
April 3, 2023 Photo credit by KSAT
前大統領ドナルド・トランプは明日4日の罪状認否のため、フロリダ州パーム・ビーチ国際空港を3日午後に飛び立った。この法的プロセスを担当する裁判官はフアン・マーチャンである。マーチャン判事はニューヨークの裁判で15 年以上の経験があるベテランであり、トランプと彼の仲間が関与する起訴に関連する見出しで話題になっている裁判官である。罪状認否の前日の3日、フロリダとニューヨークでは異なる雰囲気があるようだ。最新の複数の世論調査は大多数のアメリカ人がトランプに対する告訴を認めていることを示した。
トランプは、3日の月曜日にトランプ・タワーに移動するため、フロリダからニューヨークまで飛行機で移動し、火曜日に、自発的に自身を法務執行当局に引き渡すと予測されている。今日の状況は国営テレビの生中継で描写されている。当地時間正午12時半頃にフロリダ州パーム・ビーチ国際空港に到着するまで、フロリダ州のマー・ア・ラゴから9台の護用車を運転するシークレット・サービスに誘導され、赤、白、青の機体および金色の文字で「TRUMP」が飾られている目立つ飛行機に搭乗した後、午後1時頃にパーム・ビーチ国際空港を飛び去った。彼は、明日ニューヨークの刑事裁判所に出廷するための準備を開始したことを示唆している。今日、マー・ア・ラゴ、フロリダ州パームビーチ国際空港、トランプ・タワーなどの周辺の様子が注目されているが、当地時間の正午過ぎに、パーム・ビーチ国際空港近辺の一般道路の片側で、車の走行方向に沿って、平和的な人々のラインが見られた。カメラマン、トランプの旗を持っている人、歓声をあげているトランプの支持者グループ、国旗を掲げている幾人かの人々が含まれていたようである。
一方、ニューヨークでは様子が変わり、トランプ・タワーの周辺の道路は閉鎖されているため人の姿はほとんど見られないが、数十メートル離れた記者団の位置の向かいに「トランプ 2024」のサインを掲げた少数の支持者グループの姿が確認された。市長、ニューヨーク市警を含む当局者は記者会見で、裁判所の前を含めて、一定の場所は、武器保持が禁止されており、警戒体制であることを呼びかけた。ニューヨークの市長エリック・アダムスは「明日、私たちの街に来ることを考えている扇動者がいるかもしれませんが、私たちのメッセージは明確でシンプルです。ニューヨーク市は私たちの家であり、見当違いの怒りの遊び場ではありません」と述べ、同市は「法の支配を尊重」していると警告した。先日、下院議長ケビン・マッカーシーは、抗議活動を行うべきではないと忠告したが、トランプの強固な支持者の一人であるマージョリー・テイラー・グリーンは3月31日、ニューヨークに行くと言い、抗議活動を呼びかけた。アダムス市長は、彼女の名前を挙げ、「具体的な脅迫はありませんが、誤情報や憎悪スピーチを広めることで知られるマージョリー・テイラー・グリーンが町に来ると言っています。あなたが町にいる間、最善の行動をとってください。」との驚きの声明を発表した。
明日4日に刑事裁判所で、トランプの罪状認否のプロセスに関与するフアン・マーチャン判事は 1962 年 7 月にコロンビアのボゴタで生まれ、コロンビアの演劇学校に通い、その後米国に移住し、ニューヨークの私立学校に入学した。高校卒業後、メルチャンは バルーク・カレッジに通い、マーケティング管理の経営学士号を取得した。後にホフストラ大学法律学部で法律を学び、1991 年から 1994 年まで同じ大学で法学博士 (JD)を取得した。マーチャン判事はニューヨーク州刑事裁判所で、トランプおよび彼の同盟者の裁判に関与している。例えば、トランプの最初の政策顧問であったスティーブ・バノンの刑事詐欺事件を監督し、トランプ・オルガニゼーションの脱税事件で、元最高財務責任者であるアレン・ワイセルバーグに実刑判決を下した。
多数派の人々はトランプの告訴を認めている。クイニピアックが3月29日に公開した世論調査によると、アメリカ人の 57 % は、複数の州および連邦犯罪捜査に置かれたトランプが起訴された場合、刑事告発により、トランプが再び大統領に立候補する資格を剥奪されるべきだと述べ、それに反対した率は38%である。SSRSが実施したCNNの3日の世論調査によると、アメリカ人の60%はトランプの起訴を支持している。無所属の62%は起訴を支持し、38%が反対している。民主党の94% は賛成し、そのうち71% が起訴を強く支持している。共和党の79% は反対し、そのうち54% が強く反対している。同じく、3日公開されたABCニュース/イプソスの世論調査では、45%がニューヨーク地方検事に起訴されるべきだと答え、32%は起訴されるべきではないと答え、 23%は不明である。しかし、50% は罪が深刻になると考えており、49% が2021 年 1 月 6 日の議事堂での暴動に関与したトランプが起訴されるべきだと考えていることを示した。また、51% は 2020 年の大統領選挙の結果を変えようとした彼の努力を告発されるべきだと述べている。
トランプは30以上の罪状に直面していると言われているが、それらの罪状はまだ開封されていないため、4日の罪状認否の時まで不明である。トランプは、彼に対応するマーチャン判事に対して、個人的な感情があることを示唆した。先週、彼のソーシャル・メディアでの投稿で、トランプはマーチャンが「私を嫌っている」と述べ、ワイセルバーグに有罪を認めるよう「強引に操作した」と誤情報を伝えた。トランプは、裁判所を変えたいと思っていると言われている。しかし、実際には、この判事を知る人々は「タフな」裁判官であると見ており、誰に対しても公平であるとの評判があると言われている。ニューヨークの大陪審がトランプを告訴した後、両院の共和党議員は数名を除いて大幅に無言である。バイデン大統領は週末ホワイトハウスの外側に居た記者団に、トランプの告訴について質問され、「ノー・コメント」と答え、彼も無言を続けることを示唆した。