想像に絶する頻度の銃の暴力

8 FedEx employees killed in shooting at Indianapolis facility; suspect also  dead
By NBC News

米国での最近の銃撃事件はほぼ毎日の割合で発生し、一ヶ月間で少なくとも45件発生している。警察による銃殺も含めて、銃の暴力は想像に絶する頻度である。15日インディアナ州のインディアナポリスで発生した銃撃事件の犯人はフェデックスの元職員である。8人を襲撃し、他複数の人々を負傷させた銃撃者は自殺した。バイデンは16日、記者会見で、相次いでいる米国の銃乱射事件がほとんど放置されている現状を「米国の恥」であると述べた。

インディアナポリスにある、配達サービスの大手会社フェデックス施設で、銃を発砲した襲撃者は、同社の元職員であった。警察は記者会見で、襲撃者のブランドン.スコット.ホール (19歳)がフェデックス施設で8人を殺害し、病院に搬送された5人を含む数人を負傷させた後、彼は自殺したと述べた。襲撃が起きた時、約100人が建物の中にいた。彼は、2020年にそこで働いていた従業員であったことをフェデックスの関係者が明らかにした。銃撃者の動機は現在不明であるが、FBIは昨年ホールにインタビューした。16日のAPによると、昨年母親が警察に電話し、息子が「警官による自殺」を犯す可能性があると述べた後、ホールはFBI捜査官からインタビューを受けたと警察当局は伝えた。「そこにいた人との対立はありませんでした。騒ぎはなく、議論もありませんでした。彼は無差別に射撃を開始したように見えました」 と当局は述べた。又、少なくとも100人がいた施設で殺害はほんの数分で行われ、多くの人は交代制で入れ替わっているか又は夕食の休憩中だったと警察当局は述べた。フェデックスの従業員は15日の夜、数回の銃声が連続して聞こえたとき、建物の中で働いていたと言った。建物の中にいた職人の一人は「男性がライフルを手に持って建物に入り、発砲し始め、私が理解できないことを叫び始めたのを見ました。銃撃者が自分の姿を見ないようにする為、身を屈めた」と地元のテレビ局に語った。

バイデン大統領は4月16日、想像に絶する頻度で発生している銃の暴力は「国の恥」であると述べ、銃規制法案を可決することを約束し、下院ですでに可決された法案を支持するよう上院共和党議員らに求めた。しかし、ほとんど共和党議員らは無感覚であり、論議さえしていない。日常的に発生している銃の暴力は彼らを含めて、ほぼ全ての人々の感覚を麻痺させている。CNNは一ヶ月間で少なくとも45件の大量殺戮事件が発生していると報告している中で、ニューヨーク.タイムスの記録によると、インディアナポリスだけでも今年1月から4月までに3回発生している。1月24日には5人が死亡、3月13日には4人が死亡し、15日の銃乱射事件では8人が殺害された。

ほぼ日々発生している銃乱射事件と並行して起きている悲惨な事件は警察官によるアフリカ系アメリカ人又は他の有色人種に対する銃殺である。シカゴのリトル.ビレッジ周辺で3月29日の早朝、13歳のヒスパニック系の少年アダム.トレドと、エリック.スティルマンとして特定された警官との間の路地の対立が描写されたビデオは事件から2週間以上が経過した15日に公開された。ビデオ映像は追跡中に射殺されたと言われているトレドに対する警察の銃撃が致命的である事を示唆している。4月11日にミネアポリスで女性の警察官キム.ポッターが交通停止中に、ドライバーであった 20歳の黒人男性ダウンテ.ライトを拳銃とテイザーを間違って使用し、ライトを射殺した事件では、抗議4日目の14日に彼女は過失致死罪で起訴された。ボディカメラは、ライトを射殺した直後に彼女が「射殺してしまった」と反応している瞬間が描写されている為、意図的に殺害する意思はなかった事を示唆しているが、多数の疑問が残ったままである。警察に追跡される人々にも多少なりとも、何らかの法的問題があるか、警察による誤解があるか又は過剰反応による行動であるかのいずれかの状況で、連続的に誰かが警察に射殺されている。特に黒人に対する警察の攻撃的な対応は世界的に注目されている。

銃の暴力事件は大抵、何処で、誰が、どのように、なぜ、殺人を犯したかについて報告されるが、それは防ぐことが可能であったかどうかについての論議に欠ける場合が多く、事件を減少させることには役立っていない。しかし、銃乱射事件と警官による個人への攻撃の頻度はもはや、常識では理解できないレベル、又は想像に絶するレベルに達している。驚く事に、米国で銃器を保持している率は人口の割合からすると少ないにもかかわらず、銃器の数量は米国の人口数を超過している為、これは狂気的である。ワシントンDC公共ニュース/トーク.ステーション組織(WAMU)の2020年9月18日の報告によると、アメリカの成人の40%は、自分または家族の誰かが銃を所有していると述べ、個人の22%(約7,200万人)は銃を所有していると報告している。小型武器調査では、アメリカの民間人は、総計推定3億9,300万丁の銃を所有しており、1人当たりの銃の数では米国が第1位にランクされている。2019年の統計ではアメリカ合衆国の人口は 3億2,820万である為、銃の数は人口数を超過している事を示している。つまり、アメリカ成人の40%は、それぞれ1丁以上の銃器を保持し、ある個人は2丁以上又は多数の銃を保持している事を示唆しているが、一方、大多数のアメリカ人は全く保持していないという実態がある。

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