今年1月、上院議会でのトランプに対する弾劾裁判の証人として召喚された場合、証言する意思があった前安全保障顧問のジョン.ボルトンは、今月彼の回想録である本を出版する事を発表した。トランプ政権はボルトンの本の出版をブロックするよう裁判所に要請したが、20日、判事は拒否したと報告されている。トランプ政権がボルトンの書籍の出版をブロックする行為は、上院裁判での彼の証言をブロックした政権の不透明性とその行動が完全に一致している事を示唆している。加えて、トランプの司法省はトランプの関係者を調査しているマンハッタンの連邦検事を解雇しようとした為、彼は2日間の抵抗後、21日辞職した。ボルトンの回想録出版に関する紛争の時、なぜ、トランプの司法省は突然連邦検事を追放したのか?
20日のニューヨーク.タイムスによると、コロンビア特別区連邦地方裁判所のロイス.ランバース判事は、彼の意見書に、既に「世界中で何十万ものコピーがあり、その多くはニュース.ルームにありますが、ダメージは発生しています。 現状維持の回復はありません。ボルトンは米国の国家安全保障とギャンブルしました。彼は自分の国及び彼自身を民事責任(そして潜在的に刑事責任)に晒しました。しかし、これらの事実は、法廷での申立てを支配するものではありません。 政府は回復不可能な害を防ぐための差し止めを確立することに失敗しました」と10ページの意見を書いている。ランバース裁判官は、司法省が別に要求したように、ボルトンが彼の200万ドルの前払い金を喪失する危険性に晒されている可能性があることも示唆し、機密情報を取り除くための公開前の点検が完了したとの最終通知を受理する前に出版した場合、彼は起訴される可能性がある事を示唆した。
19日CNNがニュース番組で公開したリストによると、ボルトンの回想録 The Room Where It Happenedの一部は以下の通りである。1. トランプは中国の習近平国家主席に彼の再選を援助するよう依頼した。2. トランプはイスラム教徒に対する強制収容所を建設し続けるよう習近平に伝えた。3. トランプの全ての決定は再選に動機付けられている。4. トランプは独裁者への好意として刑事事件に介入する事を望んだ。5. トランプはベネズエラは米国の一部であると主張した。6. トランプ自身の役人は彼の背後で彼をからかった。7. 国務省長官のマイク.ポンペオはトランプを「sh **でいっぱいある」と書いた。これは最も下品な侮辱の表現の一つとして、一般的に略字で表記されている。8. トランプはエルトン.ジョンの「ロケットマン」のCDを北朝鮮の指導者キム.ジョンウンに送ることに夢中になっている。9. トランプはロシア/プーチンを取り下げる事を望んだ。10. ボルトンは、プーチン大統領がトランプをバイオリンのように操る事ができると述べた。11.トランプはフィンランドがロシアの一部かどうかをプーチンに尋ねた。12. トランプは英国が原子力国であることを知らなかった。13. ネタニヤフは、トランプの娘婿であるジャレッド.クシュナーが中東和平の接点にいる理由を疑問視した。14. トランプはジャーナリストが処刑される事を望んだ。15. ボルトンはトランプが有能ではなく、オフィスに適していないと述べた。
書籍の内容は一部公開されているが、トランプはボルトンが嘘をついていると非難し、秘密を漏らしたため、司法省が元補佐官のボルトンを起訴することを望んでいることを20日明らかにした。又「機密情報(大量)を公開することで法律を破った」と主張し、「彼はこれに非常に高い代償を払わなければなりません。これは二度と起こらないはずです」とツイートした。しかし、裁判所は司法省の要求を拒否した為、ボルトンは「第1ラウンドに勝利」した。同省は、ボルトンの出版社であるサイモン&シュースターと既にコピーを持っている書店を拘束できると主張していた。しかし、その本は今週発売されると言われている。ボルトンの弁護士チャールズ.クーパーは声明の中で、ランバース判事の決定を称賛したが、彼の顧客が彼の同意に違反又は機密情報を公開したという裁判官の強い提案には例外を認めた。ランバース裁判官は19日に政府の要請について公聴会を開いた後、判決を発表した。その中で裁判官は、本の機密情報が秘密の状態に留まる事を明確にするには、一時的な拘束命令と暫定的差止命令の司法省の要請が遅すぎたと判断した事を強く示唆した
加えて、トランプを保護することに集中している司法長官のウィリアム.バァーは19日、トランプ大統領がニューヨークの連邦最高検察官ジェフリー.バーマンを解任したと発表した。しかし、バーマンは19日から20日にかけて、トランプが新たに任命した個人が上院議会によって承認されるまで、辞任しないと述べ、解任への強い抵抗を示していた。20日のワシントン.ポストによると、バァーは大統領の動きを明白に書面でバーマンに知らせ、バーマンの副検事であるオードリー.シュトラウスが上院議会による恒久的な後任者を承認するまで、マンハッタンの米国検察官の代理を務めると説明した。バァーは、バーマンが辞任する意図はないと宣言し「公共の壮観」を選んだ為、「私は貴方を解任するように今日大統領に要請したところ、彼はそうしました」と書いた。一方、トランプは20日正午過ぎ、オクラホマ州タルサでの集会に参加する前、ホワイトハウスの外で「それは私の部門ではなく彼の部門です。私たちには非常に有能な司法長官がいるので、それは本当に彼次第です」と述べ、バーマンの追放はすべて司法長官に関係していると述べ、自分は関与していないと示唆した。米国の検察官は通常大統領によって指名され、上院によって承認されるが、トランプ政権は上院の承認プロセスなしで長い間、仕事を放置していた為、バーマンはニューヨークの連邦裁判所に任命された。幾人かの法専門家は、結果として指名された者が確認されるまで、裁判所だけがバーマンを入れ替えることができると述べている。しかし、バーマンは辞職したと21日に伝えられている。
トランプは独裁者の大統領に好意的であることは既に知られている。トルコと中国に対する彼の行動は今年1月28日のニューヨーク.タイムスが伝えた。トルコの大統領レジェップ.タイップ.エルドアンは2018年後半に、トルコ最大の国営銀行の1つであるハルクバンクに対する犯罪捜査を閉鎖するようトランプに要請した。その銀行は、米国のイランに対する制裁に違反したとして非難されていた。エルドアンの政府はトランプがホワイトハウスと国務省で、この件を押し進める為、友人と資金調達者によって運営されたロビー活動会社を雇っていた。エルドアンの「影響力キャンペーン」は、トランプの元国家安全保障顧問であったジョン.ボルトンが、彼の出版予定の本に、トランプはエルドアンと中国の習近平国家主席に「個人的な好意を与えていた」という彼の懸念を描写している。2018年、トランプはトルコのハルクバンクに対する犯罪捜査と中国の大手電気通信会社であるZTEに対する制裁を解除すると決定した。中国当局は、ZTEに対する処罰を解除することが貿易協定に到達するための条件と見なすことを明らかにした。民主党のトップクラスは「トルコと大規模なビジネス上のつながりがあり、中国に新しいタワーを建設し、他の分野にも拡張することを検討しているトランプが大統領職を利用して自分と家族を豊かにしていた」と批判している。
要するに、トランプ政権の安全保障顧問であったボルトンは、これまで一般に知られていなかったトランプの腐敗を暴いている。近々出版されるボルトンの回想録にはトランプが中国に2.5億ドルのローンがあり、習近平国家主席との関係は完全に日和見主義的であることも伝えている。又、ボルトンはトランプがジョー.バイデンの汚点情報を集める為、ウクライナの軍事援助資金を保留した事を明確にした。トランプの関係者を調査しているバーマンは突然、トランプ下の司法省による解雇の脅しに直面し、最初抵抗したが、約48時間後に諦め、辞職を公表した。バーマンは、トランプ大統領の個人弁護士であるルディ.ジュリアニ及び昨年逮捕されたジュリアニの二人のビジネス関連の仲間を調査していた。ボルトンの回想録の上記リストの一部はトルコと中国へのトランプの行動にも焦点を当てている。又、トランプの政治的決定は全て、彼の再選の動機に基づいているとの告発はこれまで、同様のパターンがある為、驚く事ではないが、むしろ一貫性がある。多数のメディアは、実際にトランプが大統領再選を援助するよう中国にも要請した事を報告していた。注目すべき非合法又は論争的な問題は、恐らくトランプが「独裁者への好意として刑事事件に介入」したことである。トランプのハルクバンク捜査への関与は、2017年の政権初期に始まった。彼は当時の国務長官であったレックス.ティラーソンとの大統領執務室での会合中、トランプの個人弁護士であるジュリアニは、ハルクバンクの制裁回避の努力の中心にあるトルコの金貿易商人の釈放を支援するよう要請した。トランプの忠犬であるバァーは、ボルトンの論争的な書籍が出版される前に、ジュリアニを調査しているバーマンを突然強引に解雇するという前代未聞の腐敗のパターンを再度浮き彫りにしている。トランプに対するスキャダルの暴露は選挙前に激化する可能性がある事を示唆している。