黒人に対する軽視を示唆するウェスト.ウィングの裏

昨年12月に解雇されたアフリカ系アメリカ人女性で、トランプ大統領の最高顧問であったオマロサ. マナガウツ.ニューマンは12日、トランプ大統領の補佐官が彼女を解雇した時の会話を録音したテープをNBCの独占インタビューで公表した。これは、ホワイトハウスの最も安全保障が重視される場所で録音されたものである。大統領職で最も重要なウェスト.ウィングでは白人の一部が黒人に対して敬意の欠ける態度が無意識にあることを示唆しているエピソードがある。

2017年2月27日ワシントンDCで開催された歴史的な黒人の大学及び短大の指導者との集会でドナルド.トランプ大統領との写真撮影後、大統領の最高顧問の一人であるケリアーン.コンウェイはホワイトハウスの大統領執務室のソファーに若干両足を広げた正座で座り、携帯電話をチェックしている様子が描写された。招待された黒人の指導者らの前で、場違いの行動を取っているコンウェイは非常に浮いていた。政権が始まった約一ヶ月後のこのエピソードはメディアに注目された。コンウェイは今日午前中ABCニュースのインタビューで、ホストのジョナサン.カールにウェスト.ウィングで最も著名な最高顧問のアフリカ系アメリカ人は誰かと聞かれ、住宅都市開発省長官ベン.カーソンであると答えた。カーソンはトランプ政権の閣僚であり、ウェスト.ウィングの顧問ではない。この間違いを指摘された後、コンウェイは最終的に「刑務所改革に取り組んでいるジャレッド.クシュナーとトランプ大統領に非常に関与しているジャロンである」と述べたが、彼の姓名を知らなかった。コンウェイは多数のウェスト.ウィングの最高顧問が辞職している一方で、トランプの補佐官として残っている一人であるが、重要なポジションのアフリカ系アメリカ人の名前をほとんど知らないと指摘されている。

コンウェイは都市部の市民活動と広報活動の顧問であるスミス.ジャロンに言及し、彼の収入は年間83,000ドルであり、大統領補佐及び上級弁護士であるコンウェイの年収179,700ドルより半額以下である。この事から、ジャロンはアフリカ系アメリカ人であるが、最も著名な高級アドバイザーではないことが分かる。ウェスト.ウィングは米国の大統領が利用する複数の事務所に言及し、それらは大統領執務室、官僚との集合ルーム、安全保障に関する秘密の会議または緊急会議が行われるスチュエーション.ルーム、及び大統領が国民に向けて声明を発表する時に利用されるルーズベルト.ルームで構成されている。ウェスト.ウィングにアクセスできるのは米国国家安全保障顧問を含めて、トランプ大統領の補佐的役目を果たす人達であり、大統領補佐官ジョン.ケリー、娘のイバンカ、娘婿のクシュナー、及びコンウェイなど最も大統領に近い著名な最高顧問が挙げられる。

Image result for images of Meet the Presses of Omarosa M. Newmanオマロサ.ニューマン (2018年8月12日:  Meet the Press By NBC

最近まで、アフリカ系アメリカ人でそのような立場であった人物はオマロサである。オマロサはトランプが大統領選に立候補する前からNBCのリアリティ.ショーのドナルド.トランプのテレビ番組アプレンティスに出演したタレントである。彼女は2004年最初のシリーズに出演した後に初めて知られるようになった。2016年のキャンペーンでは、アフリカ系アメリカ人のディレクターとして指名され、トランプ就任後、大統領補佐及び公共連絡事務局のコミュニケーション.ディレクターに指名された。しかし、彼女は昨年12月大統領補佐官のジョン.ケリーに解雇され、今年1月ホワイトハウスを去った。翌月、彼女はトランプを批判し、彼女は二度とトランプを支持しないと公表した。彼女は8月14日に発売される書籍Unhingedの中で、トランプはアプレンティスの撮影中、黒人に対する差別用語であるニガー(nigger)という言葉を繰り返し使用したとして、トランプを「人種差別主義者」と名づけ、鋭い批判的な本を出版した。オマロサは、トランプのその言動が録音されたテープを聞いたと主張した。

ホワイトハウスの報道官サラH.サンダースはその本は「虚偽の告発でいっぱいである。オマロサはこれらの偽の攻撃から利益を得ようとしている」と非難した。彼女は、2020年の再選挙キャンペーンに奉仕した場合、上級顧問の立場で月額15,000ドルを支払うとのトランプの申し出を断ったと主張している。ケリーに解雇された時の会話を録音したオマロサは今日NBCニュースのMeet the Pressのホストであるチャック.トッドとの独占インタビューで、ケリーに「脅し」を受けたと説明した。その録音された会話の一部はインタビュー中に公開された。ケリーはオマロサに「私の意見では、過去数カ月間著しい誠実性の問題がある」と述べ、彼女に「ホワイトハウスを去る」よう促している。このテープはスチュエーション.ルームで録音されたものであるとして、サンダースは「私たちの国家安全保障に露骨な無視を示している」とオマロサを批判した。しかし、辞職を求めるため、誰もいなかったその部屋にオマロサを誘導したのはケリーであり、彼女が安全保障基準に違反した訳ではない。NBCニュースによると、彼女は今日、彼女の本が出版された後、個人的にそのテープを聞いたと述べた。彼女は「2年前に聞いたことがあります。一度それを聞いたら、私が最も恐れていたことが確認されました。ドナルド.トランプは詐欺であり、多様な地域社会で実際に公然と従事している人のように偽装しています」と語った。

彼女は知的な話し方、落ちついた物腰で、ホワイトハウスでは一際目立っている黒人女性であったが、彼女が解雇された正当な理由は不明である。彼女はホワイトハウスの車サービスを使いすぎたことや、彼女の4月の結婚式後、ペンシルバニア1600番通りに多数の結婚式パーティーの人々を招き、贅沢な写真撮影を行ったとして、ウェスト.ウィングの職員を怒らせたことがあるという。彼女は誠実性の問題で解雇されたが、公的に虚偽を語るコンウェイはもっと誠実性があるのだろうか?コンウェイは事実を歪曲して語ることでオターナティブ.ファクト(他にとりうる事実)という表現を生み出した女性である。昨年1 月22日、彼女はNBCのホスト、チャック.トッドに「他にとりうる事実」は真実ではなく、それは虚偽であると指摘された。コンウェイは、オマロサは少なくとも最近までウェスト.ウィングで最も著名なアフリカ系アメリカ人の顧問であったことを一言も語っていない。圧倒的に多数のメディアは、彼女が誰一人ウェスト.ウィングの顕著な黒人の名前を提供することができなかったと指摘した。驚くことに、トランプ又は彼の内輪の出来事を録音するトランプの元右腕又は側近が出始めているため、更に知られていなかったウェスト.ウィングの裏が暴露される可能性があることを示唆している。

アメリカ・ウオッチ- Yuko's Blogをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む