
米国では全米で1日当たり14万を超える感染症例が報告され、最悪の危機に直面している中で、トランプ大統領は選挙後、初めて13日ローズ.ガーデンでの記者会見で公的に姿を見せ、ワクチンの最新情報を提供した。トランプ政権は、急速な感染拡大が懸念されている中で、ワクチン開発に成功している企業が彼の政権のプログラムの一部であるとの虚偽を語り、記者団の質問も受けずに去った。次期大統領ジョー.バイデンのコロナウイルスのタスク.フォース.チームは、トランプ政権のタスク.フォースと合同することで、感染の脅威的な現状に共に取り組む必要があると訴えているが、トランプと彼のチームは拒否している。Covid-19の蔓延で危機に直面している地域は、マスク着用を否定している共和党州である。バイデンのチームはワクチンを開発した製薬会社ファイザーの関係者に会う予定である。
13日東部時間午後4時25 分から、トランプは再度、幾つかの米国の地域が閉鎖し始めた状況下で、我々の政権は米国を閉鎖しませんと言い、ファイザー(Pfizer)社のワクチンは、トランプ政権のOperation of Warp Speed (OWS)の一部ではないと言う人々がいるが、トランプ政権は何億もののお金を提供しているので、ファイザーのワクチン開発は彼の政権のOWSチームの一部であると主張した。ファイザー社は10日、彼らのワクチンは90%の効力があると公表していた。トランプはそのワクチンの配給について語り、12 月末までに緊急利用として、最前線の医療従事者、高度なリスクのある患者、老人に提供されると言った。また、ニューヨーク知事のアンドリュー.クオモは、トランプ政権が対処しているワクチンは信頼できないと言ったので、ニューヨークには配布しないが、必要ならクオモ知事はトランプ政権に知らせる必要があると言った。また、現在、ファイザーとモダァナ社の二つのワクチンが競争していると述べ、来年早期に、一般的に利用可能であると言った。しかし、FDAが検討すると述べ、まだ認可された状況ではないことを示唆した。トランプは非常に暗い表情で質問を一切受けず、演台から離れた。
トランプは、安全で90%の効果があるとされるファイザーのワクチンは彼の政権のワクチン早急開発プログラムであるOWSの一部であると言った。その後、ファイザーはOWSのグループの一部に参加しておらず、トランプ政権から資金は提供されていないと反論したことが多数のメディアによって報告された。ファイザーは「不幸な不実表示」であると述べている。同社からのコメントは、副大統領マイク.ペンス及びトランプの娘イバンカ.トランプを含む複数のトランプの側近が「政権に信用を与える」ための誤情報を伝えようとした後に来ている。ファイザーの広報担当者は、FDAが同社のワクチンを承認した後に保健福祉省に一億回分を販売する契約に署名したとフォーブスに語った。つまり、トランプ政権はワクチンを購入する為に、納税者からの税金を支払っただけである。従って、トランプは事実を歪曲し、彼が安全で90%効果があると報告されたワクチンに対して、彼の政権の努力の一環であるとの誤認識を広げる為のパフォーマンスであったことを示唆した。
米国は15日の時点で全米で1日あたり145,000人以上が感染していると報告されている。驚くことに、トランプのシークレット.サービスの130人以上は感染したと先週伝えられた。ジョーンズ.ホップキンスのオンライン掲示板に表示された15日東部時間午後3時半の更新によると、世界の感染症例は54,225,797であり、米国は世界でトップの10,975,004件数である。世界の死者数は1,315,225で、米国では世界最大の246,942人が死亡した。米国の約20州は、感染件数が急増し、病院及び医療施設のベッド数と人手不足などにより、非常に圧倒されており、感謝祭までには最前線の医療従事者は、過剰疲労に直面すると懸念されている。ニューヨーク.タイムスの11月14日の最新の感染情報によると、感染率が最も高い10の地域は、1. コロラド州クローリー、2. ケンタッキー州のリー、3. テキサス州ジョーンズ、4. サウス.ダコタ州デューイ、5. ノース.ダコタ州フォスター、6. ノース.ダコタ州スタッツマン、7. アイオワ州ジョーンズ 、8. アイオワ州カルフーン、 9. モンタナ州ツーレ、10. テキサス州グレイである。コロラド州はリベラルな都市が多いものの、クローリーのような郊外は保守派の住民が多く、2019年の推定でわずか人口176の非常に小さな地域である。皮肉にも、マスクの着用に関して「自由の権利」を主張している保守派の人々が多い地域で感染数が増加している。
バイデン.チームは、早急にトランプ政権のコロナウイルス.タスク.フォースと共に取り込むべきであると呼びかけているが、トランプはその声を無視し、彼のタスク.フォースはバイデン.チームと働くことを拒否している。国立衛生研究所の感染専門家アンソニー.ファウチ博士は15日、CNNのState of the Unionのホストであるジェイク.タッパーとのインタビューで、トランプ大統領が次期政権への通常の移行許可を拒否することは、公衆衛生を保護することへの否定につながっているかとの質問に、移行手続きは「競争でバトンを渡すようなものです。彼ら止めたくないのです。もちろん、彼らと一緒に仕事を始めることが可能であれば、もっと良いでしょう」と言った。また、タッパーが「パンデミックに対する米国政府の対応を歴史がどのように記憶するだろうか」と尋ねた時、ファウチ博士は「明らかに、私たちが受けた苦しみの程度の為、それは良い報告にはならないでしょう」と答えた。
バイデンと彼の妻ジルは14日、複数のシークレット.サービスを伴い、デラウェア州にあるケープ.ヘンロペン州立公園までの自転車による長距離運転に参加した。ヘルメットを被り、マスクを着用し、カジュアルな服装のバイデンは、それぞれ自転車で同伴したシークレット.サービスの男性らと区別がつかないほどの体力と若さをアピールした。大統領選で7日にバイデンの勝利が宣言されて以来、彼と彼のチームは、米史上初めて、敗北した現役の大統領によって政権移行手続きが阻止されている。しかし、バイデンは選挙敗北の挑戦だけに集中しているトランプに対する批判を避け、辛抱強く待っている。15日、元大統領補佐官であったジョン.ケリーを含めて、移行が遅れる場合、安全保障の危機が高まると警告しているワシントン外部の共和党が増えている。特に、世界的及び米国でも衰えがないコロナウイルスの蔓延の危機は、来年4月またはそれ以降になるワクチンを単に待つだけでは十分ではないと指摘されている。6月下旬、10月初旬、そして11月中旬、複数のメディアは、どの州が最も拡大しているかに注目し、それは共和党州であることを発見した。マスク着用と社会距離を保つよう求めたCDCのガイドラインを無視するトランプの支持者が多数を占める共和党州に多いのは単なる偶然だろうか?インタビューを受けるトランプの支持者は、マスクを着用するかどうかは個人の自由であると主張している。