
By GeekWire
感染数はちょうど一年前の今日に比較すると3.5倍以上、三ヶ月前の6月に比較すると、9倍以上に増加している中で、米国は8月に、予測より遥かに低い雇用を追加したが、雇用求人数は、失業数を超過している状況がある。また、連邦政府が提供している週300ドルの失業給付金は今週末で切れるが、一部の労働者は、求人があるにもかからわず、元の職場に戻ることを拒否しているという。それにも関わらず、米国のGDPは専門家の予測を下回ったが、幾分伸びがあり、今年の経済は力強い成長があると予測されている。転職の準備を始めている人々が増えている世界的傾向の中で、特に米国では、圧倒的多数の人々が、少なくとも週に一回の遠隔勤務または自宅勤務を希望している。
ワシントン・ポストの記録によると、コロナウイルスの一週間の平均感染症例は、ちょうど一年前の2020年9月7日に平均39,467であリ、今年三ヶ月前の6月7日に記録された7日間の平均は15,588であった。しかし、今日2021年9月7日の平均は142,380件である。これは、デルタ変異種が拡大する前に比較して、Covid-19の感染症例は脅威的に急増したことを示している。そのような状況の中で、労働統計局が3日に報告した8月の非農業部門の雇用者数は235,000人増加し、失業率は0.2%ポイント減少の5.2%になった。これがコロナウイルス前の雇用情勢である場合、非常に大きな雇用拡大である。今年、これまでのところ、毎月の雇用の伸びは平均586,000人である。8月に、顕著な増加があった分野は、専門職およびビジネス・サービス、輸送、倉庫保管、私立教育、製造、およびその他のサービスである。一方、小売業での雇用および貿易は減少した。 しかし、労働統計局によると、失業率は減少したものの、失業者数はまだ840万である。
従って、235,000より、もっと大きな雇用拡大が期待されていた。なぜなら、現在約1,000万人の求人があるにも関わらず、米国は840万人の失業者を抱えている不一致の状況があるからである。事業主は、労働者を見つけることができず、「賃金が急上昇しているとの不満」があり、顧客は多くの店やレストランで「人員不足のため、不備な点をご了承願います」というサインで迎えられる状況がある。問題は、連邦政府が提供している毎週の給付金300ドルが今週末に切れる為「多くの失業者、何百万人ものギグ労働者と自営業者が失業援助を完全に失うため、雇用危機は変曲点に達する」と予測されている。特に、これらの給付金や失業援助の「メリットを段階的に廃止している22の州では、労働者が仕事に殺到しなかった」という。専門職およびビジネス・サービスには180万人の求人があり、その部門での雇用は925,000人未満である。レジャー、歓待サービス、小売業や卸売業では以前より多くの求人があるが、これらの業界で職を失った多くの労働者は、元の仕事に戻ることを望んでいないという。
それらの要因は、連邦政府の援助による大規模な資金の注入、ビジネスの再開、予防接種の普及により、米国経済は著しく回復の兆しがあるからである。専門家は2021年に経済が約7%拡大すると予測している。それは1984年以来、最も速い成長である。これは多くの労働者が転職を考慮するのは必然的であることを示唆している。プルデンシャルに代わってモーニング・コンサルトが実施した調査によると、フルタイムで働くパンデミック時に遠隔地で働いていたアメリカ人労働者の87%は、少なくとも週1日に遠隔地で働き続けることを望んでいる。また、31ヵ国で30,000人を超える世界的な調査を実施したMicrosoftの労働趨勢インデックスによると、40%以上の人々は今年、現在の仕事から辞職することを検討している。
一方、米国の国内総生産(GDP)は、跳ね返りの傾向があると報告されている。7月29日に報告したCNBCによると、経済学者が予想した8.4%を遥かに下回ったが、第2四半期にGDPは年率6.5%で加速し、第1四半期の6.3%増加をわずかに上回った。加えて、消費者の消費活動は積極的であり、消費は予想を超過していた。 消費量は第1四半期に比べて11.8%増加し、サービスは12%増加した。消費者はすべての活動の約70%を占めている。第2四半期の成長は予想よりスロー状態であるが、それでも、経済は回復し、パンデミック前よりも成長しており、経済専門家は「今後の力強い成長」を期待している。
結論として、8月の雇用は予測より遥かに少ないとの意見もあるが、7月には非農業部門雇用者数943,000を増加し、ダウ・ジョーンズの推定845,000を超過したことから考えると、8月の雇用数の予測を下回った事は、7月の大幅な増加で相殺された状況である。現在のデルタ変異体の蔓延が何時終息するか不確実な状況下でも、米国の経済は良好な成長が期待されているため、多くの人々が自宅勤務または、Covid-19の蔓延に多大な影響を受けない仕事、賃金の高い仕事を含めて、全く異なる業種の仕事を考慮するようになっている多大な変化があることを示唆している。つまり、パンデミック前に一定の業界で働いていた失業者は元の職場に戻ることより、自営業を含めて、別の仕事への挑戦を試みているため、特に雇用情勢に不一致が見られることを示唆している。コロナウイルスは依然として、雇用と経済に影響を与える可能性が残っていることを示唆している。