ルイジアナ州の壊滅的なハリケーンの余波

By Financial Times

ルイジアナ州は、現在約100万人の住民がカテゴリー4によるハリケーン・アイダの強風と豪雨で電力線が倒壊した。ハリケーンが去った3日目も、ほぼ全ての人々は停電の中で暑い日を過ごし、ガソリン、水、食物が不足している厳しい状況に直面している。最も被害が壊滅的であったニューオーリンズ市での停電は数週間続く可能性があり、早急な回復はありそうもないと報告されている。停電のため、発電機の使用が増加し、一酸化炭素中毒による別の死亡も報告されている。

ハリケーン・アイダによる嵐は日曜日に最大150 mphの風速で上陸し、ニューオーリンズ市に給電している8本の送電線は嵐によってすべて倒壊した。長距離送電線に顕著な被害を及ぼしている状況下で、地元の電力会社エンタージーは、2,000マイル以上の高圧送電網が使用できなくなったと伝えている。2005年にハリケーン・カトリーナに耐えていたミシシッピー川のほとりにある塔は今回のハリケーンで倒壊した。

Hurricane Ida update: Did levees fail? Any damage? Latest on aftermath

By USA Today

Hurricane Ida Leaves More Than One Million Without Power in Louisiana - WSJ

By Wall Street Journal

約100万人の住民は電力を失った為、場合によっては水の使用にも限界が生じている。ニューオーリンズでは、84の下水道ポンプ場のうち約80が電力を失い、市の下水道/水道局によると、バックアップの可能性が生じている。電力会社は発電機に依存しており、駅のバックアップに電力を供給し始めた為、その間、住民に水の使用を制限するよう要求した。停電のため、発電機の使用が増加し、一酸化炭素中毒が原因での死亡も報告されている。ニューオーリンズ当局は、一酸化炭素に関連する追加の事件が発生したと警告した。

Hurricane Ida's Louisiana aftermath: No power, no flights, scant drinking  water

By AP: David J. Phillip  ニューオリンズ

ルイジアナ州南東部にある小さな地域社会であるジャン・ラフィートの町では、橋の一部が崩壊した。ハリケーン・アイダが上陸してから10時間以上が経過した後、日曜日の夜遅くWGNO Newsとの電話インタビューで、ティム・カーナー市長は、ジェファーソン教区の堤防保護システムが崩壊した為、現在直面しているリスクを警告した。

今週、ニューオーリンズの洪水の中で、運転を試みた1人の男性が死亡した。バトンルージュから約16マイル離れたプレイリービルで倒木に襲われて別の男性が死亡したことを確認した。ミシシッピー州南東部での豪雨により高速道路が崩壊した後、2人が死亡した。ルイジアナ州民主党知事ジョン・エドワーズは31日の記者会見で「歴史的に、嵐そのものではなく、ほとんどの人は対応が原因で負傷し、死亡していることが判明しています」と述べた。知事は、安全な場所に避難している人々は、まだ戻らないよう警告した。

Hurricane Ida barrels down on Louisiana amid warnings of 'life-altering  storm' | US weather | The Guardian

By Max Becherer /AP News ニューオリンズのYMCA

ニューオリンズの幾つかの場所では、無料の食品や水などが供給されている。トラックは、町の小さな病院を含む地域社会に飲料水、食品、発電機などを供給している。トラックが駐車されている近辺の家の周りには、木製の柵や崩壊した建物の瓦礫が積まれている光景が見られる。また、住宅近辺では電力網の修理を開始されているが、迅速な修理を期待する人はいないという。ニューオリンズに住む人々は劇的な影響を受けたハリケーン・カトリーナー以来、ハリケーンの被害を乗り越えることに慣れているという。ホワイトハウスは、現在ルイジアナ州を含めて3州で、少なくとも7人の死亡が報告されている中で、ジョー・バイデン大統領はルイジアナ州を3日に視察訪問すると発表した。

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