在ホワイトハウスで使用されている造語『ジャルヴァンカ』の言葉を生み出したバノンは、婦夫の約束が彼に報告された時、驚愕した」と書かれている。

その他、個人的なことが多数暴露されている。トランプは「憲法を学ぶことに関心がない」ことに加えて「トランプは決して読まない。彼は従来の感覚で情報を処理しない」ので、トランプは怒った時、軽蔑的な言葉を使う。また「大統領のライフスタイルは多くの異常なルーティーン」である。長時間テレビを鑑賞し、「バイ菌恐怖症による妄想」のため、外食産業では最も安心できるとの理由でマクドナルドのハンバーガーを頻繁に食べている。イバンカは彼女の父トランプは「頭皮を減らす手術後、両側と前頭部の周りに髪の毛が施されている完璧に設計されたヘアスタイル」であることを詳細に友人に説明した。また、トランプは「人生の生きがいの一つは貴方の友人の妻たちとベッドに入ることであると言いたい」とし、他の女性と一緒にベッドに入ることを希望しているとこの本は主張している。トランプは「彼自身、彼のプライバシーを親しい人達に語るが、その情報が漏れると怒りを表明する」と著者は述べている。現在、これらの暴露に直面したホワイトハウスは蜂の巣を突いたような騒ぎになっており、報道官サラ.ハッカビーは「真実ではない」とコメントし、書籍の信憑性を落とす努力に対応しているようである。

4日のワシントン.ポストによると、トランプの弁護士は名誉毀損を含む法律上の注意を記載した手紙を著者のマイケル.ウォルフ及び出版社の社長に宛て、出版停止を求めている。ベバリーヒルズに拠点を構えている弁護士チャールズ.ハーダーの手紙は、出版社のヘンリー.ホルト& カンパニーに「書籍の今後の公表、公開、配布を中止すること」または「その内容の抜粋と要約」を要求した。弁護士らは「調査の一環として本の完全コピー」の提供を求めている。また、ホワイトハウスは昨年の大統領選のキャンペーン以来、トランプを援助したバノンと公式に断絶することを暗示した。バノンの「反逆的及び非愛国的」な発言に怒ったトランプはツイートで 「スティーブ.バノンは私や私の大統領職とは何の関係もない。彼が解雇されたとき、彼は仕事を失うだけでなく、正気を失った」と批判した。また、トランプの弁護士たちは3日の夕方、バノンに対して手紙を送り、彼が署名したトランプ組織との雇用契約に多数の点で違反していると主張し、大統領に対して「名誉毀損の可能性がある」と警告した。弁護士らは、機密情報や誹謗的な情報の伝達を止め「差し迫った」法的措置に備えて全ての記録を保存するようバノンに命じた。ハーダー弁護士はバノンに対して「貴方は契約に違反し、とりわけウォルフ氏と連絡を取り合い、トランプ氏、彼の家族、および会社についての機密情報を開示し、誹謗中傷し、場合によっては非常に名誉毀損的な陳述をウォルフ氏に提供した」と書いた。

出版会社はトランプと彼の弁護士が来週公式に販売されるマイケル.ウォルフの書籍販売を阻止する意図があることが判明した後、ベストセラーになる可能性があり、需要が高まっているため予定を急遽変更し、明日午前9時から販売すると公表した。同社は国民に真実を伝えるための「顕著な貢献」であり、この本の販売はプロセス中であると述べている。ウォルフは彼が多数の情報源を得て書いた本であることに確信を見せていると伝えられている。大統領または公的職務の人々が記載されている内容についての影響を懸念し、出版及び販売の停止を要求することは珍しいことではない。トランプの弁護士による法的挑戦が実際に法廷での紛争に発展した場合、様々な現状はどのような点が名誉毀損に当たるのか、出版社に対して、憲法修正第一条で保証されている言論の自由にどのような角度から挑戦することが可能であるのかが論争の焦点になることを示唆している。

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