ホワイトハウスの職員秘書であるロブ.ポーターは二人の前妻に対する家庭内暴力の事実が告発された後、昨日辞職を公表した。ホワイトハウス(WH)は数ヶ月前から、ポーターの家庭内暴力の歴史を知っていた。加えて、国の最高権威であるべきWH内及びトランプ政権内にトランプも含めて、女性に対する家庭内暴力または性的虐待の歴史がある人物が複数存在する(した)事実がある。しかし、トランプの大統領職下では家庭内暴力の犯罪者に対する一般的な基準と常識が欠けている驚異的な腐敗がある事を示唆している。
ロブ.ポーター(左)はWHでの秩序維持に努力している大統領補佐官であるジョン.ケリーの助手として、トランプ大統領を直接援助するWHの上級クラスのメンバーの一人である。彼は二人の前妻に家庭内暴力の非難を受けていた。そのうち一人の妻は過去にポーターが彼女の顔を殴り、窒息させようとし、別の妻は彼に掴まれ、シャワーから引き出されたとの虐待を受けたことをメディアに告白した。 当時顔を殴られた妻の一人で目の下に痣のある彼女の顔写真が公開された昨日、ポーターは辞職を公表した。CNN及びワシントン.ポストが伝えた情報によると、最初の妻であったコルビー.ホルダーネス(中央)は2003年にポーターと結婚し、2005年にイタリアを旅行中、ポーターは彼女を投げつけて顔を殴ったと告白した。また、彼女はベッドに投げられ、体を強く押し付けられ、窒息寸前の体験をしたことも含めて、繰り返し物理的な虐待を受けたと語った。8 日のCNNによると、二人目の妻であるジェニファー.ウィロビーは2009年にポーターと結婚し、彼からの感情的な虐待に深く関わっていることにも耐えていると語った。ポーターのガールフレンドであると自称する第3の女性は、二人の前妻に援助を求めて連絡を取っていたことも報告されている為、ポーターには女性に対する虐待の病的行動パターンがあることを明らかにしている。
ポーターは昨日眼下に痣のあるホルダーネスの写真が公開された後、事実を否定したが同時に辞職を表明した。広報官のサラ.ハッカビー.サンダースは、ポーターは「単なる虚偽」であると否定していると述べたが、7日に辞職が確認され、スムースな移行努力の為、即時にWHを去る予定はないことを示唆した。ケリーとポーターはトランプが読むべき書類を吟味する役目を果たしている。8 日のCNNによると、トランプ大統領の上級補佐官はWHの上級職員であるポーターに対して、彼の二人の前妻が「家庭内虐待」で非難していたことについて「何ヶ月も知っていた」がWHはポーターを保護するため、その事実を隠していた。
昨年秋早期から、ケリーを含むトランプの側近は、ポーターの二人の前妻が昨年それぞれ「悩ましい結婚についてFBIに正直」に家庭内暴力の経緯を報告していた。このため、ポーターはセキュリティ.クリアランス(機密情報にアクセスするための査定)に通過していなかったことで、人物的背景に問題があったが、彼を除去する努力をしなかった。むしろ、ケリーが最初の大統領補佐官であったラインス.プリーバスの後継者になった後、ポーターの役割は拡大した。ケリーと他の顧問らは、先週トランプの一般教書演説の草案を助けた数人の補佐官の一人としてポーターにもその役割を与えた。先月、ポーターはダボスの世界経済フォーラムでケリーの代わりにトランプに同伴した。彼は昨年11月トランプが北京を訪問した際、中国最高指導者である習近平と握手する一部補佐官の一人であった。加えて、ケリーは特に彼の不在時でさえ、彼のシステムを強制する右腕の男性としてポーターを評価していた。ポーターのスキャンダルが表面化した今日ケリーは家庭内暴力の非難に「ショックを受けた」と表明したが、まだ彼を擁護している。
しかし、ポーターの前妻に対する虐待の事実はWHの新たなニュースではない。元政策戦略顧問であったスティーブン.バノンによる過去の家庭内暴力の記録は早くから公表されていた。2016年12月9日のインディペンデントによると、バノンは1996年2月、妻に対して家庭内暴力、暴行、及び犠牲者である妻が犯罪を報告しないよう彼女の行動を遮断し、裁判所出廷を阻止した為、告訴は棄却された。彼女はその後、町を出るようバノンに命じられたと証言した。また 2016年12月初旬、労働省の長官としてトランプに指名されたアンドルー.パズダーは1980年代、最初の妻による家庭内虐待の罪で告訴されたことがセントルイスの地方新聞に報告された後、彼はその報道を否定したが、上院議会で任命される可能性はなかったため指名を辞退した。最低賃金に反対し、病気休暇と残業代を支払うファースト.フードレストラン経営者のパズダーは、半衣を着た女性を対象とした広告戦略を好むという事実をオープンにしていた人物である。しかし、女性に対する虐待はトランプにも無縁ではない。2016年12月トランプ最初の妻イバナ.トランプはトランプに対して婚姻強姦を非難した。トランプはそれを否定したが、その後強姦は「犯罪的な意味がない」と主張した。またトランプは児童虐待の罪で起訴されたが、原告はメディアに自身の身元を明らかにしないと決めた直後に訴訟を取り消した。トランプは過去数十年間で15人以上の女性から一連の性的暴行の申し立てに直面している。トランプはキャンペーン中、集会で群衆に「彼らは病気だ」と告発者を批判したが、2016年10月に暴露されハリウッド.ビデオは彼が性的虐待を自慢する女性蔑視者であることを証明した。
WHの関係者は「もっと良好な対応ができたはずである」とコメントしているが、ケリーは数ヶ月間ポーターの問題を多少なりとも知っていたと言われている。家庭内暴力者が高い役職に就き、その過去が一年間一般に知られていなかった事実は、バックグランド.チェックが驚異的にお粗末であり、腐敗の体制があることを示唆している。側近として採用する人物の過去の行動について、トランプの倫理及び判断基準、及びWHに採用基準は存在しないことを示唆している。特にケリーを含む顧問の一部は、ポーターの二人の前妻がFBIに報告したことを数ヶ月前から知っていながら何の措置も取っていなかった為、むしろ暴行者を保護し擁護していると指摘されている。ポーターのスキャンダルはトランプやケリーには物理的及び精神的暴行者も問題はなく、家庭内暴力の非難を受けている人物がWH内の重要な職務に就いても平気なのかという疑問を提起している。セキュリティ.クリアランスの問題も含むショッキングなスキャンダルが論争的になっている今日、ダウ.ジョーンズ工業平均株価指数は5日に近い数値の下落があった。8日の時点で過去52週以来10%減少したと報告されている。