インフラ整備が重要であることを示唆する最近の複数の災害

Photos: Miami condo tower collapses; almost 100 people missing - Los  Angeles Times

By Los Angeles Times

バイデン大統領が上院超党派の議員らとインフラストラクチャー予算に合意した24日、ほぼ同時に、フロリダ州のマイアミ.ビーチで、コンドミニアムの一部が突然崩壊するという報道があった。23日にはワシントンDCで、歩道橋が陥没したばかりである。そのコンドミニアムでの死者は、昨日の1人から25日の今日4人に増加し、行方不明者が多いため、死者は増加する可能性があると予測されている。豪華なマンションの一部が築40年で崩壊する理由の一部を示唆する驚きの研究がある。

フロリダ州でのエピソードの前日、ワシントンDCで歩道橋が崩れ落ちたばかりであるが、テレビ.ニュースを除き、主要メディアのオンライン新聞はこの歩道橋のニュースを即時に伝えていなかったようであり、少なくともトップ.ニュースではなかった。23日水曜日にワシントンD.C.北東部の州間高速道路295にある歩道橋が崩壊し、幸い死者は報告されていない。少なくとも5人が負傷し、地元の病院に搬送され、他の2人は入院する必要のない負傷を負った。ディーゼル燃料が漏れ、交通が遮断された。約500ガロンの燃料を運ぶトラックが橋の下に部分的に閉じ込められた後に、その一部のディーゼル燃料が近くの排水路に漏れ始めたという。燃料漏れを軽減するための作業が行われているようである。

翌日、ホワイトハウスでは、約10人の超党派の上院議員らが、インフラストラクチャー予算に合意した頃、修理をする必要があったマンションの一部が突然崩壊したとのニュースが流れた。その建物は、フロリダ州サーフサイドのビーチ.フロント沿いにある12階建てのコンドミニアムである。 25日の今日、幾つかのことが判明している。最新の報告では4人が死亡し、少なくとも10人が負傷しており、159人以上が行方不明になっているため、必死の救済および探索活動が行われている。住民が眠っていた深夜に発生した建物の崩壊であるという性質から、死者数は今後増加すると予測されている。25 日のワシントン.ポストによると、この建物はシャンプレーン.タワーズ.サウスという名称の136所帯で構成されるコンドミニアムである。これはコリンズ.アベニューと88通りの角に位置し、1981年に建築されたもので、建物が完成した時から「豪華な設備とビーチ.フロントへのアクセス」で売り込んでいた。

約300フィート離れた場所で撮影されたビデオは、崩壊の瞬間を捉えている。ジャーナリストのアンディ.スレイターがツイッターで最初に公開したビデオは、建物の北部が最初に崩壊し、すぐに海に面した東の塔が続いて崩れたことを示している。約、13秒のビデオでの描写は破片が上から落ち始め、建物が崩壊し始めたことを示唆している。30秒以内に、建物のほぼ半分が崩壊し、煙が残りの構造物の大部分を覆った。マイアミデイド消防署長のレイ.ジャダラは建物内の55ユニットが影響を受けたと記者団に語った。午前1時30分直前に「建物の倒壊」と「ガレージの倒壊」が報告され、同消防所の救助隊は午前1時30分過ぎに現場に駆けつけたことが判明している。その後、消防署や警察、救急車を含めて「80台以上の緊急対応車両が建物周辺の通り」に溢れた。最初の対応者が到着し始めたとき、彼らは駐車する場所にも警戒する必要があり、建物は安定していない事に加えて、建物内部を通る出口ルートは塞がれ、エレベーターはない為、バルコニーで立ち往生している生存者や、室内に閉じ込めた状態の住民をまず救済する必要があった。

バイデン大統領は25日フロリダ州の緊急宣言に署名した。これにより、連邦緊急事態管理庁(FEMA)は、マイアミ.ビーチのコンドミニアムの一部が陥没した後の災害救援活動を調整できるようになる。つまり、国土安全保障省下のFEMAの援助を提供するため緊急事態宣言によって、同州は被害者を援助するための連邦資源を得ることが可能になる。

なぜ、豪華なマンションの一部が築40年で崩壊したのか?この建物は、補修工事や修理の時がきていたようである。24日のニューヨーク.タイムスによると、プロジェクトに関与した弁護士は木曜日に、建物は錆びた鋼と損傷したコンクリートの大規模な修理を始める前だったと述べた。シャンプレーン.タワーズ.サウス.ビルを運営する住民主導の協会を代表する弁護士、ケネス.ディレクターは、40年の「建物の再認証プロセスの一環として、技術者が建物の構造基準を満たすために必要な修理を特定し、彼らはちょうどそれを始めようとしていた」とインタビューで語った。また、建物のマネージャーは過去1年間、可能な修理の準備をしており、ここ数週間、建物は屋根の修理を受け始めたと彼は言った。彼は「その時代のウォーターフロントの建物は、海洋塩への暴露によって、構造物に浸透して鉄鋼部品が錆び始める可能性があり、ある程度の腐食とコンクリートの劣化がある」と言った。しかし、24日の一部崩壊が、その説明と直接関連しているかどうかは「徹底的な工学的調査の結果」を待つ必要があるとし、建築協会は現在、生存者の発見と家族を支援することに集中していると述べた。生存者は瓦礫と灰の煙の中で、恐怖に直面しており、突然の崩壊の原因は何であるのか、最も重大な疑問として提起されている。

フロリダ州サーフサイドで建物が部分的に崩壊した地域では、1990年代に地盤沈下の兆候が見られたとする研究がある。フロリダ国際大学環境研究所のシモン.ウドウィンスキー教授が実施した2020年の陸海面上昇調査では、1993年から1999年にかけて地盤沈下が検出されたバリアー島の東側にある12階建てのシャンプレーン.タワーズ.サウス.コンドミニアムが特定された。宇宙地理学、自然災害、海面上昇の専門家であるウドウィンスキー教授によると、地盤沈下自体は建物の崩壊を引き起こさない可能性もあると述べた。しかし、教授は 「地盤沈下を測定するとき、または建物の動きを見るとき、なぜそれが起こるのかを確認する価値があります。衛星画像からはその理由はわかりませんが、ここには(サーフサイド)動きがあったと言えます」と述べた。従って、鉄鋼部品の錆びや腐食とコンクリートの劣化の可能性もあるものの、気候変動の影響で、海面レベルの上昇によって地盤を弱める為、建物が崩壊しやすくなることを示唆している。要するに、フロリダの驚異的な災害は米国の多数の都市、特に海岸沿い、その他旱魃のひどい地域、荒廃地で地盤が緩んでいる可能性がある場所での公共の橋や道路などは、特にメンテナンスが怠っている場合に、常に危険であることを示唆している。バイデン大統領は既に、全米各地の多数の箇所で、そのようなインフラに資金を投資する必要があることを強調していた。

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