
By ABC7 Chicago
最近、インフレーションの言葉が頻繁に飛び交う割には、さほど物価高を感じない時もある。それは、頻繁に購入する食品や日用品の場合が多い。そして最近気づいたことは、昨年購入した同じ製品が今年微妙に量が減るかまたはサイズが減少したことである。業者は、製品の価格を上げると、消費者が購入しなくなることを恐れて、価格を上げる代わりに製品の数や量を減少させる巧みな方法を生み出している。これはシュリンクフレーションと呼ばれる新たな現象である。つまり、表示価格を維持しながら製品のサイズを小さくする方法を意味する。目立たない方法で、一定量あたりの価格を上げることで、コストを抑えながら利益率を維持するために、主に日用品と食品および飲料業界の企業が採用する戦略のことである。
それらの製品には、日用品であるペーパータオル、石鹸、洗剤、シャンプーなどが挙げられる。また食品ではジュース、ミルク、クッキー、クラッカーなどがある。その最悪の製品にはマーガリン、コーヒー、スープ、シリアル(コーンフレーク)、卵などが含まれている。シュリンクフレーションの最も顕著な食品の1つは卵であり、価格は30〜40%上昇した。以下の製品は、シュリンクフレーションの代表的な例であり、業者がどれほど巧みにインフレに対応しているかを驚くほど明確に示している。以下、バッズフィードによって提供された写真でサイズを比較した製品の中で顕著な10品目を選択してみた。
1. 食料品店の従業員は「ファミリー・サイズ」のクッキーが約 3 オンス小さくなったことに気付いた。
2. 量が13.2 オンス ・バージョンから 10 オンス・バージョンに減少したが、まったく同じ価格で販売されている香ブースター製品がある。
3.ほぼ同じ箱のチーズ・タキートは、21 パックから 20 パックに減少した。
4. 微妙に小さくなったトイレットペーパー。TikTokは、2021 年 10 月に購入したトイレット ペーパーのロールと、同じメーカーで 1 か月後に購入したロールのサイズを比較しているビデオを公開している。新しいロールは著しく薄くなっている。
5. いずれもハーフ・ガロン・サイズのミルクのボックスであるが、新たなものはサイズが幾分小さい。これらの「ハーフ・ガロン」の 1 つは他のものとは異なっている。下方部に記載された量は微妙に異なっている。箱のデザインを変えたため、量の減少に気づかない場合がある。
6.ファミリー ・サイズのクラッカーの箱は、1 ポンド(16オンス)から 14 オンスになった。箱サイズの違いは明白である。
7. 箱のサイズがかなり減少したオルガニック・ペパーミント味のティーパック。
8.缶詰のキャット・ フードは少し背が高くなったが、量は0.7 オンス減少した。
9. パッケージの再設計により、この製品の含有量が 1.5 オンス少なくなったカフェィン抜きのコーヒー。値段はいずれも$12.49である。
10. 容器のデザインを変えて減量したパンテーンのコンディショナー。これは全く同じ製品である。
問題は、インフレーションが改善した時、シュリンクした製品が元のサイズ(数又は量)に戻るかどうかである。このコンディショナーのように、容器の素材やデザインを安いものに変えることで材料費を抑えた製品は、素材やデザインが元に戻る可能性はないかもしれない。しかし、良心的な業者なら値段を下げる場合もある。最近の製品市場傾向は、どのブランドの業者が消費者に対して、良心的であるかに注目するチャンスである。石油会社などは、消費者がボイコットを行わず、高いガソリン代を支払うため、意図的に値段を上げることで、巨大な利益を増加させていることが報告されている。それは、特にカリフォルニアで起きている。需要の減少が現在の供給の増加に追いつくまで、購入を減らすことで、消費者もインフレーションと戦う必要があるかもしれない。しかし、感謝祭後の週末のデパートのバーゲン・セールは、全国的に買い物客が混雑していたと報告されている。