ホワイトハウスの虚偽を証明する複数の暴露

連邦裁判所はトランプ大統領の利益相反に対する訴訟を認可した。昨夜、トランプの元弁護士マイケル.コーエンが録音した会話が一般公開されため、トランプおよびホワイトハウスは虚偽を語っていたことを証明した。16日ヘルシンキでの記者会見で、ロシア大統領ウラジミール.プーチンがトランプの選挙の勝利を援助したことを認めた。ホワイトハウスは、記者質問の最初の重要な部分を文書記録の中から省略していた事実も昨日判明している。これらは全て何を示唆している?

トランプ大統領は就任後も引き続き、ビジネスで利益を得ていることはウォッチドッグが報告している。就任直後、彼が所有するフロリダのマー.ア.ラゴは会費を値上げし、彼のゴルフ場には著名人の招待を促し、彼のブランド名賃貸契約をビジネスとしているトランプ.ホテルには外国政府関係者を招待するなど、積極的にビジネスを促進し、憲法のエモォルメント条項に違反している。憲法や法律を無視していると一般的に批判されているトランプは、大統領にはそのような法律は適用しないと主張し告訴を拒絶していた。しかし、連邦裁判所は今日、利益相反に関する憲法を無視し、引き続き外国政府とのビジネスで利益を得ているトランプ大統領に対する幾つかの州の訴訟プロセスを認可した。

メリーランド州グリーンベルトの米国地区裁判所のピーターJ.メッシテ判事は25日、メリーランド州の司法長官カール.ラシネ及びワシントンD.Cの司法長官ブライアン.フロスが反腐敗およびエモォルメント条項と呼ばれる憲法に違反しているトランプに対して提起された訴訟ケースを進めることを認可した。ブリタニカによると、エモォルメント条項とは米国憲法の第一条、第9項の規定であり、大統領を含む「連邦政府の就任者および役人が外国から贈与、支払い、その他の有価物を受け取ることを一般に禁じている」法律である。また、エモォルメント条項の明白な目的は「国の指導者が不適切に影響を受けないことを明確にする」ためである。歴代大統領がこの特定の憲法違反で告訴される前例はないため、ホワイトハウスの現役大統領に対する利益相反の訴訟で、裁判官がエモォルメント条項を解釈することは今回が歴史上初めてである。トランプのビジネスは様々な角度から吟味に直面する結果になる。

25日のワシントン.ポストによると、昨年トランプ組織が幾つかのイベントを主催し、外国政府から支払われた、いわゆる「外国の利益」は150,000ドルである。メッシテ判事は「要するに、原告は大統領が報酬を受け取っているか、または潜在的にエモォルメントの憲法に違反していると主張している」と判定した。一方、トランプ組織と司法省はいずれも訴訟の却下を要請し「建国の父は政府職員が賄賂を受け取ることを停止するためこの条項を書いたが、彼らがビジネスを行うことをやめさせるためではない」と主張し、引き続き法廷で争うと宣言しているため、上訴する可能性がある。しかし、原告側は現在トランプ組織の従業員にインタビューすること、及びどの海外諸国がワシントンのダウンタウンにあるトランプ.ホテルにどれくらいのお金を費やしたのか、会社の記録を調査する準備を進めている。また、他の大統領及び候補者とは異なり、トランプは納税申告書を公開していないため、これも再検討する可能性がある。トランプの財政的側面に挑戦している民主党長官のフロス及びラシネ両氏は「トランプ大統領が元来の腐敗防止条項に違反する事を阻止する為の一歩に近づいている」と述べた。

ワシントンD.Cで、トランプは他にもビジネス経営者、民主党議員らによる訴訟、ポルノ女優のストーミ.ダニエルの訴訟に直面している。昨日CNNがコーエンのテープを入手したため、昨夜その録音された会話の内容が一般公開された。短い電話での会話であり、聞き取りにくい箇所があるが、幾つかの重要な要点があることを示唆した。25日早朝に公開されたワシントン.ポストの分析によると、CNNに録音テープを提供したコーエンの弁護士であるラァニー.デイビスは、銀行詐欺と選挙法違反の可能性について連邦捜査を受けているコーエンが「広範な討議を経て」テープを公開することを決定したとポストに語った。録音テープは「まだ他にも多数あり」今後公開すると述べている。プレイボーイの元モデル、カレン.マクドゥガルは2006年から2007年にかけて10か月間トランプと不倫があったと主張している。彼女は今年、彼女の話の権利を取り戻すため、アメリカン.メディア.インク(AMI)に対して訴訟を起こし、4月に同社と和解した。ウォール.ストリート.ジャーナルは、2016年11月、選挙の4日前、このスキャンダルについて最初に報告したが、当時トランプ.キャンペーンのスポークスマンであったホープ.ヒックスは、マクドゥガルの主張を「完全に真実ではない」と述べ、トランプとホワイトハウスは事実を否定し続けた。

この録音テープは音声不明瞭な箇所があるため、トランプの弁護士チームが提供した文書記録を分析したポストによると、⑴コーエンによるテープの公開は彼がトランプに反逆している行動であることを示唆している。⑵コーエンがタブロイド誌の親会社であるAMIからカレン.マクドゥガルの話をモデル化する権利を購入するための計画をコーエンが言及した時、当時共和党大統領候補は混乱や驚きがなかったことを示した。⑶ある時点で両氏間の会話には支払い方法について論議があり、音声不明瞭な箇所でどちらが「現金で支払う」と言っているのか明白ではない。ポストによると、コーエンが提供したテープではトランプは何か意味不明の声を出し「現金で支払う」と言っているようであり、トランプの弁護士チームが提供した文書記録ではトランプは「現金で支払うな」という言葉が引用されている。この点で、トランプ側の弁護士とコーエンの弁護士とで対立している。⑷支払いの方法までトランプが関与したことを示す証拠は、彼に「フェイク.ニュース」であると主張する根拠はないことを意味している。

特別捜査官ロバート.ミュラーによるロシア関連調査とマイケル.コーエンに対する捜査は別件であるが、何らかの接点があることは明白である。コーエンはトランプの長年の弁護士であり、女性関係のスキャンダルを含めて、トランプの個人的な問題を修正する「フィックサー」と呼ばれている。なぜトランプは常識と慣例に反し、納税申告書を公開しないのか?なぜ彼はあまりにも多数のロシア政府に関連が深いロシア人と結びついているのか?なぜキャンペーン中からロシアにトランプ.タワーの建設を計画したのか?過去にプーチンを肯定的に評価した大統領は存在するが、なぜその枠を超えて、プーチンに対する親愛が異常な印象を与えるほど強固であるのか?これらの質問に関連し、51%の有権者は「プーチンに有害な個人情報を握られているからである」と信じているが、もっと多くのテープを公開する予定であるコーエンは、想像以上にこれらの疑惑の多くを解明する可能性があることを示唆している。ワシントン外からトランプ弾劾の新たな声が響いているが、捜査の決定的な結果が判明する前に弾劾の動きはないと思われる。驚くことに、ロシア関連の調査では、16日ヘルシンキでの記者会見で「プーチン大統領(貴方はトランプ大統領が選挙に勝利することを望み)、貴方の役員に彼を援助するよう指示しましたか?」との男性記者の質問に、初めてプーチンは米国の大統領選に干渉したことを認めた。プーチンは、この二つの質問に「はい、望みました。はい、指示しました。彼は米国ロシアの関係を正常に戻すことについて語ったからです」と述べている。24日、MSNBCはホワイトハウスがこの(最初の質問箇所)を省略したことを報告し、今日CNN及びその他複数のメディアが同様に指摘している。

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