昨日、カリフォルニアで新変異種オミクロン感染者の1症例が報告された。今日二人目の感染者がミネソタ州で発見された。いずれもワクチンを完全に接種していた為、感染したものの、病気から保護されていることを示唆した。イスラエル当局は、ワクチンがオミクロン新変異種に対して効力があると発表した。米国で二つのオミクロン症例が報告されている状況下で、バイデン大統領は2日、オミクロンの拡大を防ぐための徹底した対策を発表した。
ワシントン・ポストが1日に伝えたところによると、カリフォルニア州で発見された国内最初の症例は、11月22日に南アフリカから帰国したサンフランシスコの居住者に特定された。オミクロンの潜在的な脅威を取り巻く不確実性の中で、保健当局は、発見は予想されたものであり、旅行者のための予防措置が新変異体を監視するために機能している兆候があると述べた。 完全にワクチン接種を行なっていたその個人は孤立した環境下で、軽度の症状を経験したが、ブースタ投与を受けていなかった。カリフォルニア州の民主党知事ギャビン・ニューサムは記者会見で、南アフリカから11月22日に帰国したサンフランシスコの住民は11月25日頃に気分が悪くなり始め、11月28日にコロナウイルスの検査を受けたと述べた。モダーナのワクチンを完全に接種したその個人は以前に健康だったものの、11月29日に陽性と判定されたと当局は報告している。
12月2日の今日、ミネソタ州で二人目の症例が確認された。ニューヨーク・タイムスによると、ミネソタ州の保健局はその個人が最近アニメNYC大会のためにニューヨークを訪れた成人男性である。その男性は完全にワクチンを接種しているミネアポリスを含むヘネピン郡の居住者であり、11月22日に最初に軽度の症状を発症し、24日にウイルスの検査を受けたが、もはや症状を感じていないと同局は述べた。州の公衆衛生研究所は、彼がオミクロン変異体を持っていると判断した。ミネソタ州当局は、ニューヨーク市および連邦保健当局と協力して彼のケースを調査しており、男性は調査官と話し合ったと述べた。カリフォルニア大学サンフランシスコ校の教授兼医学部長であるボブ・ワハター博士は、最初のケースが発見されるまで、比較的にスローである為、1日に最初の症例が現れるまでに「これほど長い時間がかかったことに個人的に驚いています。今日はカリフォルニアにあり、明日は他の幾つかの州になります」と述べた。
米国の二つの症例はワクチンがオミクロン変異種に対して保護する可能性あることを示唆している。イスラエル当局は、それを更に明確に表明した。ガーディアンが30日に伝えたところによると、さまざまなワクチンや治療法が新しい変異種に対してどれほど効果的であるかについては、矛盾する様々な情報がある中で、イスラエルの保健当局は、データを引用しなかったものの「ワクチンはまだ有効であるか又はブースターが投与されている場合、この変異種から保護されます」と地元の記者団に語った。当局は、Covid-19に対して完全にワクチン接種された個人、およびブースターから6か月以内に感染した人も、オミクロン変異体から保護される可能性があることを示唆した。
米国で2症例が報告された今日、ホワイトハウスはオミクロン対策を発表した。報道官ジェン・サキは、通常の記者会見で「全てのオプションはテーブルにあります」と述べた。バイデン政権は、オミクロンの拡大を防ぐためには、可能な限りの対策に取り組むことを示唆した。バイデン大統領は2日、国立衛生研究所での午後からのスピーチで「私たちは、混乱するのではなく、科学とスピードでこの変種と戦うつもりです」 と述べ、今後のコビッド(Covid)計画を公表した。それらは ① マスク着用とコビッドの検査を強化する。3月中旬までに飛行機、ターミナル、電車、バスを含む全ての交通機関でマスクの義務化を延長する。検査については、民間保険会社または地域保健センターで利用できる無料の在宅検査を拡大することが含まれる。バイデンは「肝心な事はこの冬です。自宅で快適に無料でテストでき、安心感が得られます」と述べた。② 旅行の出発前1日以内に陰性検査の証拠を提示するよう要求する。③ ワクチン接種を5歳から11歳の子供たちに拡大し、全ての成人にブースター投与を提供するため、数百の「家族予防接種クリニック」を立ち上げることを計画している。特に連邦政府の職員には、ブースター投与が強化される。④ 幾つかの連邦組織が援助するワクチン広告と、無料のワクチン移動クリニックを増加することを計画している。
要するに、米国二州でのオミクロンの2症例は、約60%が完全にワクチンを接種している米国で、感染が急激に拡大しない可能性があることを示唆している。デルタと同様にワクチンを接種した人にも感染する状況があるものの、ワクチンを完全に接種している個人は深刻な病気になっていないことを示唆している。加えて、イスラエル当局は、ワクチンが彼らを保護していると公表したように、完全に接種し、特にブースター投与を受けた人はオミクロンに対する抵抗力があり、特に重篤な病気から保護される可能性があるなど、明るい兆候を示唆している。バイデン政権は、オミクロンの追跡から、成人全てのアメリカ人にブースター投与を推進する計画に至るまで、可能な限りの全ての対策を講じることで、オミクロンを封じ込めるための戦いへの挑戦を開始した事を示唆している。