主要接戦州での大統領支持率の低下は何を示唆?

民主党大統領候補者の討論会が26日および27日の二日間で行われる一週間前の今日、新たな世論調査が公開されている。保守派の世論調査を含む最新の二つの世論調査で、5人の民主党候補者はトランプ大統領の支持率をリードしている。その状況で、本格的な再選キャンペーンに乗り出した現役大統領の支持率は2016年大統領選での支持率と比較すると、現在9つの主な接戦州ですべて低下している。

保守系メディアのフォックス.ニュースが16日に公開した世論調査によると、トランプ大統領の支持率は、主な民主党候補者の5人より低いことを示唆した。

上記写真左から順番 民主党候補者 トランプ大統領
ジョー.バイデン 49 % 39 %
バーニー.サンダース 49 % 40 %
エリザベス.ウォーレン 43 % 41 %
カマラ.ハリス 42 % 41 %
ピート.バデェジェッジ 41 % 40 %

トランプ大統領は今日18日 フロリダ州でキャンペーンの集会を行っているが、同日に公開されたクイニピアックの世論調査も、2016年にトランプが勝利した接戦州のフロリダで、この5人の民主党候補者にリードされていることが判明した。

民主党候補者 トランプ大統領
ジョー.バイデン 50 % 41 %
バーニー.サンダース 48 % 42 %
エリザベス.ウォーレン 47 % 43 %
カマラ.ハリス 45 % 44 %
ピート.バデェジェッジ 44 % 43 %

トランプと民主党の主要候補者を比較したこの二つの世論調査は、バイデン、サンダース、ウォーレンの3候補者は、トランプ大統領を敗北させる可能性があることを示唆している。フロリダ州の有権者の大半(54%)は、彼らの経済状態は2016年よりも今日の方が良好であると答えているが、トランプの仕事ぶりを評価する率は44%であり、有権者過半数の51%は不支持を表明した。フロリダ州の共和党は、最後の5つの主要な州全体の選挙で勝利しているが、このような状況は民主党が敗北していた過去の状況は「終わりが近い兆候がある」ことを示唆している。

ニューヨーク.タイムスがまとめた2016年の選挙結果の記録を見ると、フロリダを含む9つの接戦州でトランプはアイオワ、アリゾナ、オハイオ、ノース.キャロライナ、フロリダの5州でクリントンに勝利した。

接戦州名 クリントン トランプ
ニューハンプシャー 47 % 47 %
ウィスコンシン 47 % 47 %
ミシガン 47 % 47 %
アイオワ 42 % 51 %
ペンシルベニア 48 % 48 %
アリゾナ 45 % 48 %
オハイオ 43 % 51 %
ノース.キャロライナ 46 % 50 %
フロリダ 47 % 49%

2016年のトランプの投票率と現在の支持率を比較すると、トランプは全ての主な接戦州で人気度が低下している状況があることを示唆している。ビジネス.インサーダーが6月5日に公表した同じ接戦州でのトランプの現在の支持率と上記2016年大統領選での投票率を比較したチャートは下記の通りである。2016年の投票率は、その当時のトランプに対する支持率と同様の意味がある。

接戦州 2016年投票率 現在の支持率 不支持率
ニューハンプシャー 47 % 39 % (-8) 58 %
ウィスコンシン 47 % 42 % (-5) 55 %
ミシガン 47 % 42 % (-5) 54 %
アイオワ 51 % 42 % (-9) 54 %
ペンシルベニア 48 % 45 %   (-3) 52 %
アリゾナ 48 % 45 % (-3) 51 %
オハイオ 51 % 46 % (-5) 50 %
ノース.キャロライナ 50 % 46 % (-4) 50 %
フロリダ 49 % 44 % (-5) 51 %

5つの接戦州でトランプが勝利した2016の大統領選から2.7年が経過した現在、全ての主要な接戦州で、彼の支持は明白に低下している。これらの全ての統計は、現時点で彼が再選に苦戦することを示唆している。トランプは、彼の内部調査機関の世論調査でも、上記複数の民主党候補者にリードされていることを示した情報が漏れた後、調査分析担当者を解雇したと報告されている。解雇だけでは解決策にはならないが、何よりも戦略がないことを示唆している。要するに、バイデンは総体的にリードし、ウォーレンは急上昇しており、トランプ大統領は葛藤している状況である。

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