大統領の論争的な一般教書演説に対する印象

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5日、東部時間午後9時過ぎから行われた約80分間のスピーチで、トランプ大統領はある時点で団結をアピールしながらも党派分裂を促進している壁建設に再度固執した。スピーチの中頃には、幾つかのリベラルな政策を打ち出し、議会で女性が大幅に増えたことを肯定的に表明した。また、トランプ就任委員会は召喚を受けたばかりである為、脱税の側面からも調査されている現行の調査を党派的でばかばかしいと批判した。このスピーチには多数の虚偽や誤情報があることを指摘されたが、幾つかの経済的側面からの主張には顕著な誇張及び間違いがあった。

トランプ大統領は最初に、超党派の団結を強調し、彼自身が超党派の政策に対応することが可能な大統領であると語った。しかし、彼の壁の固執が多大な分裂の要因になっているにも関わらず、国境の壁建設を再度強く推し進めることで、不法移民を阻止する政策をアピールした。彼は米国には合法的な移民のみが入国するべきであると語り、移民政策にハードラインの戦いを続ける意志を明白にした。国境の強化に関する党派的な分極化には、向上が見られない為、今月15日以降、再度政府閉鎖に直面する可能性があるとして懸念されている。先日ホワイトハウスでの集会で、トランプは国境の安全は壁以外にはないと述べた。一方、国境の安全性は現存する壁を補修し、先端監視技術を追加し、パトロールを増員することで国境の安全性強化は達成可能であると主張している多数の共和党および民主党とは安全保障に対する認識がずれていることを再度明らかにした。トランプは民主党が壁に反対していることを単に「仕返し及び抵抗の政策」であると主張し「協力、妥協、公益の政策」でなくてはならないとし、一貫性のないスピーチを披露した。

最近、再度、壁建設のために軍隊を派遣する国家緊急宣伝を脅すほど、移民政策の一部である彼の国境壁には引き続き強固な姿勢を示したものの、トランプは幾つかのリベラル政策を提案した。例えば、橋、道路、高速などの補修を含む総体的なインフラ整備に議会が予算を提供すること、および出産休暇や子供を世話するための家族休暇を有給にすることを奨励した。また、二階の席にメラニア夫人と並んで座っていた脳癌の生存者である10歳の女子を紹介し、子供の癌と戦うための研究に関する資金の法案を議会が提供することや、HIV感染を2030年までに排除する政策を促進するよう議会に要請した。加えて、女性の社会進出を肯定的に語り、特に今年1月約130人の女性が新たに議会で宣誓を行ったことを「すごい」と述べ「おめでとう」と表現した。白の服装でひとつのグループとして着席していた若い新人女性議員達は、立ち上がり、祝いと喜びのジェスチャーであるハイファイヴを行い、歓声をあげた。

また、既に民主党キャンペーンをハッキングし、その漏れた情報はウキリークスに公開され、ロシア人を含めて合計34人のトランプ.キャンペーンの関係者が逮捕され、有罪判決を受けているにも関わらず、トランプはロシア調査を「おろかな戦争」と呼び「党派的でとんでもない」調査を止める必要があると主張した。しかし、トランプ政権、トランプ組織、トランプ家族、トランプ財団、トランプ就任委員会に対する調査は、前代未聞の規模で拡大している。トランプの短絡的なアピールと現実との違いは格差がある。この現実をどれほど多くのトランプ支持基盤が気づいているか不明であるが、下院情報委員会はトランプの財政的側面や資金洗浄に関する調査を行う計画がある為、調査を攻撃するトランプの発言は明らかに彼の基盤を意識したものである。

また、トランプが語った彼の政権の経済的成果は必ずしも正解ではない。例えば、トランプは、彼の就任以来、経済は驚異的に伸びたと主張したが、実際には経済拡大はオバマ前政権から続いており、8年目を迎えている。彼の政権下の過去2年間で、製造業の仕事は600,000追加されたと述べたが、NYTのファクト.チェックによると、2017 年1月以来、追加された数値は436,000である。更に、女性の労働力は過去最大の57.5%であると語ったが、2000年4月には既に60.3%に達した為、これらの主張は真実ではない。トランプは約80分間のスピーチで、歴史的に最も長い35日間の閉鎖について、二回給与を受ける機会を損ね、生活苦に直面した80万の政府労働者を労わる言葉はなかった。加えて、再度15日までに通過しなくてはならない予算継続法案に彼が望んでいる資金が含まれていない場合、署名しない可能性があることを示唆した為、再度政府閉鎖の脅威は残されている。目は充血し、疲れた表情の上院多数派リーダーのミッチ.マコーネルは非常に深刻で悲しい表情であったことが印象に残った。

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