陪審員はショーヴィンの全容疑を有罪と判定

Derek Chauvin Guilty in Killing of George Floyd
By Mediaite.com

ジョージ.フロイドを死に追いやり、殺人罪で起訴された元ミネアポリス警察官デレク.ショーヴィンの裁判は先週15日に証言者の証言を完了し、3日間の休暇後の19日午前中から3人の検察官とショーヴィンの弁護士との最終弁論を開始した。これも予測していたより早く終え、19日夕方から12人の陪審員による審議が開始された。審議の二日目の20日、当地時間4時頃には陪審員は、ショーヴィンの3つの罪状は全て有罪であると判定した。わずか10時間以内の審議による予期していなかった驚きの陪審員の判決は何を意味するだろうか?

フロイドの首に彼の膝を9分29秒間押さえつけたことで、デレク.ショーヴィン(45歳)はジョージ.フロイド(46歳)に対する二級殺人、三級殺人、二級過失致死罪の3件の犯罪容疑に直面していた。陪審員らは、この全ての罪状で有罪であると判定した為、ミネアポリスのブリックリン.センターにある裁判所の建物の前で抗議活動を行っていた人々を歓喜させた。一方、評決が下るとショーヴィンは着席していたその場所で警察官に手錠をかけられた。この裁判での陪審員は予備的な3人を含めて15人が選択されたが、検察官らの最終答弁が終わる頃には12人であると報告された。白人が多数派であったことから、陪審員全員がすべて3件の容疑を有罪にするとは予期していなかった。陪審員の判決は、彼らの全員が有罪または無罪かのいずれを決定しない場合、それは裁判が無効で終わることを意味し、大陪審の別のメンバーで、再度裁判をやり直す結果になる。しかし、この期待されていなかった結果は、不安な面持ちで裁判所の前に待機していた抗議者らに驚きの勝利を与えた。

この裁判で、白人の二人、黒人一人の合計三人の検察官は、弁護側の主張であるフロイドの薬物利用や心臓病などの主張を却下する力強い論議を展開した。黒人検察官のジェリー.ブラックウェルは主に前半の段階で、証言者に様々な角度から質問をおこなった。白人検察官の一人であるスティーブ.シュライヒャーは19日、最終弁論を行い、陪審員に対して「貴方の目を信じなさい」と訴えた。シュライヒャー検察官は「ジョージ.フロイドは、彼が気にしている人々と彼を気遣っている人々に囲まれていました」と述べた。また、ある時点で「この判例はミネアポリス対デレク.ショーヴィンであり、ミネアポリス対警察ではありません」と言った。彼は、ショーヴィンの弁護士が主張したことについて、フロイドは薬物過剰でミステリーに死亡したかどうか、または彼が突然心臓発作を起こした為、死亡したかどうかを問いかけ「常識を使って下さい。貴方の目を信じてください」と述べた。

ミネソタ州ミネアポリスでは午後4時38分から、ミネソタ州の元米国下院議員(2007年から2019年)で、現在ミネソタ州の司法長官を務めるキース.エリソンと、3人の検察官が中心となって記者会見を行い、誠実な仕事をした陪審員に感謝を表明した。エリソンは「正義は真の回復を意味するので、評決を正義とは呼びません。しかし、それは説明責任に対する正義への第一歩であり、それはあなたの手中にあります」と述べた。記者のインタビューを受けたある抗議者は、この町に住んでいることが今とても誇りに思えると語った。バラク.オバマ元大統領はツイートで「今日、陪審員は正しいことをしました。しかし、真の正義にはもっと多くのことが必要です。ミッシェルと私はフロイド家に祈りを送ります。そして私たちは、ジョージや他の多くの人々が否定されてきた完全な正義をすべてのアメリカ人に保証することを約束する全ての人々と一緒に立ちます」とのメッセージを送った。

裁判官ピーター.カーヒルは19日、検察官らによる最終弁論が終えた後、または陪審員がDeliberations(ディリバレィション)と呼ばれる審議に入る前に、最も深刻な犯罪、および被告が告発された各犯罪について説明し、判定に関する規定に関する説明を公的に行った。裁判期間中、裁判の様子はテレビ放映されたが、証言者および陪審員の様子を撮影することは禁止されていた為、視聴者は彼らの姿を見ることはなかった。しかし、長年警察官の横暴が放置されている中で、陪審員が全会一致で有罪の評決を下した為、不審を宣言し、陪審員を解任する必要がなかったことは、昨年5月から、人種差別を死活問題であるとして、猛烈な抗議活動を展開してきたBLM運動に多大な勝利であることを意味する。しかし、弁護側は控訴裁判所に上訴する可能性もあるため、まだ完全に終わってはいないことを示唆しているが、今日、歴史的な瞬間を見たと言える。

アメリカ・ウオッチ- Yuko's Blogをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む