
足のつま先や手の指の周りに現れる凍傷のような奇妙な皮膚病もCOVID-19の症状である可能性がある。これらの問題でテストを受けたほとんどの人々は、このウイルス疾患の陽性であったことが顕著であると報告されている。又、新たな症状の一つとして、ニューヨークでは33歳から49歳までの、比較的に若い世代に心臓発作を引き起こす可能性があることも報告されている。最新の小規模の研究は、COVID-19の症状が非常に広範に及ぶ事を示唆している。
29日のワシントン.ポストによると、マサチューセッツ州ボストンにある総合病院の皮膚科の医師エスター.フリーマンが警告を発している。ウイルスは発疹を引き起こすことは既に知られている。皮膚は、内臓の健康を示すバロメーターであるが、身体の最大器官に疾患があった場合、皮膚も変化するからである。麻疹はかゆみのある平らな斑点が現れ、コクサッキーは手、足、口に痛みが伴う。デング熱は、顔に「赤い海の白い島」と表現されているような湿疹が出る。しかし、つま先の発疹の位置、時には指にも現れる病状に研究者は困惑しているという。ポルニオまたはチルブレインと呼ばれる発疹は、凍るような雨の中で、人が湿ったソックスで冷え込んでいる時のような場合に通常、真冬に発生する。しかしCOVID-19の患者は春に感染した。又、医師は通常、フラワー.ショップで働いている人や温度が管理されていない倉庫で働く人々に発疹が出ると見ている。現時点では、なぜそのような皮膚病がつま先と指に発生するのか、誰も理解していない。
分析された最初の200件の報告のうち、29日の記録された合計300件のうち約半分がつま先の発疹であった。他の皮膚疾患には、通常はアレルギー反応の兆候であるじんましんやかゆみのある赤い湿疹などがある。水ぶくれ、時々水痘によく似た湿疹も含まれている。ニューヨーク.プレスベテリアン&ワイル.コーネル医学の皮膚科医であるジョアンナ.ハープは「私たちが見ている様々な皮膚の所見は、免疫システムがこのウイルスに反応する無数の異なる方法を反映している」可能性があると述べている。彼女は、入院患者に見られる足の発疹とは異なる腕、脚、臀部に「レースのような薄暗い、紫色の発疹」のパターンが見られたとし、皮膚生検で、皮膚の血管に凝固があることを示したと述べた。今月初旬、ランセット医学ジャーナルに発表された論文は、ウイルスが血管壁を覆う薄い層の細胞を攻撃しているようであり、これらのタイプの発疹や他の凝固問題のメカニズムの可能性を示唆しているという。ハープは「患者の多くは、足の静脈や肺の血栓などの内部凝固の証拠もあり、これらの皮膚所見は内部凝固傾向の徴候があることを示唆している」と述べた。
又、別の脅威的な報告は、COVID-19の疾患者が心臓発作で死亡するのは、比較的若い世代である事を示唆した。28日のニューイングランド医学誌(NEJM)によると、ニューヨーク市の病院で受診した50歳未満の患者に大血管性脳卒中の5症例が報告された。受診したこの5人は重症急性呼吸器症候群コロナウイルに感染していた。2020年3月23日から4月7日までの2週間で、50歳未満の合計5人の患者が、大血管虚血性脳卒中の新たな症状を示した。 5人の患者(33歳女性、37歳男性、39歳男性、44歳男性、49歳男性)は全員COVID-19に陽性を示した。5人の患者の入院時、国立衛生研究所の脳卒中スケールのスコア(NIHSS)は平均17であり、これは重度の大血管性脳卒中である事を示唆した。脳卒中の既往のある患者は1人だけであった。5人の患者のうち、1人が死亡、1人はまだ入院中であり、1人は退院し、2人はリハビリ中である。5人中2名の患者は「パンデミック中に病院に行くことを心配していた為、救急車の呼び出しが遅れた」とNEJMは伝えている。
中国の武漢で発生したCOVID-19の蔓延のデータを遡及的に調査した研究者は、この疾患で入院した患者の脳卒中の発生率は約5%であり、その最年少の患者は55歳であった。さらに、2004年にシンガポールで発生したSARS-CoV-1の発生に関連して、大血管性脳卒中が報告された。COVID-19の合併症として、凝固障害および血管内皮機能障害が提案されている。若い患者における大血管性脳卒中とCOVID -19の関連については、まだ多くの研究が必要であるとNEJMは伝えている。
これらの最新の報告は、COVID-19は広範に多様な病気を引き起こす事を示唆している。痛みが伴わない場合、つま先の皮膚の変化には気づかない場合が多い。これが早期の兆候であるのか、又はかなり進行しているのか不明であるが、異なる人々に異なる症状が現れており、今後も症状は拡大する可能性がある。ニューヨークでの一部の症例は50歳又はそれ以下の若い世代が、ウイルス疾患によって脳卒中を引き起こす可能性がある事を示唆した。このウイルスは、呼吸器官だけではなく、皮膚、腎臓、心臓、脳などの他の臓器を攻撃し、凝固を招く血管の攻撃など、その壊滅的な影響に関する情報が増加している事を示唆している。しかも、ウイルスは若い成人の全てのサイズの血管を攻撃しているのではなく、最も重要な脳の部分に栄養を供給する非常に大きな血管を攻撃している事を示している為、NEJMに掲載した医学者は、深い懸念を示しているようだ。