食品に含まれる脂肪と健康のあれこれ

正月のおせち料理は、比較的に脂肪の割合が低いものが多いようである。日本の元旦と同様、米国人はクリスマスに家族が結合し、多種の伝統的な食べ物を乗せたテーブルを囲む。家庭によってメニューは異なるが、七面鳥、ハム、ビーフなどがメイン料理になるため、一部飽和脂肪が含まれている品目も少なくない。アメリカ心臓協会(AHA)は飽和脂肪を避け、多価不飽和脂肪と一価不飽和脂肪が含まれる食品に置き換えることを奨励している。

連邦政府は飽和脂肪の摂取を1日総カロリーの10パーセント以下に抑えることを勧めている。アメリカ心臓協会(AHA)は更にそれより低い摂取量に抑えることを奨励している。飽和脂肪は心臓発作や脳卒中のリスク増加と関連していることは、一般的に知られている。しかし、少量の脂肪摂取は満足感を与え、エネルギーを補充すると言われている。AHA Journals によると、飽和脂肪は他の主要栄養素と同様にエネルギー 源であるカロリーを食事に供給する役目を果たしている。ほぼ全ての食べ物に何らかの栄養価があるが、飽和脂肪を減少することは、心血管疾患のリスクの減少につながることも知られている。多価不飽和脂肪を飽和脂肪の代用品として使用した臨床試験では心血管疾患(CVD)の発生率が減少した。これとは対照的に、主に炭水化物を飽和脂肪の代わりに使用した試験では、CVDは低下しなかった。しかし、炭水化物含有食品の種類は特定されておらず、典型的にエネルギー.バランスを維持するため砂糖や他の精製炭水化物を含んでいた。観察研究からの証拠は、全粒穀物からの炭水化物を飽和脂肪の食品に置き換えると CVDを減少させることを示した。一方、飽和脂肪を精製された炭水化物に置き換えた場合の効果を見る評価では、CVDリスクの減少にさほど利点はない事を示した。

これらの観察研究で12人の著者は、結論として飽和脂肪を減らすこと、それを多価不飽和脂肪および一価不飽和脂肪で置き換えることを推奨しており、その証拠はより良い方法論として強化され、食事摂取量の分析のためにより広範に採用されている。飽和脂肪をこれらいずれかの種類の不飽和脂肪で置き換えることによって、CVDの低減を促進すると述べている。AHAは飽和脂肪より多価不飽和脂肪(polyunsaturated fat)が含まれている食品を奨励している。

要するにAHAは、飽和脂肪やトランス脂肪を含む食品を摂る代わりに、多価不飽和脂肪および一価不飽和脂肪(Monounsaturated fats)を含む食品の摂取を勧めている。多価不飽和脂肪が含まれている食品には コーン.オイル、 ひまわりオイル、大豆オイル、クルミ、ヒマワリの種、豆腐や大豆、幾つかのナッツ類のような食品が挙げられる。多価不飽和脂肪は血液中の悪玉コレステロール.レベルを下げる為、心臓病や脳卒中のリスクを減少することで知られている。また、多価不飽和脂肪が豊富な油は抗酸化ビタミンとして知られているビタミンEを含んでいるため、健康にはプラス要素がある。一価不飽和脂肪も食性脂肪の一種であり、細胞の発達と維持に加えて、LDL(悪玉コレステロール)の値を下げる作用がある。代表的な食品にはアボカド、ベニバナ油、ひまわり油、オリーブ.オイル、胡麻油、ピーナッツ.オイル、バター、ナッツ類などがある。

多価不飽和脂肪および一価不飽和脂肪が含まれている油は通常室温では液体であるが、冷やすと固体に変わり始める。オリーブ油を利用してサラダ.ドレッシングを作り、それを冷蔵庫で保存すると、油脂部分が固形状になるのはその例である。食品の買い物の際、常に栄養価ラベルをチェックし、飽和脂肪がゼロかまたはかなり低いものを選ぶ努力は大切である。米国では、紀元前8世紀から地中海周辺で栽培された植物オリーブから生産されたオリーブ.オイルは人気が高い。個人的には20年以上エクストラ.バージン.オリーブ.オイル(EVOO)以外のオイルを料理に使用したことはないほど、オイルにはこだわりがある。日本では小豆島EVOOが国際的にも評価を得ているようであり、健康思考の日本人の間でインターネットでの購入が一般化しているようである。米国で販売されているEVOOは一般的に飽和脂肪、多価不飽和脂肪、および一価不飽和脂肪のいずれも少量のレベルで含まれている。従って、全ての食品に言えるが、 適量を利用することが重要である。

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