ホワイトハウスCovid対応チームの公開情報

ホワイトハウスのCovid-19対応チームは13日に、バーチャルによる要旨説明を行い、米国はほとんど通常の活動に戻ることが可能な状況になっていると述べた。Covid-19対応のホワイトハウス上級顧問アンディ.スラビットが進行役を努めた説明会で、ホワイトハウスのCovid-19対応チームであるCDCのディレクター、ロシェル.ワレンスキーと国立衛生研究所の感染専門家であるアンソニー.ファウチ博士は、科学的データーの要約を一般公開し、ワクチンは驚異的な効果があることを再確認した。

これは、ワクチン.キャンペーンの一環であると思われる。米国では約90%の人々が無料ワクチンの資格があるため、まだ接種していない人は、CDCが提供しているワクチン接種場所の案内から、地元での場所を確認し、可能な限り早く受理するよう呼びかけている。CDCディレクターのワレンスキーおよびファウチ博士の説明および彼らがテレビ視聴者に提供したデーターの内容は以下の通りである。

⑴  2020年 8月1 日から2021年 5月10日までの変化を示す米国の入院数について:2021年5月10日の時点でCovid-19による全米での入院数は28,919件である。同日の新たな入院数は3,548である。1月5日のピーク時には18,162であった。7日間での入院数の変化は12.1%減少した。5月4日から5月10日までの新たな入院数の平均は4,130件であり、これは4月 27日から5月3日までの新入院数の平均4,698から減少した。

⑵  2020年1月22日から2021年5月11日までの変化を示す米国の死者数について:2020年1月22日からの合計死者数は580,073である。2021年5月11日に報告された新死者数は643である。7日間の死亡数平均の変化は13.5%減少した。5月5日から 5月11日までの7日間の平均は587であり、これは4月28 日から5月4日までの7日間の平均678から減少した。6月5日の合計死者数の予測は591,000 から 602,000である。

⑶ 現実世界でのCovid-19ワクチンの効果について:JAMA(アメリカ医学協会誌)の研究に基づく、CDCディレクターの説明によると、Covid-19のワクチン接種と、医療従事者における症候性および無症候性のCovid-19感染の発生率との関連において、症候性の人々には97%の効力があり、無症候性の人々には86%の効力があることが判明した。CDCによる罹患率と死亡率の週報(MMWR)の5月6日の報告によると、医療従事者に対するCovid-19の予防は90%の効力があった。ファイザーとモダーナのワクチンは入院した65歳以上の成人に94%の効果があったことをMMWRが4月2日に公開した。

⑷  変異種に対する効力について:ニューイングランド医学誌(NEJM)によると、変異種B.1.1.7(イギリス起源)の感染に対するワクチンの保護力は89.5%である。変異種B.1.351(南アフリカ起源)に対しては75%の保護力がある。また、重篤な病気に対して、B.1.1.7には100%の効力があり、B.1.351についても100%、その他すべての変異種に対して97.4%の保護力がある。Covid-19に感染した人はワクチン接種後、ひとつ又は複数のウイルスに関連する重荷は著しく減少した。

加えて、ファウチ博士は科学者の研究に言及し、ワクチンは非常に大きな保護力があると強調した。彼が提示した4月15日掲載の科学誌によると、多くのコロナウイルスから保護できるワクチンは、別のパンデミックを防ぐことができると述べている。また、パンデミックおよびコロナウイルスに対する中和抗体ワクチンに関する5月10日のネイチャー誌の記事は、サルおよびコウモリに感染したコロナウイルスの実験から、ワクチンが複数の変異体に対して、中和抗体反応を誘発したことを示した。概念実証ではCovid-19に感染した人々から、複数の異なるコロナウイルスを中和できる抗体が分離されており、コロナウイルス.ワクチンの可能性が示唆されているとの記事を紹介した。

従って、CDCディレクターは、ワクチンを完了した人々は、マスクおよび社会距離を保つ必要はなく、室内および室外の活動に参加できると述べた。しかし、マスクは飛行機の搭乗、電車やバスなどの公共交通機関を利用する際にはまだ必要であると述べた。CDCの新たなマスクのガイドラインによると、完全に予防接種を受けている場合、パンデミック前の活動を行うことが可能である。完全にワクチン接種を受けた人々は、連邦、州、地方、部族、または領土の法律、規則、および地域のビジネスや職場のガイドライン又は規制がある場合を除き、マスク着用および社会的距離を保つ必要はなく、通常の活動を開始することができる。

しかし、まだ予防接種を受けていない人々はワクチンを接種するよう求めている。CDCのhttps://www.vaccines.gov/search/のサイトは、薬局をふくめて、ワクチン接種を提供している施設の名称、住所、電話番号(地図上)を提供している。郵便番号(Zip Code)を入力し、自宅から最短距離の1マイル(約1.6 Km)または適切な距離を選択するだけで、地元のワクチン場所を探すことが可能である。バイデン政権のワクチン.キャーペンは、このように細かい配慮を行うことで、可能なかぎり多くの人々にワクチンを接種させる努力を行っている。バイデン大統領は5月4日、7月4日の独立記念日までにアメリカの成人の70%がCovid-19ワクチンを少なくとも一回接種することを目標に掲げていると述べた。4月1日にファイザーは、同社のワクチンの免疫期間は2回目のワクチン接種後から最低半年間であると報告した。その情報に変化はない為、バイデンのこの目標は非常に重要であると思われる。

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