最悪の空気汚染と危険な高熱に直面している米国

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米国の複数の都市では、カナダからの山火事による最悪の空気汚染に直面し、危険な空気が北東部を襲った数週間後に住民は屋内に留まるよう警告を受けた。加えて、南部の地域での気温は正常範囲をこえて20度上昇し、異常な高熱に見舞われている地域では、屋内に留まるよう警告を受けている。近年米国では季節に関係なく、どこかで複数の異常気象による災害に直面している。

ここしばらく、米国の多くの都市で、カナダの山火事からの濃い煙が立ち込めている写真が公開されているが、その煙は米国の広範な地域の人々が影響を受けており、いつまで続くのか不明な状態である。クリーブランド、インディアナポリス、ウェスト・バージニア、シカゴ、ピッツバーグ、ニューヨーク、ミネソタ、ミシンガンなど煙の酷い地域の住民は、「非常に不健康」なカテゴリー下に置かれたために屋内に留まるよう警告を受けている。ジョー・バイデン大統領は再選キャンペーンのために米国の各地を訪問している中で、今日28日の午前中にエアフォース・ワンは、煙と靄の厚い層に覆われたシカゴのオヘア国際空港に到着した。ニューヨーク・タイムスの28日の報告によると、ピッツバーグのダウンタウンにある有名な橋が煙に覆われ、ニューヨーク州バッファローでは、国立気象局の気象学者が、市内に漂う「キャンプ・ファイヤーの匂い」は一日中強くなるばかりであると警告した。カナダの山火事シーズンの中で、今年は約500件の山火事が発生しており、そのうち50%は制御不能な状態で燃え続けている。このような状況は、「気候変動による高温が日常的現象となっていることから大気質への影響」が酷い悪循環になっている。ミネソタ州公害防止庁の大気質気象学者デイビッド・ブラウンは、「通常カナダの山火事シーズンは7月初旬まで始まらないが、火災はさらに拡大する可能性が高く、危険な大気質が米国北部を数週間脅かす可能性がある」と述べた。

タイムスによると、現在判明していることは、⑴ 山火事の煙は東に漂っており、ニューヨークを含むいくつかの都市の当局者は住民に対し、日が経つにつれて状況の悪化を予想するよう警告している。⑵ クリーブランドの住民は、可能な限り窓を閉めて屋内に留まるように勧告された地域の一部である。⑶  0から500で表される大気質指数は、28日の早朝に市内で291まで上昇し、空気がすべての人にとって危険であると考えられる点に近づいた。⑷  山火事の煙には、ガス、有害な大気汚染物質、水蒸気、粒子汚染物質が複雑に混合したものが含まれている。また、化学物質、重金属、プラスチックなどの有毒物質や発がん性物質が含まれる場合もある。

Photo credit : ABC News

これに加えて、米国南部の大半の地域では、少なくとも週末にかけて気温が平年より最大20度高くなり、夜になっても気温が下がることはないという。これは、正常な範囲の気温上昇ではない。多くの時間を屋外で過ごすことに慣れている南部人にとってさえ、今週の猛烈な暑さと湿気は28日に、テキサス州から湾岸を越えて北部のミズーリ州、テネシー州、アーカンソー州に拡大した。先週テキサス州とオクラホマ州を襲い、数名の死者を出した猛烈な熱波は米国南部と中部の大部分を飲み込み、カンザス・シティからフロリダ・キーズまで高温指数が危険なほどの高レベルに上昇した。これらの大半の地域では、少なくとも週末にかけて気温が平年より20度まで上昇し、多くの場所で90°F(32°C)後半または100°F(37.8°C)前半に達している。住民らは「この暑さは通常ではない」と述べているという。

今後数日間で暑さ指数が110°F(43.3°C)から120°F(48.8°C)に達する可能性がある主要都市は、ダラス、サンアントニオ、ニューオーリンズ、ナッシュビル、リトルロック、ミシシッピー州ジャクソンなどである。国立気象局は「テキサス州以外の多くの地域は、これまでの季節で最も顕著な暑さを経験することになる」と予測している。数週間にわたって涼しい天候と薄暗い空が続いていた北カリフォルニアのサクラメントとサンワキン・バレーでは、過度の高温警報が出ており、今後国内の他の地域でも暑さが上昇すると気象局は予測している。健康専門家は、103°F(39.4°C)を超える暑さ指数は危険であり、特に運動後や太陽の下で長時間過ごした後は、けいれん、疲労感、熱中症のリスクが高まると懸念している。気象庁は、今週いっぱい「生命を脅かす可能性がある」高湿度の暑さが続き、夜間の気温もほとんど低下せず、太陽が沈んでいる間も季節外れの高温が続くと警告している。

結論として、カリフォルニア州は、山火事のシーズンで近辺の都市が頻繁に黒煙に直面することで知られているが、カナダからの黒煙により、全米で多くの都市が影響を受けている状況に警告が高まっている。また、国立気象局によると、過度の熱警報は非常に危険な熱状態が発生してから 12 時間以内に発令される。最高に暑い指数温度は、少なくとも 2 日間 105°F 以上になると予想され、夜間の気温が 75°F (23.8°C)以下に下がらない場合である。これらの基準は、特に極度の暑さに慣れていない地域では異なる。状況が極限になった時、直ちに予防措置を講じない場合、重篤な病気になり、死に至る可能性があると警告している。多くの地域で多くの人々が危険な高熱の波で生命の危険を脅かしている中で、エアーコンディショナーがない場合でも、危険な熱から自身を保護する方法はある。例えば、① 冷水スプレーをするか、冷たい布で顔や体を頻繁にふく。② 日差しが当たる家の箇所を全て厚手の布製のもので遮断する。カーテンのある窓にはカーテンを完全に閉めることで熱を遮断することができる。③ 食品の買い物など外出する必要がある場合、昼間の最も暑い時間を避け、夕方の時間を選び、冷たい水を断熱ウォーター・ボトルに入れ持参する。夜間に室内の空気を循環させる方法で、一部または全ての窓を開けて、扇風機を利用することなどが挙げられる。

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