ニューヨーク州南部地区の検察官および特別捜査官ロバート.ミュラーの事務所は、トランプ大統領の元弁護士であったマイケル.コーエンの判決に関する書類をそれぞれ裁判所に提出した。前者の文書は、コーエンが顕著な服役に値する頻繁な虚偽があったことを強調し、今回初めてトランプ大統領は犯罪に関与していたことを明白にした。後者の文書は、今年夏以降コーエンが完全に捜査に協力し、ロシア関連の調査に非常に詳細で役立つ情報をミュラーに提供したことを伝えている。また、ミュラーの文書はコーエンがモスクワでのトランプ.タワー建設プロジェクトで多額の資金がロシアから来ることになっていたことを明白にした。週末に提出されたこれらの裁判書類はトランプ大統領が犯罪に関与したことを初めて表明した最初の公式文書であり、非常に重要な調査結果が含まれていることを示唆している。
米国地方裁判所ニューヨーク州南部地区(SDNY)に提起された連邦検察官ロバート.クザザミの判決についての勧告は、コーエンの「犯罪の本質と重大性」を強調することで「実質的な投獄期間に重点」を置いている。12日に判決を受ける彼の犯罪は「故意の脱税、金融機関への虚偽の陳述、違法の選挙寄付、議会への虚偽の陳述」であり、文書はこれらの犯罪と刑務について詳細に論議している。例えば、彼の刑務は約4年半から5年半年の範囲であると提案されているが、コーエンはその95%を軽減するよう求めている。また、コーエンの判決に関する連邦検察官の書類はトランプ大統領が選挙財政法違反に関与したことを明白にした。コーエンは8月にトランプが性的に関与した二人の女性に口止め料を支払ったことで有罪を認めた。女性の一人は成人映画の女優ストーミー.ダニエル、別の一人は雑誌プレーボーイの元モデルであったカレン.マクドゥガルである。7日付の裁判所への書類提起において、初めて連邦検察官は公式に、個人1(トランプ)が関与したことを認めた。選挙資金法違反であるその支払いはトランプ大統領の指示に基づく不正行為であることを書類は明らかにしている。
加えて、ミュラーのメモは11月29日の議会委員会で、モスクワのトランプ.タワー建設について、実際には「儲かるビジネス」であるにも関わらず、大幅に偽証したコーエンがその罪を認めたことを明記している。彼の判決は12日に予定されているが、彼の虚偽は頻繁で、意図的、計画的であり「深刻である」が、その罪を認め責任を取る姿勢があり、特別捜査官らに詳細な情報を提供することで顕著な協力をしていると述べている。コーエンは本格的な刑務所での服役に値するが、彼が特別捜査官のロシア捜査および他の調査において協力していることを考慮するよう裁判官に求めている。また、モスクワでのプロジェクトが完了した場合、トランプの会社はライセンス料や他の歳入で何百万ドルというお金がロシア源から入ることを隠していたと文書は記述している。議会に対する虚偽の証言は、コーエンが虚偽の声明を上院および下院選定委員会に提供した2017年8月後半に始まっている。しかし、コーエンは今年9月からそのような虚偽の責任を認めただけでなく、期間、論議に参加した人物、ロシア政府当局との接触、ロシアへの旅行計画を含む真実で詳細な情報を提供したとメモは述べている。また、コーエンの援助は4つの著しい側面で役立っていると評価している。その一つはキャンペーン中、彼自身がコンタクトしたロシア人に関する情報、次に他の人々との論議、国連総会の週の期間中ロシア政府との接触についてその記録を改正し、最後にキャンペーンに到達する努力をしたロシア国籍の人々に関する情報などが含まれている。この最後の情報に関して、2015年11月頃、ロシア連合会に信頼されている人物であると主張し、キャンペーンに「政治的相乗効果」および「政府レベルでの相乗効果」を提供できると語ったロシア国籍の人物とのコンタクト情報をコーエンは受理したと述べている。また、コーエンはこの人物が「個人1(大統領)」とロシア大統領との会合を繰り返し提案したことを想起した。その人物はそのような会合は政治だけでなく、ビジネスの次元においても「素晴らしい影響」があるとコーエンに語った。
結論として、マイケル.コーエンの判決については、連邦検察官ロバート.クザザミの勧告と特別捜査官ロバート.ミュラーのメモの二種類が含まれており、いずれも犯罪の深刻さについて言及している。コーエンの判決に関するSDNYの書類は、コーエンには数年間「欺瞞のパターン」がある犯罪者であったことを示唆した。また、米国の大統領ドナルド.トランプは重罪に直接関与したことに言及し、2016年の米国大統領選のキャンペーン中に連邦財政法に違反する2つの犯罪に直接関与したことを明らかにした。また、その支払いに関与したトランプ組織の他の人物も法的リスクがあることを示唆した。特別捜査官ミュラーのメモは、コーエンの犯罪が明白になる前の最初のインタビューで虚偽の証言をしたと述べている。また、影で大統領選に「影響を与えた」コーエンは「深刻な刑務」に処するべきであることを明白にしている。しかし、最終的にはロシアの調査に貴重な情報を提供し、著しい協力があったため、刑務の軽減を求めていることを伝えている。モスクワのトランプ.タワーの調査がミュラーにとって重要である理由は、その論議がロシアの米国に対する選挙干渉とほぼ同時期に起きているためである。コーエンがその論議が長く続いた時期について、最初に早々に終わった印象を与える虚偽の証言をしたことは注目すべき要点である。総体的にロシア関連の調査はロシア、お金、及びロシアの資源が調査の中心にあることを示唆した。
加えて、ロシアとの共謀はトランプが全て知っていたか関与している可能性があることを示唆しているが、その点については断言していない。しかし、キャンペーン中、2015年および2016年に多数のロシア人とのコンタクトがあったことを示唆した。過去にロシアとは一切コンタクトはないとの大統領の主張とは異なり、捜査官らは実際にはトランプがもっと多くの事を知っていたことを示唆した。ミュラーは最終的に彼の調査結果を議会に報告すると予測していたが、実際には既に彼が裁判所に提出した書類は一件ごとに詳細な調査結果を伝えている。例えば2月16日ワシントンDCにある米国地方裁判所に提起されたミュラーの文書は、ロシアの大統領ウラジミール.プーチンにコネのあるリサーチ会社がソーシャル.メディアを通して2016年の大統領選に影響を与え、それに関与したロシア人らを告訴し、その違法行為について詳細に説明している。また、同裁判所に7月13日ミュラーが提出した書類は、ロシアの軍事情報局が米国の選挙で大規模なサイバー攻撃を実施したその犯罪の内容を詳細に伝えている。従って、既にミュラーは裁判文書を通して、彼の調査結果を既に国民に伝えている。