2016年大統領選: NRAはロシアと共謀?

FBI はロシアの銀行家がドナルド.トランプのキャンペーンを有利にする為、全米ライフル協会(NRA)に資金を注いだかどうかを調査しているという報告があってから6日が経過した。しかし、NRAはその事実について沈黙を続けている。同組織は2016年に2012年の大統領選より3倍以上多い選挙資金を使っている記録があり、トランプを支援する動機があった疑いが提起されている。驚くことに、トランプの長男トランプ.ジュニアは同年5月NRAの年次大会の日、プーチンに近いロシアの中央銀行の人物と会ったことが報告されている。

カリフォルニア州サクラメントに拠点を構え、14州で29の新聞を運営するマックラチィによると、FBIはロシアがトランプを援助する為ロシアのお金がNRAに注がれたかを調査していることを18日報告した。NRAはコメントを要請した同紙にまだ応答していない。2016年の大統領選でNRAが選挙に利用したお金は2012年に同組織が共和党大統領候補者ミット.ロムニーに注いだ金額の3倍以上である記録が報告されている。外国から米国の選挙資金を受けることは非合法である為、NRAがFBIの調査になっていたことは新たな事実の展開である。

FBI諜報機関の調査官は、ロシアの大統領ウラジミール.プーチンとNRAのいずれとも緊密な関係があることで知られているロシア中央銀行の副総裁アレクサンダー.トールシンの活動に焦点を当てていることをマックラチィの情報筋が明らかにした。連邦選挙に影響を与える為、外国のお金を利用することは不法である。トールシンに対する調査がどの位続いているのか正確なことは不明であるが、ロシアの選挙干渉に関するマックラチィの調査は2016年の選挙キャンペーンが開始される前である。同紙は、トールシンからNRAにお金が流れた証拠をFBIが握っているかどうか、または資金の転送にNRAが加担したかを知ることはできなかった。

しかし、NRAはトランプを支持する為3,000万ドルを含めて2016年の選挙で 5,500万ドルを使用した記録があることを報告した。この3,000万ドルは 2012年にロムニーを援助した時の金額の3倍である。NRAの武器に使用されたお金ほとんどはその寄付者を公表することは要求されていない。強力な銃ロビーに密接な繋がりがある二人は選挙に使用された合計金額は実際には7,000万ドルを超えたと述べた。報告されたギャップは独立したグループが投票を促す努力も含めて、インターネット広告または現場作業に彼らがどのくらい費やしているかを明らかにする必要はないという事実によって説明することができる。

ロシアはトランプを勝利させるためNRAを利用する意思があったことは報告されている。1月19日のニューヨーク.タイムスによると、NRAの資金を調達する活動家、ポール.エリクソンは2016年5月、ドナルド.トランプの大統領選挙キャンペーンのアドバイザーであるリック.ディアボーンに「クレムリン.コネクション 」と題した極端に微妙な件名のメールを送った。ロシアは「静かに、しかし積極的に米国との対話を模索している」と述べ、同月に開催されたNRAの年次大会を利用し、ケンタッキー州のルイビルでトランプ陣営との「最初の接触」を行う予定であると書いている。その大会で、トランプの長男トランプ.ジュニアはロシアのプーチン大統領の同盟であるロシア中央銀行のアレクサンドル.トールシンと会談した。トランプ.キャンペーンの多数のメンバーは、ロシア政府に近い多数の関係者と会ったことは既に判明している。

NRAがトランプの勝利を援助する動機は十分あったことだけは明白である。トランプはキャンペーン中、憲法修正第2条で保証されている武器を保持する権利を無遠慮に語っていた。また、彼はヒラリー.クリントンが選出された場合、銃規制を支持するリベラルな最高裁判事が指名確定される可能性が高くなるため「彼女が判事を選んだ場合、あなた達は何もできませんよ」と述べていた。クリントンは2015年10月中旬のキャンペーン中、NRAは過度な銃ロビー活動を行っているとして、対抗する姿勢を明白にしていた。プーチンだけでなくNRAもクリントンの勝利を恐れていたことだけは明白である。80%以上のメンバーさえ常識的なバッググランド.チェックを支持しているが、NRAは新たな銃規制にはすべて反対し、寄付している議員に圧力をかけていた。

いずれにしても、NRAにとっては壊滅的なダメージを伴うスキャンダルに発展する可能性がある。この報告を否定していないことは受けたことを暗示し、密かに弁護士との対応に追われていることを意味する。FBIがお金の流れを追っている事実は、最も劇的な共謀の証拠を明白にする動きである。トランプ及び彼の同盟は特別捜査を停止することに必死になっているが、その理由をもっと明白にしている。今日報告されている驚きの新たなニュースは、トランプが2016年5月FBIディレクターのジェイムス.コミを解雇した後、その当時適切な後継者がいなかった為、FBI副ディレクターであったアンドリュー.マッガビーと個人的面接を行い2016年の選挙で誰に投票したかを尋ねた事実があったことが判明した。これは正に独裁者または権威主義者の行動に近い為、特に司法省に何らかの指示をしていると疑われているトランプに問題があることは言うまでもない。その簡単な理由は、空席を埋める為の指名において、属する党派または誰に投票したかどうかは秘密であり、そのような質問をすることは禁じられている。従って、これは不適切な質問であり、大統領が政権各部署の高官に個人的投票パターンを聞くこと及び忠誠を求めることは民主的政治体制のバランスに反する行為である。

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