大統領に対する捜査当局の疑惑

米国下院外交委員会は、パナマのトランプ.オーシャン.クラブに参加している不動産仲介業者や投資家が資金洗浄や麻薬密売に関連しているという疑惑をドナルド.トランプ大統領が知っていたかどうか疑問を提起している。現地では、オーシャン.クラブの所有者とトランプ組織の従業員との間で法的紛争があると報告されているが、パナマ当局は労働法違反があるかどうかを調査中である。加えて、特別捜査官ロバート.ミュラーのチームは民主党の電子メールが盗まれたことをトランプが知っていたかを調査していることが報告されている。加えて、昨年7月米国司法省長官のジェフ.セッションズを解雇する努力があったことに対してのトランプへの疑問を提起している。

3月1日のロイターによると、米国下院外交委員会の民主党メンバーの二人はトランプ組織の法律顧問アラン.ガーテンに水曜日の夜手紙を送った。裁判記録によると、トランプ大統領は彼の名前を貸すため3,000から 5,000万ドルを得たこのプロジェクトに関与した投資家及び代理人にどのようなデュー.ディリジェンス(ある行為の責任に関して行うべき注意義務及び努力)が行われたどうかを彼らは尋ねた。その手紙が昨日水曜日に送られたのであれば、ガーテンが今日木曜日に手紙を受けていないと電子メールに書いていても不思議ではない。委員会の民主党メンバーの二人の質問は、NBC Newsとロイターがパナマのトランプ.オーシャン.クラブについて共同調査した結果を11月に出版した内容に基づいている。

両氏は「トランプ.オーシャン.クラブ.パナマに繋がりのある資金洗浄と麻薬密輸の主張が広く報告されていることから、この財産でのトランプ組織の知識と販売の役割を理解することは不可欠であると考えている」とコメントしている。彼らはトランプ組織がオーシャン.クラブに関わっている代理人や投資家が資金洗浄や違法麻薬取引に関わっていたことに気づいていたかどうかを尋ねた。ロイターの調査によると、2011年に完了したトランプ.パナマ.プロジェクトのためブラジル人男性のアレクサンドル.ベンチュラ.ノゲイラは、販売契約の1/3から1/2を占める売り上げに貢献した。ノゲイラはNBC Newsとのインタビューで意識的に資金洗浄を行ったことはないとして、犯罪容疑を否定しているが、トランプ.パナマ.プロジェクトのパートナーや投資家の中には「ロシアのマフィアとのつながり」がある犯罪者が含まれていたことを認識していると告白した。

パナマでは、トランプ.オーシャン.クラブのホテルの大半の所有者がトランプ組織に反対しており、トランプ組織の従業員を解雇しようとしている。一方、トランプの従業員は去ることを拒否しているため法的紛争の最中であるという。27日のワシントン.ポスト(WP)によると、27 日トランプ組織のセキュリティ.ガードは警察に拘束された。WPに語った一部ホテル所有者の弁護士は、少なくとも11人のトランプ.ホテルの従業員は、ある所有者の不動産へのアクセスを阻止し、命令を拒否したとの主張に関して、刑務所の拘留や罰金を科す権限がある民間の地方自治体である組織が主催する水曜日の聴聞会に出席するように求められた。パナマ労働省は、労働法違反があったかどうかを調べており、 検察はトランプの従業員が雇用主からの合法的命令を無視したかどうかを調査している。

トランプ組織の弁護士ガーテンはトランプ組織が2031年までホテルを管理する契約を結んだと述べており、両当事者は、米国の連邦裁判所と国際仲裁の両方に関与している。彼は「我々が要請していることは、仲裁裁判で根本的な紛争が法廷で争われている間、干渉される事なく我々の管理協定に従って、我々は管理することができることだけです」と述べた。トランプは全てのビジネスの管理と運営を二人の子息に任せていると述べているが、名前を貸しているパナマのホテルの収入も彼が保持している。WPによると「パナマのトランプ.ホテルを管理しているビジネスも含め、トランプはまだ 彼のビジネスを所有しており、いつでも資金を引き出すことができる」状況であり、憲法の倫理法に違反している。最新の財務情報開示では、15ヵ月間でパナマのホテルから810,000ドルの収入を得ている。

現在、特別捜査官ミュラー.チームはトランプが民主党の電子メールが盗まれたことを知っていたかどうか、ウキリークスがその電子メールを公開する前にその計画を知っていたかどうかについて証人に尋ねたことが報告されている。また、トランプ.キヤンペーンの顧問の一人であったロジャー.ストーンはウキリークスの創始者ジュリアン.アサンジに会ったことが以前に報告されているため、 両氏の関係について及び、なぜトランプはロシアに有利な政策的立場を取ったのかについても質問した。この質問は、2016年の選挙でトランプ.キャンペーンとロシアの間に結託があるかどうかを捜査している特別捜査官はロシアが盗んだ電子メールを広める上で、ウキリークスとトランプ陣営との調整の可能性があったどうかを調査していることを示唆している。トランプはウキリークスが民主党全国委員会(DNC)の電子メールを公開した数日後2016年7月27日の記者会見で「ロシア、貴方が聞いているなら、貴方は失われている3万の電子メールを見つけることができればいいと私は願っています」と コメントし、ヒラリー.クリントンが国務長官時代にプライベート.サーバーから削除された個人電子メールを探すことを公的にロシアに要請したことも捜査の原因になっている。それはトランプ陣営の奇妙な行動の記録に偶然が多すぎるからである。目撃者は、クリントン.キャンペーン委員長のジョン.ポデスタがターゲットにされていたことをトランプ自身が知っていたかどうか、クリントンの電子メールに関する声明を出すようキャンペーン外部の人からトランプが忠告されていたかどうか、トランプがクリントンにダメージを与えるため、DNC電子メールの公表を調整しようとしたと信じる理由があるかどうかを証言者は聞かれたという。

加えて、特別捜査官ミュラーは、昨年の夏トランプが司法長官ジェフ.セッションズを辞職させようとしていたことも調査している。これらの努力は司法妨害を試みた数ヶ月間のパターンの一部であったかどうかを調査している。なぜなら、セッションズを解雇することは、ロシア関連の調査を停止する最初の手段である。2016年の選挙でロシアとトランプ関係者間の結託の可能性について、トランプは調査の支配を可能にする人物を選択する事を計画したかどうか疑問が提起されたようである。ミュラー.チームは、去年の7月下旬及び8月上旬「トランプの個人的なコメントと心の状態」について証人に詳細に質問をした。セッションズは移民法及び他のトランプの議題に非常に忠実であるにも関わらず、キャンペーンの顧問の一人であったため、ロシア捜査から身を引いたセッションズをトランプは「忠実ではない」、大統領を「保護していない」または「弱い」と公的に批判し続けているため、両氏の関係は破壊されたと報告されている。いずれにしても、ミュラーは、大統領またはホワイトハウスの他の人たちが司法妨害しようとしているかどうかを調べるために重要な問題があると判断したようだ。

トランプの弁護士らは、彼がミュラーと直接インタビューした場合、彼の政治生命に決定的なダメージを与える可能性があるとして、インタビューを避けるよう要請していたことが今年頻繁に報告された。トランプの弁護士らは、彼を特別捜査官及びミュラー.チームと対面することを異常に恐れていた。既にミュラーに告訴された複数の人物が捜査に協力しているため、彼の世界には法律的概念が存在しないと言われているトランプが語ることには一貫性がないため、彼は自身の墓穴を深く掘る危険性があるからである。昨年10月30日に告訴されたトランプ陣営の関係者であったポール.マナフォート及びリック.ゲイツは先週、資金洗浄の新たな容疑で再度告訴された。彼らも捜査に協力している一部である。また、トランプに忠実であると言われていた通信ディレクターのホープ.ヒックスは27日下院情報委員会での証言でトランプに対して「罪のない嘘」を語る事もあると告白した事が報道された翌日、辞職を公表した。トランプ政権のメンバーを含めて既にほぼ50人がホワイトハウスから去っている。彼らはほぼ全てロシア関連の捜査に何らかの精神的影響を受けた人々であり、トランプのホワイトハウスは前代未聞の混沌があるようだ。

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