マコーネルの反乱に対する態度の逆転は何を意味?

Couldn't stay quiet': Capitol officer's mom wants Jan. 6 probe
The Press Democrat

ブライアン.シックニックの家族と複数の警察官は27日、議会でロビー活動を行い、10人以上の共和党議員の事務所を訪問した。上院議会では同日の夜、投票を行う予定であり、フィリバスターを行使するため60票を必要とする中で、上院共和党少数派のリーダーであるミッチ.マコーネルは、彼らの訪問には全く影響を受けていないことを示唆し、引き続き委員会設立に反対を表明し、上院共和党議員らに圧力をかけているようである。1月6日の反乱を調査する為、独立した委員会を設置する下院議会の可決法案に対する上院共和党の弱腰は、前大統領ドナルド.トランプの公的反対表明に動揺している可能性があるものの、最新の世論調査は、アメリカ人の大多数がトランプの大統領選立候補を圧倒的に反対している。

27日、シックニックの母であるグラディス.シックニック(左端) 、故議事堂警察官ブライアン.シックニックのパートナーであるサンドラ.ガルザ(正面右) 、これまで何回かメディアのインタビューで知られるようになった二人の議事堂警察官ハリー.ダン(中央:大柄の男性)とマイケル.ファノーネ(ダンの右側)が議事堂を訪問した。その目的は、1月6日の反乱を調査するための委員会を設立する為、下院議会で18日に通過した法案に上院共和党が投票するようロビー活動を行う為である。サンドラ.ガルザはスーザン.コリンズと握手し、コリンズにスピーチをするよう促された。彼女は「警察官が攻撃され、消火器が投げられ、旗竿に襲われました。ここにいるダン警官、ファノーネ警官は、彼らが経験したことを今すぐあなたに伝えることができます」と述べ、シックニックが死亡し140人以上の警察官が負傷したことを強調した。5月12日に開催されたバーチャルの公聴会で3人の下院共和党議員は、現実を軽視する努力において、あの日は「平和的なツワーであった」と述べたことに対抗し、ガルザは「彼らが起こった映像を見れば、それが平和な一日ではなかったことは明らかです」と語った。シックニックの母であるグラディスは「通常、表面に出ることはありませんが、もう黙っていられません」と語った。彼らは最初にミット.ロムニーに会ったと報告された。

現在、議会の調査は、上院議会の二つの委員会が安全対策の失敗について調査しており、調査にはあらゆる側面で限界があると言われている。しかし、マコーネルは、1月6日の反乱を調査する委員会の設立は、調査が重複すると述べ、独立した委員会と議会調査が同じレベルの調査であるような誤解を与えている。彼は2月13日、上院裁判の投票後、トランプは国会議事堂への攻撃を「誘発した責任がある」とし、大統領が4年間で行なった罪の代価を支払う必要があると公的に語った。しかし、マコーネルの態度は現在逆転し、27日、記者団に「明らかに、ここ数か月前に上院で行われた上院裁判で前大統領の役割はすでに徹底的に起訴されています。民主党の指導者が望んでいる追加の外部委員会が、重要な新しい事実を明らかにし、回復を促進するとは思いません。率直に言って、私はそれがそのように設計されているとは信じていません」と言った。

マコーネルの態度は、当時の発言から驚異的なほど変化している。27日、マコーネルは彼の同僚に、今夜の投票で委員会設立の法案を抹殺するよう「個人的好意」を要請し、共和党上院議員らに圧力をかけたと報告された。三ヶ月以上前に、反乱を扇動したトランプに責任があると言った彼は現在、その反乱を調査する委員会の設立でさえ完全に反対し、トランプを擁護しているような態度に変わっている。27日のワシントン.ポストによると、「委員会は共和党議員の間で人気がなく、民主党議員よりも共和党に有害な情報を明らかにする可能性が遥かに高いため、マコーネルは同情を表明したにもかかわらず、それを拒否する論理的根拠を考え出した」可能性がある。また、彼は司法省が個々に暴動の様々な調査を行なっており、2 つの上院委員会が「独自の調査を行っている」と指摘した。従って、民主党が望んでいる独立した委員会が「重要な新しい事実」を提供するとは信じていないとする彼の発言の意味は、共和党議員らが「国は回復する必要がある」と主張しているため、マコーネルが2月に述べたように「トランプに彼の行動の説明責任を負わせようとする努力」はその「回復が損なわれることになる」との言い訳を提供している。

そして今、マコーネルは上院での弾劾「裁判はトランプの役割を検討するのに十分であった」と言っている。当時、その上院裁判は証人の召喚を行わず、「非常に簡略化されているという苦情があったにもかかわらず、このマコーネルの変化はかなり注目に値する」と同紙の特派員フィリップ. バンプは述べている。マコーネルが反対する別の理由は、「重要な新しい事実」が提供されるとは「信じていない」ということである。しかし、それは希望的推測であり、実際には委員会を支持する側は「その日の出来事を調査すれば、確かに新しい情報が発掘される可能性があり、または発掘されるはずである」との確信を示している為である。従って、共和党は中間選挙前に真実が広範に知られることを恐れているだけである。

要するに、調査には、法務執行当局によるその捜査過程で公開されない犯罪捜査と、調査の過程が公開される公的調査がある。現在、1月6日の反乱に関して、米国司法省下のFBIが行なっている調査は犯罪捜査であり、その捜査の過程において、一般国民は詳細を理解することはできない。一方、独立した委員会の調査は公的調査であり、当事者または関係者が召喚され、公的に証言するなどのプロセスが伴うため、もっと透明性がある。この公的調査が議会メンバーに直接影響を与える場合、自然な反応として、議会メンバーは反対する可能性が高くなる。1月6日の国会議事堂での暴動事件は、当時の再選に敗北した共和党大統領によって、反乱前に集会が先導され、国会議事堂への行進を奨励し、「地獄のように戦う」よう扇動したトランプと彼の支持者によってもたらされた暴動である。共和党議員らの投票に対する姿勢は、恐れが深刻であることを示唆している。共和党は、今夜の投票も含めて、フィリバスターを使って、米国民に人気のある法案を阻止しようとしているが、その場合、論議を削除するため、民主的な方法ではない。様々な課題に関連する法案に対して、論議を通して、妥協点を見つけようとしている民主党大統領バイデンの努力は大幅に弱体化されることを意味する。

加えて、独立した委員会以外に真実を完全に明白にする方法はない為、トランプが反対している中で、共和党は彼の報復や批判を恐れている可能性が高い。共和党リーダーであるマコーネルが強く反対した場合、ほとんどの共和党議員はリーダーに従う為、マコーネルが実質的に法案をブロックしていることを意味する。今夜、予定されている投票で、上院共和党議員らが、真実を選択するかまたは選挙詐欺の徹底した虚偽を主張したトランプを選択するかは、米国の歴史に重大な意味がある。彼らが虚偽を選択した場合、そのような状況をみている良識のある有権者が、共和党を高く評価する結果にはならない。トランプは2024年に再度立候補すると同僚に語っていると報告された。クイニピアックが26日に公開した全国世論調査によると、反乱を扇動したトランプが2024年の大統領選に立候補することを支持すると答えた回答者はわずか30%であり、反対すると答えた率は総体的に66%で、大多数のアメリカ人は、トランプが再度大統領になることを好んでいない。しかし、支持すると答えた30%はほとんど共和党であると思われるが、共和党のうち66%はトランプの立候補を支持し、反対しているのは30%である。また、マコーネルの人気度は最低の15%であり、不人気率は58%である。世論は国民の真理をほとんど正確に伝えている。

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