西ヨーロッパの大半の人々は彼らがクリスチャンであると自称しているものの、米国のクリスチャンに比較すると世俗的である。また、彼らはイムラム教及び他の文化に寛容であるが、融合性を求めることは困難であると認識している。米国は西ヨーロッパに比較して、もっと宗教的であることも含めて、大幅な調査報告には幾つかの重要な注目点がある。
29日に公表された超党派ピュー.リサーチ.センターの調査報告によると、西ヨーロッパ諸国の人々の大半は⑴ 彼らがキリスト教徒であると自称している。キリスト教徒であると自称している主な国別の率はアイルランド及びイタリアで80%、フインランド77%、イギリスは73%、ドイツで71%、スペインは66%、デンマーク65%、フランスは64%、スウェーデン52%、ノルウェーは51%である。
⑵ 西ヨーロッパ諸国の人々は現実的であり、もっと世俗的である。彼らは米国のクリスチャンのように毎週または月に数回教会に通い、バイブルを拝読するような活動を行っていない。そのような人々の率はアイルランド46%(34%)、イタリアで40%(40%)、フインランド68%(9%)、イギリス55%(18%)、ドイツ49%(22%)、スペイン44%(21%)、デンマーク55%(10%)、フランス46%(18%)、スウェーデン43%(9%)、ノルウェー38%(14%)である。これに比較して、イタリアを除き教会に通っている率(右側%)は活動を行っていないグループより少ない。これは、キリスト教徒であると自称している割には大半の人々が祈りや教会行事に参加していないことを示唆している。
⑶ 面白いことに西ヨーロッパ諸国の人々はクリスチャンとしての宗教を実践していなくても神を信じると述べているが、必ずしもバイブルを重視している訳ではない。西ヨーロッパ諸国の総体的人口の38%は、キリスト教が高いパワーがあると信じているが、27%は信じていない。27%はバイブルに記述されている通り、神を信じると述べている。
⑷ 大半の国の多数派はイスラム教徒を家族または地域社会の隣人として受け入れている。しかし、彼らの国の価値観や文化は大幅に異なるため、融合は不可能であると述べている。しかし、その率はグループによって異なる。以下の%は「イスラム教は根本的に相容れない」と述べている率である。
| 国名 | 宗教無所属派 | キリスト教非活動派 | 教会に通う層 |
| アイルランド | 28 % | 40 % | 49 % |
| イタリア | 29 % | 51 % | 63 % |
| フインランド | 54 % | 63 % | 67 % |
| イギリス | 30 % | 47 % | 45 % |
| ドイツ | 32 % | 45 % | 55 % |
| スペイン | 29 % | 43 % | 38 % |
| デンマーク | 30 % | 50 % | 55 % |
| フランス | 20 % | 41 % | 45 % |
| スウェーデン | 33 % | 35 % | 43 % |
| ノルウェー | 35 % | 47 % | 44 % |
⑸科学と宗教は正反対の位置にあり、宗教に属さない人口層が「科学は自分の人生で宗教を不要にする」と答えた国別の割合はアイルランドで63%、イタリア59%、フインランド65%、イギリスは67%、ドイツは69%、スペインでは63%、デンマークで67%、フランスは53%、スウェーデン65%、ノルウェーは69%である。
⑹西ヨーロッパ諸国で、宗教に属さない成人がクリスチャンとして育った人々は多数派である。
| 国名 | 洗礼を受けた | クリスチャン の誕生背景 | 無宗教 |
| アイルランド | 62 % | 63 % | 36 % |
| イタリア | 67 % | 60 % | 39 % |
| フインランド | 90 % | 70 % | 28% |
| イギリス | 37 % | 35 % | 65 % |
| ドイツ | 47 % | 39 % | 59 % |
| スペイン | 91 % | 86 % | 13 % |
| デンマーク | 88 % | 61 % | 35 % |
| フランス | 50 % | 42 % | 54 % |
| スウェーデン | 83 % | 57 % | 39 % |
| ノルウェー | 87 % | 66 % | 30 % |
⑺ 無神論者、無関心者、又は特に宗教に属していない、いわゆる宗教とは無関係の人口も増えている。これらのどれかに属する総体的な率はアイルランド15%、イタリアで15%、フインランド22%、イギリスは23%、ドイツ24%、スペイン30%、デンマーク30%、フランス28%、スウェーデン42%、ノルウェー43%である。
⑻ ヨーロッパの国民はアメリカ人より宗教的ではないことを明白にしている。西ヨーロッパ諸国と同様、米国大多数の成人は引き続き、彼らがキリスト教徒(71%)であると特定している。しかし、大西洋の両岸では、宗教とは無関係(無神論者、無関心者、宗教無所属者)の人口層が増えている。2014年の調査では、宗教に属さない米国人は23%で、イギリスの23%及びドイツの24%に匹敵する割合である。しかし、アメリカ人は全体的に西ヨーロッパ人よりもかなり宗教的である。西欧諸国の成人11%の中間値と比較して、アメリカ人の53%は、宗教は彼らの生活において「非常に重要」であると述べている。キリスト教徒の間では、特にその差は大きく、米国のキリスト教徒の68%は、西欧諸国15カ国の14%の中間値と比較して宗教が非常に重要だと述べている。
この調査は、西ヨーロッパではキリスト教徒の人口が減少している一因として、宗教的に無関係の人々が増えているためであることを示唆した。西ヨーロッパでは、教会に通っているクリスチャンと活動をしていないクリスチャンの両方は宗教に属していない人口層より、彼らの文化が優れていると信じているようである。宗教に属していない成人及び非習慣的なキリスト教徒は、一般的に中絶、同性結婚に寛容であることを示唆した。また、非活動者及び教会に行くクリスチャンは宗教団体に属さない人達より、もっと移民、イスラム教徒、及びユダヤ人に否定的な見解を保持する可能性が高い。米国複数の調査機関は既に、高度教育を受けている人ほど他民族文化や多様性を受け入れているが、それはヨーロッパ諸国も同様の傾向があることを示唆した。この調査を実施したピュー.リサーチは、東アジア、ニュー.エイジ(New Age)、及び民俗宗教に関連していることが多い運命、生まれ変わり、占星術師、瞑想、精神的な鍛錬と運動を超えた意味でのヨガ、邪悪な目、身体にある霊的エネルギーの信念など、これらの信念や習慣を保持し、従事する人たちはほとんど存在しないと研究者は述べている。しかし、高いパワーや霊的な力を信じる宗教に属していない回答者は、これらの信念を保持しない人よりも保持する可能性が高いと述べている。
注記:New Age は1970年代、西洋諸国に台頭した精神または宗教的信念と慣行に言及した表現である