
By New York Post
先週フロリダ州の知事ロン・ディサンティスは誇らしげに、彼の州とテキサス州の不法移民を二台の飛行機に搭乗させ、週末マサチューセッツ州に送った。不法行為の可能性があるため、彼に対する調査が開始された。三日後、司法長官メリック・ガーランドは1787年 9 月 17日の記念日に、ニューヨークのエリス・アイランドで市民権を祝うための催しで、彼の家族は移民の祖先を持っていると、珍しく個人的な移民の歴史を語った。エモーショナル且つパワフルなスピーチの中で、法の支配は人種、国籍、地位に関係なく、全ての人々に平等な正義を招くと言った。
移民らは14日、マサチューセッツ州で仕事が割り当てられると説得され、飛行機に搭乗させられ、同州のマーサズ・ヴィンヤード地域に連れて行かれた。この状況に驚き、親切に対応した当地の当局者らは、水や食事を提供し、彼らは、マサチューセッツ州の共和党知事チャーリー ・ベイカーの指示によって、 16日の朝、ケープ・コッドの軍事基地に一時的に収容されるためのバスを手配された。テキサス州保安官はディサンティスの虚偽によって調整された空輸移民を調査すると発表した。ディサンティスは2024年の共和党の大統領選に候補していることで知られているため、一部の州および連邦当局者にショックを与えている。
ワシントン・ポストが19日に伝えたところによると、男性、女性、数人の子供を含む約 50 人のベネズエラ移民は、サンアントニオ周辺をカバーする郡の「移民資源センターからおびき寄せられ」、フロリダに飛ばされ、その後、マーサズ・ヴィンヤードに飛ばされた。テキサス州ベクサー郡保安官事務所のハビエル・サラザール民主党保安官は声明の中で、「さらに、被害者を代表する移民弁護士や、この事件に関する擁護団体と協力しています。必要に応じて、同時に管轄権を持つ連邦機関と協力する準備も進めています。」と述べた。サンアントニオからマーサズ・ヴィンヤードへのシャトル便に乗り、フロリダに短時間立ち寄った後にマーサズ・ヴィニヤードに送られた不法移民は、そこで放置された。彼らの多くは、後に移民弁護士や擁護者に、マサチューセッツ州に旅行した場合、仕事やその他の利益が約束されていたと語った。サラザール保安官は19日、「彼らは幾つかの問題の解決策を約束されました。彼らは写真撮影、ビデオ撮影のためだけにマーサズ・ヴィンヤードに連れて行かれ、その後、そこで不用意に立ち往生しました。」と語った。
共和党知事であるディサンティスにとって、これは自慢の類の仕事である。テキサス州、アリゾナ州、および他の共和党が先導する州では、彼らの州に最近メキシコの国境を越えた不法移民を、裕福なマサチューセッツ州のリゾート島を含めて、ワシントン、ニューヨーク、シカゴなど移民が多いリベラル州に送ることが「ディサンティスと他の共和党知事による進行中のキャンペーンの一部」である。これは、今年南部の国境で急増する移民に対処するための共和党州の作戦である。しかし、ディサンティスは犯罪調査に直面する可能性がある。捜査の決定について保安官と話したと述べたベクサー郡のネルソン・ウルフ判事は、移民らが「偽り」の説明で「おびき寄せられた場合、それは犯罪になる可能性があると私たちは早い段階で考えていました。密輸業者が何をするかを考えれば、大した違いはありません。何かが間違っていたことが判明した場合、彼は責任を問われる可能性があります。彼はそれを扇動しました。」と言った。民主党の関係者と移民擁護者は、ディサンティスと他の共和党知事が「移民を政治的手先として使っている」と非難した。つまり、適切なプロセスを放棄したため、この動きは「恥ずべき、無謀、完全に間違った」違法行為であると指摘している。先週、ホワイトハウスのカリーヌ・ジャンピエール報道官は「それは本当に人類に対して無礼です。」と記者団に語った。 バイデン政権が司法省に法的措置を取るかどうかについては現在不明である。
司法長官のメリック・ガーランドは17日、エリス・アイランドでの市民権の日を祝う式典で「おめでとう」と祝辞を述べた。この日、市民権を得た人々に「この国、あなたの国は、心からあなたを歓迎します」と言った。ガーランドはこの日が歴史的に重要な日であるとし、「235 年前の 1787 年 9 月 17 日のこの日、12 州を代表する 39 人の憲法制定会議の代表者がアメリカ合衆国憲法に署名した」と語った。また、彼自身が「20 世紀初頭に宗教的迫害を逃れ、ここ米国に避難した移民の家族の出身であり、家族の何人かはここ、エリス島に入った」と語った。また、彼の「祖母は、現在のベラルーシで生まれた 5 人の子供のうちの 1 人でした。 ボルチモア港を通って来た私の祖母を含め、3人が米国にたどり着きました。 2人は間に合いませんでした。 この二人はホロコーストで殺されました」と言った。そして、ヒトラーの軍隊がオーストリアに入った直後、1938 年にニューヨークに移転した移民の娘と結婚したと述べ、珍しく個人的な移民の歴史を語った。
ガーランドは米国へ逃亡した妻の家族は「法律の保護の下で、彼女も迫害の恐れなく生きることができました」とし、「法の保護、法の支配は、私たちの政府システムの基盤です」と述べた。また、法の支配とは「法が私たち一人一人を同じように扱うことを意味します。味方に対する規定と敵に対する規定はありません」と言い、強力な者、無力な者、金持、貧しい人々、「人種、民族、または出身国に応じて、異なる規則はなく、法の支配を支持し、法の下での平等な正義の約束を実現するよう努める」ことであると語った。ガーランドはスピーチの最後の段階で、「私の家族の話は、私が公共サービスのキャリアを選択する動機となったものです。他に行き場のない家族を迎え入れてくれた国に恩返しをしたかったのです。私は家族が私たちの命のためにこの国に負っている借りを返したいです」とエモーショナルに語った。
司法長官メリック・ガーランドのスピーチは、法の規定に違反した者は、その個人がどれほど強力な立場であったとしても、「法の上に立つ人はいない」ことを再度示唆した。そのスピーチは、偶然にも、フロリダ州の知事ロン・ディサンティスが約 50 人のベネズエラ移民に虚偽を語り、飛行機に乗せ、マサチューセッツ州のマーサズ・ヴィンヤードに輸送した行動が「違反」の可能性があると、幾人かの批評家が指摘し、司法省は調査をするかとの疑問が提起された絶妙のタイミングで行われた。ディサンティスはバイデン大統領の移民政策が失敗していると批判し、民主党の大統領が米国とメキシコの国境を越える移民の流れを阻止できなかったためであるとして、彼自身の行動を擁護している。一方、マサチューセッツ州はディサンティスを告訴したことが今日(20日)報告された。