ドナルド.トランプ は選挙キャンペーン中、NAFTAは米国にはマイナスであると主張していたが、大統領は1日、ホワイトハウスの閣僚との会合で鉄鋼及びアルミニウムの輸入にそれぞれ一定の関税を課すと述べた。即時に株式は大幅に下落し、多方面からの反応は主に悲観的であるため、これは経済に悪い影響があることを暗示した。選挙にも影響があるほど共和党には政治的マイナス要素があると言われているトランプの関税計画は貿易戦争と呼ばれている。
トランプは鉄鋼の輸入には25%及びアルミニウムの輸入には10%の関税をかけることで米国に入るこれらの金属の外国輸送に効果的な税金を課すことを主張した。その直後株は大幅に下落する反応があったため、米国の経済に多大なマイナス要素になるとの反響があった。今日、農業地域社会を代表する共和党議員はトランプに対して、鉄鋼の関税は選挙にも影響があると警告した。米国上院農業委員会の共和党議長であるパット. ロバーツ上院議員(カンザス州)は、ホワイトハウスから正式な警告を受けていない予期しなかった輸入鉄鋼とアルミの関税に関する発表は「農業州ではうまくいかない」と表明した。ロバーツは、関税に反対している彼と他の農業州の共和党議員らは2016年の選挙でトランプを支持した農村部や中産階級の有権者を説得することは困難であると表明し、次回の選挙にマイナスの影響があると警告した。ロバーツは外国からの反発が米国の農産物輸出に打撃を与えることを恐れている。
トランプ政権の商務省長官であるウィルバー.ロス は2月22日CNBCでのインタビューで、トランプ政権が輸入鉄鋼とアルミニウムの輸入を制限する可能性を慎重に検討していると既に語っていた。その後、各方面から反響があった。CarrierやWhirlpoolなどの企業の部品を製造する小規模製造会社の社長であるマーク.ヴォーンは、関税はサプライ.チェーン全体に影響を与える可能性があるとNPR に語った。アメリカ自動車協会(AIADA)はその声明文で「これらの鉄鋼とアルミニウムの輸入関税は、より悪い時期に来るはずはありません。ここ数ヶ月で自動車販売は平準化されており、製造業者は米国で自動車やトラックを生産するためのコストの大幅な増加を吸収する準備はできていません。これらの関税の負担はいつものように、アメリカの消費者に伝わるでしょう。車の購入客は取引を求める代わりに、彼らとその家族を輸送するため新しい税金を払っていることに気付くでしょう」と述べている。ビジネス.ラウンドテーブルの社長兼CEOジァシュア.ボルテンはサイトでの声明文に「ビジネス.ラウンドテーブルは今日の発表に強く反対します。なぜなら、価格を上げることで米国経済とアメリカの企業、労働者及び消費者を傷つけ、米国の輸出業者に対する外国の報復を招くからです 」と表明した。
著名な共和党はトランプの貿易戦争に今日午後反応している。CNNによると下院議長ポール.ライアンの広報官は「貿易戦争の結果を非常に懸念しており、この計画を進めないようホワイトハウスに促しています」とのライアンの立場を明白にした。ウィスコンシン州の知事スコット.ウォーカーはトランプの計画に反対していることを表明し、この発表は「米国の雇用を守る政府目標の正反対の結果になる」と警告した。共和党は主に反対しているようであるが、幾人かの米国上院議会の民主党議員及び組合はトランプの決定を喜んでいると報告されている。
多方面からの反応を受け、トランプは今日「我々はメキシコとカナダとの大きな貿易赤字がある。現在、再交渉中のNAFTAは、米国にとって悪い取引である。大企業と仕事の大規模な移転がある。鉄鋼及びアルミニウムの関税は新しい公正なNAFTA協定が締結された場合にのみ払拭される」と3時47分早朝のツイートでNAFTAは米国の経済に不公平であることを再度アピールした。それから6時間以内にトランプは「貿易戦争」を更に強化した。ホワイトハウスで、記者団に「メキシコとの取引は非常に悪く、カナダとの取引は非常に悪かった。それはNAFTAと呼ばれている」と述べ、この計画を取り消す意思はないことを示唆した。
関税は特に鉄鋼及びアルミニウムの最大の貿易国であるカナダに有害であると言われている。昨年トランプの就任後、米国を訪問したカナダの首相ジャスティン.トルドーは、2016年大統領選でのキャンペーン中NAFTAからの撤退を脅かしたトランプを説得する努力もあったが、トランプの立場を変えることは不可能であったようだ。NAFTAに関しては一貫した立場を維持しているトランプは現時点で、満足的な再交渉ができない場合、NAFTAから引き下がると述べているが、今週末までに最終的な決定を発表すると予期されている。